2002年11月の記事
智弁和歌山vs平安(秋季近畿大会決勝)
日曜日, 11月 10th, 2002
☆西京極 2002年11月10日
智 011000010=3
平 00002400×=6
▽本塁打 嶋田(3回、服部)西村2ラン(6回、本田)前田(8回、服部)
▽三塁打 森川(6回)
▽二塁打 西野(6回)
◇智弁和歌山
(捕)上野
(遊)堂浦
(左)嶋田
(一投)本田
(右)山崎
(三)森川
(中)山本
(二)前田
(投)坪内
打 加藤
一 須山
◇平安
(捕)原
(三)白滝
(左)西村
(中)西野
(一)山原
(右)増田
打 竹原
走右 近藤
(投)服部
(遊)松崎
(二)山沢
※1回裏から観戦
今夏準優勝した智弁和歌山は、甲子園経験メンバーを多く残して秋の近畿大会を勝ち上がりました。
そして決勝では平安と対決。
「秋の決勝では勝てない」という妙なジンクスは破れるか。
強力打線に立ち向かうのは、平安の1年生左腕・服部。
右打者にはしつこく内角をつくクロスを連投。
5四球すべてが右打者に与えたもので、一度は背中に通すひやりとした場面もありました。
だがその強気が幸いして智弁に連打を許しません。
智弁の先発は12番をつけた坪内。
長身からゆったりとした投球で相手打線を無難に抑え、3回まで1安打。
中盤、投手交代から試合展開が変わります。
4回、智弁は坪内から本格派の本田にスイッチ。
エースで逃げ切るはずが、5回裏の一死一、二塁から捕手の牽制悪送球と暴投であっさりと2点を献上。
そして6回裏、平安が一気に攻めます。
まずは先頭の三番・西村が左翼へ大アーチを放つと、それを皮切りに打者10人で4点奪取。
連打での猛攻ではなく、本田の調子の悪さにミスが絡んでの大量得点。
智弁は8回に前田のソロで1点を返しますが、反撃もここまで。
やはり決勝に負けるジンクスはあるようです。