市和歌山商vs神村学園(選抜高校野球大会2回戦)
Author: 惣一郎
☆甲子園 2005年3月31日
神村_ 010002200=5
市和商 000010200=3
▽本塁打 川端2ラン(7回、野上)
▽二塁打 作増(2回)野上(3回)天王寺谷(6回)伊藤(7回)
◇神村学園
(三)寺田
(二)馬沢
(捕)椎葉
(右)天王寺谷
(左)鎌田
左 金堀
(中)橋野
(一)作増(さくます)
(投)野上
(遊)谷口
◇市和歌山商
(遊)川端
(中)信下
(二)梶本
(左)伊藤
(三)皆本
(右)坂
(一)中家
打 山本
一 谷奥
打 東
走 星河
(捕)上野
(投)田島
初出場の神村学園が市和歌山商を降してベスト8進出。
素人でも思いつく、神村が勝てる理由。
それはエースと4番が仕事しているからです。
当たり前といえば当たり前。
まず4番の天王寺谷。
この左バッターのすごさは破格のスイングスピード。
速球をとらえることも容易でしょうし、普通の打者より長く待ってからスイングを始動することもできる。
2回表、先頭の天王寺谷がセンター前ヒット。
2死を取られた後、作増の左中間二塁打で生還、1点を先制します。
6回表、今度は無死一塁での打席。
左中間二塁打を放って一走を生還させると、自分も中継プレーの乱れの間に一気に本塁へ。
7回表は打席が回ってきませんでしたが、味方打線が外野手のエラーなどで2点を追加。
ほぼ試合を決定づけます。
そして、もう一人の主役はエース野上。
スライダーを武器とするピッチャーで、完封するほどのピッチングもしませんが、崩れもしません。
剛速球投手よりも、えてしてこういうタイプの方が勝ち上がるもの。
今日も川端に2ランは浴びるなど、ちょくちょく打たれましたが最後は逃げ切りました。