2012,11,23, Friday
11/22に発売された「青空エール」単行本11巻の感想です。
別冊マーガレット2012年8月号~11月号までを収録。
いつものように、だいたいの感想は本誌を読んだときにまとめてるので、
小ネタを書いてきます。
メインテーマは「1年生」。
4月。2年生に進級したつばさ達。
これまでとは違い、上級生としての仕事が待っています。
今までのお話はカテゴリからどうぞ。
なんとこの巻には今までなかった登場人物紹介がついてる。
2年生で心機一転というところか。
出てくるのはつばさ、山田、水島、城戸、脇田、マルちゃん、香織先輩、杉村先生、真木先生。
もはや突っ込むのも飽きてきたけど、相変わらずマルちゃんと香織先輩はフルネーム不詳。
これによると主要3キャラの誕生日は
つばさ 3月2日
山田 1月20日
水島 10月26日
少女漫画でヒロイン、ヒーローの誕生日って重要なイベントだと思いますが、
つばさも山田も誕生日の描写をキングクリムゾンスッ飛ばしたことになりますね。
10巻の最後が正月、11巻冒頭が4月だから。
脇にそれないストーリーつくり、いいと思います。それに、誕生日イベントなんか恥ずかしくて読めないからね!
<8月号>
新クラス 仲良く一緒のクラスになった4人組。
しかし、つばさ以外に同じクラスで吹奏楽部員がいないのはなんとも不自然(断定はされてないが、いそうな描写もない)。
入部希望の新入生相手におたつくつばさに対し、テキパキ対応できるマルコ。
単に優しいだけではない。
「なんかやりたくなっちゃう」と、帰宅部返上を考える脇田さん。
確かにノート係のままってのもね。
トランペットパートに1年生3人加入。強豪吹奏楽部の花形パートなのに、結構少ないもんですね。
足上げロングトーン。瀬名じゃなくても、初めて見ると「えー」と思うかもしれない。
口には出さないだろうけど。
<9月号>
瀬名が練習に来なくなったときいたパーリー水島、「わかった」と一言だけ。
彼なりに何かしようと思っていたのか、それとも「この程度で止めるならそれまで」と割り切っていたのか。
結局、つばさが毎日手紙書いたりと涙ぐましい努力で復帰したので、水島の思惑はわからないまま。
もうひとつの疑問は、今井・香織先輩の2人が「小野が瀬名の家に説得に行った」のをどうやって知ったのか。
つばさも「何で知ってんの」と不思議がっている。
先生経由で漏れたのか?
つばさが杉村先生に瀬名の住所を聞く→杉村先生、「2年ばかりに1年のことを任せるな」と軽く香織先輩他にお説教、という流れか。
<10月号>
定期演奏会。
昨年の雪辱に燃えるつばさ。
そして、AKB48のメドレーで躊躇なく女装する水島。
本人いわく「ネタだから恥ずかしくないもん!」だそうです。
なんというか、この割りきりがすごい。
ただスカートはくだけとはいえ。
<11月号>
つばさ、心機一転の時。
負け組根性を捨て、本気でメンバー入りを目指す。
面白いことに、そのきっかけを作ったのは山田じゃなく城戸でした。
これがこの漫画のいいところです。
ヒーローは山田だけど、いつでもヒロインを助けられるわけじゃない。
<まとめ>
初めてできた後輩に、先輩としてどう接していくか。
そして、うまい後輩とメンバー入りを争う決意。
主人公の成長がわかります。
少女漫画なのに甘い場面がなく、むしろ厳しい部活の側面ばかり出てきます。
amazonのレビュー数なんかを見ても、あまり売れている漫画ではないと思う。
でも確実に心に訴えるものがある漫画です。
くじけそうな時に励まされるものがあるし、ひたむきに夢を追う少年少女の姿は読んでいて清々しい。
このスタイルを貫いて、主人公の3年生のコンクールまで連載が続いてほしいと思います。
別冊マーガレット2012年8月号~11月号までを収録。
いつものように、だいたいの感想は本誌を読んだときにまとめてるので、
小ネタを書いてきます。
メインテーマは「1年生」。
4月。2年生に進級したつばさ達。
これまでとは違い、上級生としての仕事が待っています。
今までのお話はカテゴリからどうぞ。
なんとこの巻には今までなかった登場人物紹介がついてる。
2年生で心機一転というところか。
出てくるのはつばさ、山田、水島、城戸、脇田、マルちゃん、香織先輩、杉村先生、真木先生。
もはや突っ込むのも飽きてきたけど、相変わらずマルちゃんと香織先輩はフルネーム不詳。
これによると主要3キャラの誕生日は
つばさ 3月2日
山田 1月20日
水島 10月26日
少女漫画でヒロイン、ヒーローの誕生日って重要なイベントだと思いますが、
つばさも山田も誕生日の描写を
10巻の最後が正月、11巻冒頭が4月だから。
脇にそれないストーリーつくり、いいと思います。それに、誕生日イベントなんか恥ずかしくて読めないからね!
<8月号>
新クラス 仲良く一緒のクラスになった4人組。
しかし、つばさ以外に同じクラスで吹奏楽部員がいないのはなんとも不自然(断定はされてないが、いそうな描写もない)。
入部希望の新入生相手におたつくつばさに対し、テキパキ対応できるマルコ。
単に優しいだけではない。
「なんかやりたくなっちゃう」と、帰宅部返上を考える脇田さん。
確かにノート係のままってのもね。
トランペットパートに1年生3人加入。強豪吹奏楽部の花形パートなのに、結構少ないもんですね。
足上げロングトーン。瀬名じゃなくても、初めて見ると「えー」と思うかもしれない。
口には出さないだろうけど。
<9月号>
瀬名が練習に来なくなったときいたパーリー水島、「わかった」と一言だけ。
彼なりに何かしようと思っていたのか、それとも「この程度で止めるならそれまで」と割り切っていたのか。
結局、つばさが毎日手紙書いたりと涙ぐましい努力で復帰したので、水島の思惑はわからないまま。
もうひとつの疑問は、今井・香織先輩の2人が「小野が瀬名の家に説得に行った」のをどうやって知ったのか。
つばさも「何で知ってんの」と不思議がっている。
先生経由で漏れたのか?
つばさが杉村先生に瀬名の住所を聞く→杉村先生、「2年ばかりに1年のことを任せるな」と軽く香織先輩他にお説教、という流れか。
<10月号>
定期演奏会。
昨年の雪辱に燃えるつばさ。
そして、AKB48のメドレーで躊躇なく女装する水島。
本人いわく「ネタだから恥ずかしくないもん!」だそうです。
なんというか、この割りきりがすごい。
ただスカートはくだけとはいえ。
<11月号>
つばさ、心機一転の時。
負け組根性を捨て、本気でメンバー入りを目指す。
面白いことに、そのきっかけを作ったのは山田じゃなく城戸でした。
これがこの漫画のいいところです。
ヒーローは山田だけど、いつでもヒロインを助けられるわけじゃない。
<まとめ>
初めてできた後輩に、先輩としてどう接していくか。
そして、うまい後輩とメンバー入りを争う決意。
主人公の成長がわかります。
少女漫画なのに甘い場面がなく、むしろ厳しい部活の側面ばかり出てきます。
amazonのレビュー数なんかを見ても、あまり売れている漫画ではないと思う。
でも確実に心に訴えるものがある漫画です。
くじけそうな時に励まされるものがあるし、ひたむきに夢を追う少年少女の姿は読んでいて清々しい。
このスタイルを貫いて、主人公の3年生のコンクールまで連載が続いてほしいと思います。
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