花咲徳栄vs東洋大姫路(選抜高校野球大会準々決勝)
Author: 惣一郎
☆甲子園 2003年3月31日
花 000000000100001=2
東 000000000100001=2
=延長15回引き分け=
◇花咲徳栄
(中)田中
(遊)水谷
(三)川嶋
(右)猪口
(投)福本
(捕)清水
(左)田村
左 永山
打 宮脇
左 江崎
(一)川原
(二)鈴木
◇東洋大姫路
(中)原
(左)上野山
(投)アン
(右)前川
(三)福永
(二一)野崎
(遊)大西
(一)二見
打 佐藤
二 砂川
(捕)菰方
※テレビ観戦です
センバツ名勝負の一つでしょう。
花咲徳栄の福本、東洋大姫路のアン、エースの投げ合いは延長規定をもって決着となりました。
いずれも2連投となる両投手ですが、球を投げ込むほどに迫力を増し、相手にほとんどチャンスを与えないまま終盤へ。
9回までに走者が三塁に進んだ回数は、わずか1度ずつ。
10回表、水谷の適時打で花咲徳栄がついに先制。
しかし、その裏に東洋大姫路も上野山の犠牲フライですかさず同点。
再び試合は投手戦にもつれ込みます。
15回表、花咲徳栄は田中のライトフライが落球となり、一気に三塁へ。
川嶋の内野安打で勝ち越します。
その裏、東洋大姫路がまたも粘る。
先頭の原がライト前ヒット、犠打、ファーストゴロで2死三塁。
ここで先程エラーした前川が打席に。
打球はショートへのゴロでしたが、エラーを誘ってまたも同点とします。
花咲徳栄の福本にしてみれば、勝利のチャンスを失いダメージも大きいところ。
が、後続を断って引き分けに持ち込みました。
両チーム合わせて22安打を放ちましたがすべて単打。
あまりにも見事な、誰にも邪魔できない投手戦でした。