春日部共栄vs大阪桐蔭(全国高校野球選手権大会1回戦)
Author: 惣一郎
☆甲子園 2005年8月8日
春日部共栄 031020100=7
大阪桐蔭_ 20104020×=9
▽本塁打 鶴岡(4回、辻内)中田(7回、今井)
▽三塁打 平田(5回)
▽二塁打 佐藤(2回)中田(3回)謝敷(5回)米川(5回)鶴岡(7回)林(7回)
◇春日部共栄
(二)山口
二 長瀬
(遊)前田
(中)井上
(捕)鶴岡
(一)射手矢
(右)渡辺
(三)佐藤
(左)斉藤
左 呉屋(こや)
(投)難波
投 今井
打 石川
◇大阪桐蔭
(左)篠原
(二)謝敷
(三)小林
(中)平田
(一投)中田
(右)米川
(投一)辻内
(捕)川本
(遊)林
今日一番の好カードでしょう。
観客の期待は大阪桐蔭のドラフト候補、エース辻内とスラッガー平田。
しかし、話題をさらったのは1年生の中田。
辻内は初回に148キロを記録し甲子園をどよめかせますが、
コントロールが致命的に悪く、味方の得たリードを守れません。
暴投は2度記録。
150キロに迫るショートバウンド、キャッチャーは大変なんてものじゃないです。
また、平田もヒットこそ記録していますが、大会屈指の大砲にしては打球が上がらない。
結局、辻内は5回に3四球を出して降板。
2死満塁という大ピンチで中田がリリーフします。
中田は2四球を出して2点を失いますが、本領発揮したのはそこから。
剛速球をビシビシ投げて、共栄打線を抑え込みます。
打っては同点で迎えた7回裏、一直線にレフトスタンドへ突き刺さる一発。
このホームランが決勝点となりました。
投打とも先輩を上回る素質と持つという中田。
打っても投げてもすごいルーキーの活躍で、桐蔭が2回戦進出です。