青山学院大vs亜細亜大(東都大学野球春季リーグプレーオフ)
Author: 惣一郎
☆神宮 2006年5月31日
青大 200002010=5
亜大 000010100=2
▽本塁打 三沢(5回)
▽二塁打 末沢(4回)小粥(9回)
◇青山学院大
(中)大崎
(二)小窪
(遊)円谷
(右)横川
(左)楠城
(一)山川
(指)吉田
指 前田
(捕)田仲
(三)高畠
(投)高市
◇亜細亜大
(三)今村
(二)末沢
(一)中田
(中)岩本
(右)小粥(おがい)
(捕)浜岡
(指)三沢
走 古吟
(遊)芋岡
打 金野
(左)牧田
打 地神
(投)岩見
投 白倉
投 倉又
投 糸数
投 浜田
※2回裏から観戦
東都大学のプレーオフ(優勝決定戦)を観戦。
「戦国東都」と呼ばれる名物リーグ、つねづね観戦したいと思っているのですが、
基本平日開催なのでなかなかチャンスに恵まれず。
プレーオフが18時から開催されるということで、思い切って仕事帰りに神宮に行ってみました。
青学に2連勝してくれた東洋大に感謝ですね。
青学はエース高市を出すのは当然として、亜大は細かい継投を使ってきました。
私が来たときは白倉でしたが、彼は2番手だったようです。
高市の持ち味は打てそうで打てないところ。
正確にはわかりませんが多数の球種を操って、強力打線の亜大を手玉にとっていきます。
亜大といえば3番・中田、4番・岩本のスラッガーコンビが注目されていましたが、
経験豊富な高市の前に二人とも無安打。
逸材といっても下級生、高市に翻弄されてしまいました。
亜大は上級生が奮起します。
5回、浜岡の当たりはポール際の大飛球、残念ながらファールの判定
結局ライトフライに倒れましたが、直後の三沢が打ち直しのようにライトスタンドへ一直線に打ち込み、1点差。
打線はむしろ亜大の方が活発だったのですが、堅実さでは青学の方が上。
6回、8回と送りバントの後のヒットという定石通りの得点で亜大を突き放します。
亜大は8回にスクイズで1点を返し、9回は2死一、二塁と最後のチャンス。
ここで打席には牧田に変わって1年の地神。
しかしあっさり三球三振に倒れゲームセット。
3打席で目が慣れた牧田を下ろしたのはちょっと引っかかりますが、
そこは素人ではわからない何かがあるのでしょう。
若い亜大を、経験豊富な王者・青学が降してリーグ3連覇達成です。
絶対的エースに手堅い打線、そしてショート円谷(8回にセンター前抜けようかという当たりを好捕&ランニングスロー)を代表する高い守備力。
素質のある選手はいるが粗い亜大に比べ、やはり強かった。
選手権では無敗の記録を継続できるかどうか、注目されます。