智弁和歌山vs東邦(選抜高校野球大会2回戦)
Author: 惣一郎
☆甲子園 2003年3月22日
智 0030200001=6
東 0200003000=5
=延長10回=
▽三塁打 本田(5回)
▽二塁打 三浦(2回)堂浦(3回)江口(7回)森川(8回)草野(8回)上野(10回)
◇智弁和歌山
(捕)上野
(遊)堂浦
(左)嶋田
(一投)本田
(右)山崎
(中)山本
(三)森川
(二)森本
(投)滝谷
一 須山
◇東邦
(三)江口
(遊)馬場
(一)高山
(二)堀井
(捕)草野
(投)三浦
(中)糠谷
(左)新山
(右)石黒
打 岩田
右 坂野
※テレビ観戦です
常連校同士の駆け引きが堪能できた好ゲーム。
抜きつ抜かれつの点の取り合いでしたが、お互い無失策と引き締まった展開となりました。
東邦の三浦、智弁の滝谷という左腕の投げ合いで試合がスタート。
2回裏、東邦は三浦と糠谷の連打で2点を先取。
すかさず3回表、智弁が滝谷の中前打をきっかけに堂浦の二塁打などで3点を返します。
その後、頻繁に安打を放って出塁した智弁に対し、東邦は滝谷の好投に6回まで沈黙。
5回表には本田の中越え三塁打などで2点を追加される。
7回裏、東邦は投手交代からチャンスをつかみます。
一死から三浦が左前打したところで智弁は滝谷からエース本田にスイッチ。
ところが調子が今ひとつの本田は安打と四球で二死満塁としてしまい、江口の中越え二塁打で3人が返り同点となります。
熱戦に終止符を打ったのは智弁。
10回表、一番・上野が二死二塁の好機に初球を叩いて勝ち越しに成功すると、その裏、復調した本田が三者凡退にきって逃げ切り勝ち。
この試合、東邦の選手がホームラン性のあたりを放ってガッツポーズするシーンがありました。
が、打球は失速し、走っていなかったので二塁打に。
競り合いだっただけに、三塁まで行っていれば……。
野球にタラレバは禁句ですが、勿体なかったですね。