関西vs石見智翠館(秋季中国高校野球大会準決勝)
Author: 惣一郎
2009年10月31日 米子市民球場(どらやきドラマチックパーク)
☆スコア
石見智翠館 000000000=0
関西 10100201×=5
▽二塁打 磯本、船守2(関)
(石)7富山、4深江、1戸根、5陳、2別所、9今西、3高山→H野原、6河野→H近藤、8野村
(関)5渡辺謙、8磯本、4福井、2植田、7渡辺雄、1堅田、9山口、6西田、3船守
選抜出場を賭けた最後の大一番。
第1試合は岡山の強豪関西と、江の川といった方が通りがいい石見智翠館の対戦。
石見智翠館は戸根、関西は堅田と左腕同士の投げ合いは、4安打完封した堅田に軍配が上がりました。
下級生でエースをはるだけあっていいピッチングをします。
堅田の持ち球は速球、カーブと、たまに放るゆるい球。前半と終盤は速球中心、中盤はカーブ中心と配球を変えていました。
パンフでの身長は174cmですが、もう少し小さく見えたような。しかし1試合投げて球威の衰えない馬力はあります。
2年後が楽しみなピッチャーですね。
対する石見智翠館の戸根は勝負所の制球が今ひとつ。
ランナーを溜めると四死球が続き、さらに連打を浴びると悪循環で5失点。
しかし、これは関西の打線を誉めるべきかも知れません。
9番船守が2本の二塁打を打つなど、関西の強打は健在。
これが甲子園でも発揮できるなら、上位が狙えるでしょうね。