福岡大vs早稲田大(明治神宮野球大会大学の部準々決勝)
Author: 惣一郎
☆神宮 2008年11月17日
福岡 000002000=2
早大 00020010×=3
▽二塁打 岳野
◇福岡大
(三)吉次
(右)橋本
(左)坂井
(一)山平
(捕)岳野
(中)甲斐
(二)弓削
打・森木
(遊)小島
(投)門脇
投・大木
投・斉藤
◇早稲田大
(二)上本
(捕)細山田
(中右)松本
(一)原
(三)宇高
(右)山田
打・生島
投・福井
打・川西
投・大西
(左)泉
(遊)松永
打・土生
走・白石
遊・後藤
(投)斉藤
中・小島
ライトアップされた神宮はあいにくの小雨。冷え込む屋根の下で観戦しました。
エース斉藤を軸に黄金期を築いたかに見える早大ですが、全国優勝は斉藤が1年時の選手権のみ。
この神宮はセカンド上本、キャッチャー細山田、センター松本のビッグ3が最終学年。
花道を飾りたい大会ですが、初戦から苦戦を強いられます。
序盤は福岡大のサウスポー門脇に抑えられ、先制は4回。
松本がセンター前ヒットで出塁すると、原が送りバント。
チャンスに宇高がセンター前タイムリーでまず1点。
さらに泉のレフト前で1点を追加します。
あとは斉藤が守りきるだけ、なのですが福岡大も負けてはいませんでした。
2死からポテンヒット(ショートのエラー?)で走者を出すと、
次打者の打球を名手上本がまさかのエラーで生還させてしまいます。
さらに5番・岳野に中越え二塁打を浴びて同点。
1年時は打たれても負ける気配のしなかった斉藤ですが、
進級してからは並の好投手になった印象もあります。
あるいは高3夏から大1の2年間がすごすぎたのか?
しかし、早大の底力はここから。
次の7回からマウンドに上がった福井が好調時の快速球で抑え込み、
その裏の勝ち越しを呼び込みます。
9回は大石が見逃し三振、空振り三振、投ゴロと三人できって逃げ切りました。
福岡大はキャッチャー岳野が強肩と強打で存在感を見せましたが、層の厚さで及ばず。
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