岡山理大付vs金光学園(全国高校野球選手権岡山大会準決勝)
Author: 惣一郎
☆倉敷マスカット 2007年7月26日
金光学園_ 000300000=3
岡山理大付 02000300×=5
▽本塁打 浜野(小倉、2回)
▽三塁打 浜野(3回)
▽二塁打 小倉(4回)
◇金光学園
(中)茅原
投 田中
(左中)永岡
(遊)青柳
(三)松浦
(一)平田
(二)伊東
(投)小倉
(捕)佐原
打 大山
(右)中桐
◇岡山理大付
(右)藤谷
(中)池田
(左)梅田
(二)吉田
(捕)浜野
(遊)高田
(一)山口隆
(投)中嶋(なかしま)
(三)大北
今夏は本命のいない岡山大会。
甲子園未出場ながら強化している金光学園を優勝候補に推す雑誌もありました。
そんな金光学園の正念場、理大付戦がやってきます。
金光学園の先発は、左腕エースの小倉。
上背はありませんが、キビキビと投げます。
速球とカーブのコンビネーションで勝負。
先手を取ったのは理大付。
2回裏の1死から浜野レフトスタンドへソロホームラン。
そこから下位打線の4連続単打でさらに1点追加。
先制こそホームランでしたが、今年の理大付はまず出塁の意識が強いのか、
記録ではシングルヒットが目立ちます。
逆転された後の6回裏の攻撃も、3点取りながら長打ゼロという、
理大付のイメージに合わない攻撃。
エラー、犠打、ヒット、フォアボールで1死満塁とすると、3番・梅田の犠牲フライでまず1点。
続いて4番・吉田がセンター前に運んで2点目。
そして5番・浜野の打席。
一塁走者の吉田が牽制でランダウンプレーとなった隙を突き、三塁走者の池田がホームイン。
なんとも理大付らしくない追加点です。
投げてはエースの中嶋が3失点完投。
スピード、制球ともさほどではありませんが、長身からの角度ある投球が持ち味。
完璧に抑えはしませんが、崩れることもなく投げ抜きました。
攻撃はいつもと一味違う理大付、3年ぶりに決勝進出です。