高松商vs尽誠学園(全国高校野球選手権香川大会決勝)
Author: 惣一郎
☆サーパススタジアム 2007年7月30日
高松商_ 100000000=1
尽誠学園 01000100×=2
▽本塁打 馳平(2回、岡崎)
▽三塁打 古川(2回)
▽二塁打 山下(3回)小林(8回)
◇高松商
(右)多田
(二)井上
(捕)西中
(一)小林
(中)藤沢
(投)岡崎
(左)太田
打 三好
左 大塚
打 谷本
(三)瀬戸
打 静
(遊)白井
◇尽誠学園
(二)山下
(遊)杉山
(左)高畠
(三)高尾
(捕)馳平
(投)藤井
(一)木内
(中)古川
(右)赤穂(あかほ)
※テレビ観戦です
地元のテレビせとうちは、岡山と香川の高校野球の予選を放送します。
今日は香川の決勝を見てみました。
決勝に勝ち上がったのは古豪・高松商と全国でも有名な尽誠学園。
2002年頃から高校野球を見始めた自分の中では、尽誠といえば香川屈指の強豪のイメージがあったのですが、
04年夏以来甲子園の出場はありません。
一方の高松商も96年夏以来甲子園はご無沙汰。
先制したのは高松商。
1回に先頭の多田が四球で出塁、井上が犠打、西中がセンター前ヒット。
オーソドックスに1点を奪います。
尽誠の先発は、左腕エースの藤井。
小柄でコントロールで勝負するピッチャーです。
尽誠といえば02年の井上のイメージがある私としては、なんだか意外でした。
彼以外の選手も私学らしく大型選手揃いではありません。
が、そこは強豪。力強く点を取り返します。
2回裏、先頭の馳平がレフトスタンドへソロホームラン。
スリークォーターの岡崎の出鼻をくじきます。
ここからゲームは投手戦に。
決勝独特の緊張感を保ちながら、淡々とゲームが進行します。
こういう時ターニングポイントになるのは四球やエラー。
6回裏、尽誠は2四球と犠打で1死二、三塁。
高松商は満塁策を選択。打者は7番・木内。
木内は粘った末にレフトフライを放ち、三塁走者がタッチアップ。
藤井がこの1点を最後まで守りきりました。
力感はありませんが、大きく曲がるカーブとコースをつく速球で好投。
尽誠学園が投手戦を制して3年ぶりの甲子園に出場します。