報徳学園vs神戸弘陵(春季兵庫県高校野球大会1回戦)
Author: 惣一郎
☆明石公園 2003年4月27日
報徳 000000002=2
弘陵 00000102×=3
▽三塁打 光安(6回)
▽二塁打 柿本(8回)今藤(9回)
◇報徳学園
(中)森本
(三)宮崎
走 石井
三 佐藤
(二)久代
(捕)長野
打捕 仲井
(一)余根田
走 林
一 片山
(右)小野
(左)池田
(遊)河野
(投)高妻(こうづま)
打 今藤
◇神戸弘陵
(三)岩佐
(遊)中村
(二)桂正(けいしょう)
(一)島田
(左)井上
(捕)飯田
(中)西岡
(右)柿本
(投)光安
昨年ののセンバツVメンバーのほとんどが卒業し、戦力的がかなりダウンした報徳学園。
昨年秋も早々と敗退。
そして今日の春の大会も1回戦負け。
夏は苦戦が予想されます。
神戸弘陵の先発は10番をつけた右腕・光安。
球威で勝負するタイプで、前半の報徳打線をほぼ封じる力投を見せます。
報徳の先発はエース・高妻。
こちらは逆に制球重視、グラブを胸元に構えたノーワインドアップから投げ込みます。
3回まではパーフェクトとこちらも好投。
6回の弘陵の攻撃、一死から光安が左中間三塁打すると、続く一番・岩佐は初球スクイズ。
これが内野安打となって弘陵が1点を先取。
全体を通じて弘陵に見られたのは強気の姿勢。
光安の走塁はやや危うかったが、強気で三塁を陥れました。
リードされて報徳はらしくない姿を見せてしまいます。
7回にはキャッチャー長野がなんでもない邪飛を落球。
8回には高妻が下位に連打を浴び、自らのバント処理ミスもあって一死満塁のピンチ。
ここで三番・桂正は二度目のスクイズ、これを二塁手が後逸し一気に二者生還。
これでほぼ勝負あり。
9回、報徳は二死二、三塁から代打・今藤の左翼線二塁打で2点を返しましたが反撃もそこまで。
緊張の切れなかった光安が一番・森本を遊ゴロにうちとり、勝利しました。