日南学園vs甲府工(選抜高校野球大会1回戦)
Author: 惣一郎
☆甲子園 2004年3月23日
日南_ 010100000=2
甲府工 00000012×=3
▽本塁打 井上(4回、三森)
▽三塁打 杉田(1回)
▽二塁打 山本(3回)村田(7回)宮下(8回)水野隼(8回)菅原(8回)
◇日南学園
(遊)西本
(二)加藤
(中)杉田
(一)田中
(右)舛巴
(捕)井上
(左)比嘉
(三)結城
打 尾前
(投)中萬
打 岩下
◇甲府工
(遊)宮下
(二)金平
打 水野隼
二 折居
(右)菅原
(一)村田
(中)後藤
(左)初鹿
左 小林
(三)梅原
打 水野元
三 田村
(投)三森
(捕)山本
甲府工が耐えて終盤の逆転劇につなげました。
先発は10番をつけた三森。
エースの水野隼は昨年11月に肘の手術をしたばかりで、甲子園のマウンドを控えに譲ることに。
大舞台を任された三森は、球速はなくとも大崩れしない投球が持ち味。
2回に内野のミスから先制され、4回には大会第一号となるソロ本塁打を浴びるも、
それ以降は走者を毎回出しながら追加点だけは許しません。
日南学園の先発はエース・中萬。こちらは130キロ台の速球が主体の打ち取るピッチング。
スピードは違いますが、フォームは先輩の寺原を意識していたように思います。
さて、両投手の投げ合いで進んだ7回裏。
甲府工が中越え二塁打から犠牲フライで1点。ようやく得点します。
すると、続く8回には二死から1番・宮下の打球が左中間スタンドへ。
これがラバーフェンスに当たったとされてエンタイトル二塁打に覆ったものの、
代打・水野隼と三番・菅原に立て続けに二塁打を放ち、一気に逆転に成功します。
流れというのはわからないものですね。
ちなみに、昨夏甲子園で投げた蕭一傑投手の出番はなし。
年齢制限により、彼の高校野球は選抜で終わりです。
ゲームセットの瞬間をブルペンで迎えた蕭、何を思ったか。