広陵vs帝京(選抜高校野球準々決勝)
Author: 惣一郎
☆甲子園 2007年4月1日
帝 601000000=7
広 000001000=1
▽本塁打 中村(1回、野村)杉谷翔=満塁(1回、野村)
▽三塁打 上原(1回)
▽二塁打 本間(6回)小林2(5、9回)
◇帝京
(中)本間
(二)上原
(遊)杉谷拳
(一)中村
(捕)鎌田
(三)長田
(左)高津
(右)杉谷翔
(投)垣ヶ原
◇広陵
(中)檪浦
(遊)上本崇
(三)土生
(左)山下
(一)福田
投 野林
(投一) 野村
(捕)小林
走 岡田和
(右)前田
走二 白川
打 有水
(二)林
打 大磯
右 岡田淳
第1試合(大垣日大vs関西)と同じく、これまた初回の攻防が全て。
実力者同士の対戦でこうも一方的になるとは、誰が予想したでしょうか。
1回表、帝京は1死から上原がライト越えの三塁打。続く杉谷拳がレフトへ犠牲フライを放ち、1点先制。
打撃の帝京はここからでした。
まずは4番の中村がライトスタンドへ運び、豪快に2点目。
ここから鎌田、長田、高津の3連打で満塁。
そして8番の杉谷翔の2球目がまたもライトスタンドに……。
好投手野村がまさかの6失点。
(※どういうわけか、このイニングのヒットは全て右方向)
決して6点は絶望的な点差ではありませんが、取り方が豪快すぎました。
さらに広陵に追い打ちをかけたのは、帝京の先発サウスポー垣ヶ原。
2回戦で指を負傷したエース大田に代わっての登板ですが、安定感は抜群。
1回、2回と淡々とパーフェクトに打ち取ります。
その後、野村も立ち直り、試合はほとんど動きなし。
広陵は6回に1死二、三塁から山下のショートゴロで1点を返すにとどまりました。
エースが欠けても問題なし、帝京が層の厚さを見せつけてベスト4進出です。