神戸国際大付vs社(秋季兵庫県大会準々決勝)
Author: 惣一郎
☆明石公園 2003年9月28日
国際 000001000=1
社_ 00000110×=2
▽三塁打 寺田(8回)
▽二塁打 堂本(1回)金川(7回)
◇神戸国際大付
(左)折田
(二)堂本
(右)押野
(一)古川
(中)鎌田
打中 伊田
(三)正木
(捕)桜井
(投)蓬莱
(遊)本郷
打 中上
遊 日笠
◇社
(遊)宮田
(二)朝井
(三)小堀
(左)坂本
中 日下部
(右)寺田
(一)嶋田
(中左)藤原
(捕)金川
(投)大前
県内で無失点記録を持つ国際のサウスポー蓬莱。
これを阻んだのは、まだ1年生ながら将来を感じさせるピッチャーでした。
社の大前は長身のサウスポー。
内外角へ速球を投げ分けて、強打の国際からヒットは打たれても適時打を許しません。
一方、蓬莱は貫禄のあるピッチング。
1年の時から公式戦を経験した好左腕は、左投手特有のクロスと変化球で好投。
フィルディングも良く、バント処理で一塁走者を刺すシーンも。
試合が動いたのはグラウンド整備直後の6回。
神戸国際は一死二、三塁のチャンスに八番・蓬莱がスクイズを決めて先制。
しかし社もその裏に3連打であっさり同点に。
続く7回裏には、二死二塁から二番・朝井が左前適時打を決めて逆転に成功。
難攻不落の蓬莱から2点を奪います。
8,9回は大前が抑えて逃げ切りに成功。
神戸国際は前半こそさかんに出塁していたが、後半は打撃が淡白で蓬莱を援護できませんでした。
なお、8回裏の社の攻撃で、1死三塁から犠牲フライで1点追加したかに見えたのですが、取り消しに。
サードランナーのタッチアップが早いというアピールがあったためです。
これで国際に流れが来るかと思ったのですが…。