常総学院vs東北(全国高校野球選手権大会決勝)
Author: 惣一郎
☆甲子園 2003年8月23日
常総 000300010=4
東北 020000000=2
▽三塁打 大崎(4回)宮田(9回)
▽二塁打 横田(2回)片岡(2回)加藤(2回)古川(3回)坂(4回)吉原(4回)平野(5回)
◇常総学院
(左)平野
(中)泉田
(遊)坂
(一)松林
(右)吉原
(捕)大崎
(二)井上
(三)宮田
(投)磯部
投 飯島
◇東北
(右)家弓
打 高梨
(遊)宮田
(中)大沼
(一)横田
(左)片岡
(三)加藤
(捕)佐藤
(投)ダルビッシュ
(二)古川
※テレビ観戦です
常総学院初優勝。
老将木内監督にとっては、2度目の夏優勝です。
木内監督は「木内マジックなんてない」とマスコミに語るのですが、
素人からするとあるようにしか思えない。
今日先発した磯部が2回に3連続二塁打で2失点したとみるや、
3回からはサイドハンドの飯島にスイッチ。
見事に無失点で抑えきり、味方も反撃して優勝投手に。
そして、7回裏2死満塁のピンチ。
東北の4番・横田の打球が坂のグラブに収まるショートライナ-。
これも、ひそかに守備位置を指示したのでは……なんて、思ってしまうわけです。
そういう風にあれこれ考えさせてしまうのも、知将の強みでしょうか。
一方、東北の若生監督は、右足すねを負傷したダルビッシュをマウンドへ。
打席では打っても走れないのを承知で投げさせました。
(そのため、2回裏の追撃機に併殺打)
今大会有名になった真壁もブルペンスタンバイしていたのですが、交代はなし。
打ち込まれた場面がなかっただけに、そのままいきましたね。
ダルビッシュはじめ、東北には有望な2年生が多くいます。
1年後の彼らも楽しみですね。