鳴門工vs東洋大姫路(選抜高校野球大会3回戦)
Author: 惣一郎
☆甲子園 2003年3月30日
鳴 000000000=0
東 00000021×=3
▽二塁打 菰方(3回)野崎(7回)
◇鳴門工
(中)佐坂
(遊)新原
(二)呑口
(三)大寺
一 吉田
(投)谷
(一三)浜永
(右)楠本
(捕)小畑
(左)谷口
◇東洋大姫路
(中)原
(遊)大西
打遊 砂川
(投)アン
(右)前川
(三)福永
(左)上野山
(二)野崎
(一)二見
一 佐藤
(捕)菰方
両エースがお互い譲らぬ投手戦を展開。
決着をつけたのは終盤の一打でした。
東洋大姫路のエース・アンのピッチングはほぼ完璧。
右打者の内角に切れ込むクロスファイア、ボール球になるカーブで鳴門工打線を封じ込めます。
一方、鳴門工のエース・谷もテークバックの小さい独特の投球から、低めをついて得点を許しません。
アンが凄いのは走者を出しても平然としているところ。
初戦の岡山城東戦で4盗塁された経験から、この試合ではクセを修正し、クイックで対応。
5回に楠本に内野安打を許しますが、直後の牽制で刺して後続も断ちました。
結局、この日はヒットはこの1本だけ。
毎回の奪三振15、外野飛球がたった3つと最高の内容。
7回裏、東洋大姫路は2死一、三塁から野崎が右越え二塁打を放って2点を先取。
8回裏にも谷の暴投で1点を追加し、ほぼ勝ちを決めました。