報徳学園vs神戸国際大付(全国高校野球選手権兵庫大会決勝)
Author: 惣一郎
☆明石公園 2002年7月28日
報 212000000=5
神 000000000=0
▽三塁打 松下(1回)大谷(2回)
▽二塁打 尾崎(1回)長滝(3回)大谷(5回)
◇報徳学園
(遊)尾崎
(左)橋本
(一)松下
(二)長滝
(右)前山
(投)大谷
(中)木下
(三)石井
(捕)荒畑
◇神戸国際大付
(中)北山
投 蓬莱
打 長
投 佐藤
(遊)北島
(投中)坂口
(三)朝倉
(右)武本
(左)東森
(一)中尾
(捕)北川
(二)丸井
兵庫大会の決勝戦、ぶつかり合う両チームの勝ち上がり方はまったく対照的。
準決勝を大逆転サヨナラ勝ちした神戸国際は、決勝進出は初めて。
かたや絶対的なエース大谷を強力打線が盛り立てる報徳は、ここまで全く危なげなくこまを進めてきました。
初回、報徳打線が早くも火を吹きます。
国際のエース坂口から2発の長打と犠牲フライで2点を先制。
2回にも中越え三塁打を放った大谷が石井の左前適時打で生還。
3回にも3長短打と2四球で2点を追加。
国際のエース坂口をあっさり攻略し、降板させます。
神戸国際は、坂口のリリーフに一年生左腕・蓬莱をマウンドへ。
毎回走者を出しながらも、勝負所で抑える好リリーフで希望をつなぎます。
しかし、今日の大谷には5点あれば充分でした。
神戸国際にまったくつけいる隙を与えぬ好投で、5安打無四球11奪三振と完璧なピッチングを展開。
「兵庫のセンバツ優勝校は夏の甲子園に行けない」というジンクスをものともしない試合ぶりでした。
秋からの1年間、県内では無敵だった報徳学園。
いよいよ春夏連覇をかけて甲子園に乗り込みます。