大垣日大vs関西(選抜高校野球大会準々決勝)
Author: 惣一郎
☆甲子園 2007年4月1日
大 300041010=9
関 000000001=1
▽三塁打 平野(1回)
▽二塁打 森田(5回)川辺(9回)
▽盗塁 平野(8回)
◇大垣日大
(中)小川
(二)平野
(左)小林
左 鮎川
(一)大林
(投)森田
(捕)箕浦
(右)北上
(遊)安井
(三)増田
◇関西
(中)高月
(左)高橋
打左 大嶋
(右)中村
(一)森田
(投)川辺
(遊)荒木
(三)榊
投 有安
投 大塚
打 藤井
走 岸本
(捕)三角
(二)谷
初回の攻めが全て。終わってみるとそんな印象でした。
1回表、大垣日大は先頭の小川がライト前ヒット。
続く平野は初球にバスターからエンドランを敢行、打球は右中間を破る三塁打!
わずか4球の先制攻撃。
守備力が評価される希望枠でセンバツに選ばれた大垣日大ですが、
打力も強いことはこれまでの試合で証明済み。
さらに関西のフィルダーチョイスも重なり、一気に3点を先制します。
膠着してきた5回表、今度は小林、大林、森田のクリーンアップが3連打。
このイニングで4点を奪い、ほぼ試合を決めました。
今大会、万全の状態ではないながらも勝ち上がってきた関西。
エースの中村は故障で満足に投げられず、主砲の森田も復帰できたばかり。
秋から限られた戦力で苦しい戦いの中、それでも勝ってきました。
が、それも手堅い守りがあればこそ。
2番手で制球のいい川辺がつかまり、野手にミスも出れば負けは仕方ありません。
打線はたびたびチャンスを作りましたが、エース森田に要所を抑えられました。
完封負け寸前の最終回、マウンドを降りた川辺が二塁打。
続く荒木がライト前ヒットで意地の1点を返しますが、ここまで。
力負けした関西、夏はパワフルな本来の姿を見せられるでしょうか。