島根大vs山口大(中国地区大学野球春季二部リーグ)
Author: 惣一郎
☆岡山県営 2009年4月11日
島根文 000001100000 =2
山口大 000000020001x=3
=延長12回サヨナラ=
▽二塁打 竹腰(6回)
◇島根大
(中)原田
(二)佐々木
(左)竹腰
(指)井上
(三)植田敬→打三・松永
(右)赤木
(一)大元
(遊)加藤
(捕)松浦
(投)小谷
◇山口大
(指)岩瀬
(遊)宮間
(右)花谷
(左)田村→走中・今浦→打・山田
(三)吉崎
(中)石原→打・生田→左・高倉
(一)倉本
(捕)奥平
(二)竹本
(投)兼子
名勝負、というのは東京六大学や甲子園の専売特許ではありません。
地方の二部リーグにだってあるのです。
島根大の小谷、山口大の兼子がそれぞれ好投。
木製バットの大学野球は、投手がその持ち味を発揮すればなかなか点は取れません。
延長12回、見事な投げ合いの結果は山口大のサヨナラ勝ち。
○試合経過
6回表、島根大
2死一、二塁から竹腰の二塁打で1点を先制。
7回表、島根大
2死一、三塁から原田のライト前タイムリーで1点を追加。
8回裏、山口大
1死二、三塁から田村の一ゴロが失策となり1点を返す。
さらに代打の生田がライト前タイムリーを放ち同点。
12回裏、山口大
2死満塁から吉崎がライト前タイムリーを放ち、サヨナラ。
スコアブックから振り返ると、島根大は6,7回とも「無死一、二塁」の形を作りながら無策で2者が凡退しています。
ここで1死二、三塁とできていたら、展開は違っていたかもしれません。
逆に山口大は、得点した回には犠打を成功させていました。
もちろん、いつも送りバントが正解というわけではないですが、こと1点を取りたいときに有効な作戦ではあります。