河原和音「青空エール」13巻感想
青空エールの単行本13巻を買ったので、感想を。


といっても毎月掲載誌の別マを読んで感想↓書いてるので、あまり目新しいこともない……。

2013年8月号
2013年7月号
2013年5月号
2013年4月号
※6月号は読みきりを描いていたので休載

この続きは現在発売中の9月号で読めます。

では、雑誌のときに気づかなかった部分を拾ってみましょうか。

<裏表紙のあらすじ>
「ついに通じ合ったふたりの想い」……読者的には、だいぶ昔からに通じてた気がします。

<2、3ページ目あたりにあるカット>
雑誌掲載時は表紙だったはず(個人的には、小さくせずそのまま掲載して欲しい)。
合奏中、つばさが振り向いて誰か?を見ている。
後ろを向くということは、おっかない指揮の杉村先生から顔を背けているわけで、よくよく考えると不思議。

ま、それはさておき、つばさの足元にミュートがありますね。
ミュートとはベル(音が出る部分)にはめ込んで音色を変える道具です。

ミュートは形の違うのが2種類置いてますが、おそらくこれはどっちもつばさ用。
トランペットは複数のミュートを使い分けることがあるのです。
楽譜にも「xxのミュートを使って」と指示が書いてあるそうな。
ミュートを使う機会すら滅多にないユーフォ奏者からすると、「大変」という感じ。

トランペット用ミュート2種。左がストレートミュート、右がカップミュート。


<終盤あたり、瀬名を励ましてる場面の欄外>
作者コメントで、ちょっと気になる記述が。

「本編のほうで甲子園行けるかどうかはまだ未定なのですが、
取材さえしておけば 来月甲子園!!……とかになっても大丈夫
そなえあればうれいなしです」

終わりまでストーリーをきっちり考えてるかと思ったら、そうでもないらしいです。
スラムダンクの湘北-山王工業戦みたいなもんですか。

週刊漫画だと読者の声がストーリー展開や活躍キャラを左右するそうですが。
「甲子園見たい!」という意見が多いと甲子園編になるのか?

個人的には甲子園行けなかった、という展開にして欲しい。
「負け」も高校野球のドラマだし、河原先生なら美しく描けると思うし。

1点を追いかける9回裏、ランナーをおいて山田がヒットを打つもランナー本塁タッチアウトで
ゲームセットとかさ(ベタだな)。


ともかく、甘かったり苦かったりする「青空エール」も折り返し地点。
このままいくと20巻前後で完結するかな?
終わるまでつき合わせていただきます。
| 漫画・本::河原和音「青空エール」 | 21:16 | comments (0) | trackback (0) |
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