天理vs柳ヶ浦(選抜高校野球大会1回戦)
Author: 惣一郎
☆甲子園 2005年3月25日
柳ヶ浦 000000000=0
天理_ 01010101×=4
▽三塁打 眞井(4回)
▽二塁打 工藤(3回)田中充(4回)橋間(6回)藤原(7回)
◇柳ヶ浦
(遊)大野
(二)工藤
(三)柴山
(捕)久恒
(投)山口
(一)高田
走 福田
(左右)平見
(右)田上
打 前嶋
左 青山
(中)常深(つねみ)
◇天理
(右)松原
(三)高田
(左)眞井
(中)田中充
(捕)橋間
(一)東
(二)森川
(投)小倉
(遊)藤原
※テレビ観戦です
柳ヶ浦のエース、山口は150キロ台の速球を投げると評判のピッチャー。
当然チームは優勝候補に挙げられていましたが、
こういう数字ばかりが先攻してしまうチームはあっさり負けることもしばしば。
今回は甲子園慣れしている天理に攻略されてしまいました。
2回裏、天理は橋間が四球で出塁すると、盗塁と犠打で1死三塁のチャンスを作ります。
ここで監督の息子さんである森川が一塁へプッシュバントぎみのスクイズを決め、はやばやと先制。
4回にて眞井、田中充の中軸に連続長打が飛び出し1点追加。
このあたりで山口の剛速球がさほどでもない、という雰囲気に。
6回、山口は走者を自分の牽制悪送球やボークで進めてしまい、
田中充に犠牲フライを打たれ3点差。
ちなみにボークとなった1球は145キロを記録。
8回には満塁から押し出し四球、これでほぼ勝負が決まりました。
打線も悪くない柳ヶ浦でしたが、天理のエース小倉にスイスイ投げられ完封。
小倉の球速はたしか120から130。
山口とは比べものになりませんが、彼にはコーナーワークと落ち着きがありました。
昨夏ベスト8の天理、貫禄を見せつけての1回戦突破です。