駒大苫小牧vs済美(全国高校野球選手権大会決勝)
Author: 惣一郎
☆甲子園 2004年8月22日
済美 230013010=10
駒苫 10230331×=13
▽本塁打 小松(6回、鈴木)糸屋2ラン(6回、福井)
▽三塁打 林(1回)糸屋(3回)五十嵐(4回)
▽二塁打 西田(1回)佐々木孝(3回)沢井(4回)福井2(5,9回)鵜久森(6回)田坂(6回)佐々木孝(7回)桑島(7回)
◇済美
(中)甘井
(右一)小松
(一)水本
投 藤村
右 坂本
(左)鵜久森
(捕)西田
(二)野間
(三)田坂
(遊)新立
(投右投)福井
◇駒大苫小牧
(中)桑原
(左)沢井
(二)林
(左)原田
(捕)糸屋
(遊)佐々木孝
(一)桑島
(投)岩田
投 鈴木
(三)五十嵐
9回表2死、鵜久森の打球は、ショートを守る佐々木主将の頭上へ。
フライをしっかりとグラブに収めた佐々木は、後方に軽やかにステップを舞う。
白銀のカーテンをこじ開け、北の大地に優勝旗がひるがえった瞬間でした。
ますは駒大苫小牧の皆さん、おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。
歴史に残る壮絶な打撃戦を制し優勝したのは見事の一言。
今日は外野席で観戦していましたが、立て続けの長打には驚きました。
3時間にも及ぶ長期戦にも関わらずだれた印象がなかったのは、
両チームが早いカウントから積極的に打っていったからでしょう。
一方気の毒だったのが済美・福井投手。
ここまで4試合を投げ抜いた疲労は隠せず、本調子とはほど遠い投球になりました。
やはり複数の投手を擁して望まないと、優勝は難しいようです。
駒大苫小牧は今日登板した岩田、鈴木、それから松橋と、
3人の投手をうまく使っていましたよね。
ともかく好ゲームを見せてくれた選手の皆さん、ありがとう。お疲れ様。