同志社大vs立命館大(関西学生野球春季リーグ)
Author: 惣一郎
☆西京極 2004年5月25日
同志社大 000000015 =6
立命館大 021100003x=7
=9回逆転サヨナラ=
▽本塁打 緒方(4回、染田)
▽二塁打 保良(3回)荒川(9回)阿部文(9回)
◇同志社大
(遊二)荒川
(一)大西
投 森中
打 土田
左 安田
(中)金沢
(二遊)尾上
(三)阿部文
(左)岩本
左 松浦
走 岸
投 田林
(右)後藤
(捕)桑原
(投)染田
打 田中
一 和田
走 井上拓
一 萩原
◇立命館大
(中)赤松
(二)後界
打 松井
(右)西岡
(三)中村真
三 西村
(左)保良
(捕)中井純
(遊)藤崎
打 吉野
(一)緒方
(投)黒田
投 中井敦
投 池添
打 三宅
走 籾山
今まで見た中で一番の逆転劇は?
と聞かれたら、私はこの試合を挙げます。
9回までは敗色濃厚だった同大が一気に逆転するのですが、
その裏、守備の乱れからまたも逆転、サヨナラ負け。
敗戦投手となった田林はショックでしばらくベンチを動けず、なんとも気の毒でした。
ちなみに、サヨナラヒットを打った西村と、打たれた田林はともに智弁和歌山の出身で同じ2年生。
そう、02年の甲子園準優勝メンバーです。
かつてのチームメートが敵味方に分かれるというのも面白いですね。
一つ残念なのは、得点のきっかけにエラーが多かったこと。
9回表裏のビッグイニングには内野ゴロの処理ミスが絡んでいました。
それも野球なのですが、大学野球の好カードとしては寂しい話。
どちらの投手陣もいいピッチングをしていただけに、
ここは好守も見せて欲しかったですね。
特に、立命の黒田は1年とは思えぬ制球の良さでした。
8回までは危なげなかった。
そして同大の中継ぎ・森中も5-7回をパーフェクトに抑える好投。
彼なくして最初の逆転はなかったですね。