岡山大vs倉敷芸術科学大(中国地区大学野球秋季ニ部リーグ)
Author: 惣一郎
☆岡山県営 2007年9月9日
岡山大 0010100120 =5
倉芸大 2000000004x=6
=逆転サヨナラ=
▽三塁打 小田(1回)
▽二塁打 安藤(7回)岡崎(8回)
◇岡山大
(遊)藤原
(一)近常(ちかつね)
(指)長瀬
(中)岡崎
(捕)尾崎
(左)高原
打 山本龍
走中右 谷原
(右)野村
打 大竹
左 田口
(二)岩崎
(三)安藤
(投)土居
投 吉村
投 上住谷
◇倉敷芸術科学大
(中)松本
(遊)白石
(捕)小田(しょうだ)
(一)山本
(右)井上
(二)山田
(指)三宅
走 勝山
(左)岸本
打左 永末
(三)平野
(投)山内
投 酒井
三部から昇格したばかりの倉敷芸大と、二部では強豪の岡山大の対戦。
前評判をひっくり返し、倉芸大が大逆転勝利を収めました。
ちなみに同日、島根県立大が岡山理大に5点差を追いつく大勝利。
サヨナラデーとでも申しましょうか。
初回、倉敷芸大は岡山大の土居の立ち上がりをついて2点を先制。
が、それ以降は土居の快速球の前に沈黙。
中盤からは岡大がじわじわと追い上げます。
二部では強力な打線がサウスポー山内から小刻みに加点し、9回までに3点差をつけました。
が、ヒットや出塁数の割にあまり得点できなかったのも事実。
これが最後に響くことになろうとは。
9回表、リリーフした倉芸大の酒井は、走者を出すものの3三振。
反撃の準備は整いました。
9回裏、先頭の三宅が四球。
代走の勝山は盗塁死。が、止まりません。
安打、四球、安打で満塁とすると、土居は無念の途中降板。
それまでほぼ完璧に抑えていたのに、野球というのはわかりません。
リリーフした吉村から2番・白石がレフト前ヒット。2者が帰り1点差。
岡大はすぐさま上住谷をマウンドに上げますが、せわしない継投はプロでもうまくいかないもの。
3番・小田がライト前ヒット、ついに同点。
4番・山本に四球を与えて再度満塁となり、5番・井上にレフト前に運ばれゲームセット。
倉敷芸大、劇的な勝利で二部初白星です。