玉島商vs金光学園(全国高校野球選手権岡山大会準々決勝)
Author: 惣一郎
☆倉敷マスカット 2007年7月23日
金光学園 020000002=4
玉島商_ 100001000=2
▽三塁打 山本(1回)
▽二塁打 松浦(9回)
◇金光学園
(中)茅原
(左)永岡
(遊)青柳
(三)松浦
(一)平田
(二)伊東
(投)小倉
(捕)佐原
(右)中桐
◇玉島商
(遊)赤沢
(二)安藤
(右)柚鳥(ゆとり)
(投)山本
(中)牧口
(左)小原
(一)大西
(捕)中山
(三)野村
甲子園は未経験ですが、今大会の優勝候補にも上げられている金光学園。
今日の主役は左腕エースの小倉。
投げてはもちろん、打って走っての活躍でした。
1点を取られて迎えた2回裏、1死一、二塁のチャンスに自らライト前タイムリー。
さらに次打者の佐原が三振する間に盗塁も決めます。
後続の中桐がレフト前に運んで2点目。
これに気をよくしたのか、小倉はテンポ良く投げていきます。
彼の特徴は、比較的小柄ながら体が跳ねるようなピッチングフォーム。
速球とカーブで打者を打ち取ります。
内野守備も軽快です。
6回表、無死一塁でピッチャー前バントを素早く処理、1-6-3のゲッツー。
この後連打で1点こそ失いますが、勝ち越しは許さず終盤へ。
玉島商の長身ピッチャー山本も好投し、同点で9回表を迎えます。
先頭の4番・松浦が右中間へ二塁打、さらにヒットと四球で満塁。
ここで打席にはまたも小倉。一二塁間を抜けるヒットで2者を返し、勝ち越しに成功します。
9回裏は簡単に三者凡退で締めくくり、ベスト4進出を決めました。