山口大vs島根県立大(中国地区大学野球二部秋季リーグ戦)
Author: 惣一郎
☆岡山県野球場 2010年10月16日
島 400001000=5
山 100000000=1
▽二塁打 倉本(4回)
▽盗塁 浜本(6回)
▽暴投 佐々木/山(1回)
◇島根県立大
(遊)若松
(三)西村翔
(中)佐々木
(右)古川
(指)寺本
(一)西川
(捕)浜本
(二)河原/ごうばら
(左)金山
打左 竹内
(投)椋木/むくのき
◇山口大
(中)今浦
(捕)奥平
(三)吉崎
(指)岩崎
(一)倉本
(右)生田
(遊)下平
(左)山本
打 陶延/すえのべ
左 高倉
(二)井本
(投)佐々木
投 岩井
1年ぶりに中国地区の二部リーグを観戦。
優勝のゆくえは岡山大と山口福祉文化大に絞られていますが、それとは関係なく選手のプレーは熱い。
名誉も世間の注目もないリーグですが、それだけに楽しそうです。
この試合の殊勲選手は島根県立大のサウスポー椋木。
172センチと背丈は並ですが、完成度の高そうなピッチャーです。
ゆったりとしたフォームでタイミングを崩し、よく腕を振って投げ込んできます。
球速はさほどでもない(出て130?)でしょうが、打者は相当打ちづらく感じているはず。
左らしく曲がり落ちるカーブも使います。
この日、立ち上がりに山口大の佐々木にタイムリーを浴びましたが、それ以降は危なげなく5安打1四球完投。
エースが試合を作れば勝てる典型のような試合でした。
一方、山口大の先発サウスポー佐々木は乱調。
初回に連打と暴投などで一挙4失点し、早くも2回にマウンドを下りてしまいます。
代わった岩井は右のスリークォーター。
もっぱら右バッターのアウトコースにボールを集めるピッチングで、右打者8人の打線を相手に好投。
さほど制球もよくなかったですが、一球ごとに叫ぶ気合いでゲームをしっかり作りました。
が、山口大は打線が封じられて反撃ならず。
6回表には1死三塁からだめ押しの犠牲フライを打たれ、そのまま押し切られました。
声の大きさと元気の良さが印象的な島根県立大、ノっている時は相当強そうです。