神奈川県勢、春季関東大会通算161勝

多分誰も気にしませんが、タイトル通り春関における神奈川県勢が通算161勝を記録しました。


開始前の時点で通算159勝。ここに横浜、横浜商大高がそれぞれ1勝して2勝を上積みしました。2校の勝利は同日で違う球場でしたので(横浜は高崎城南、商大は県営敷島)、どちらが160勝目かは私にはわかりません。


ちなみに他県の通算勝利数は、東京135勝、埼玉129勝、千葉106勝......と続きます。神奈川県がいかに他県を圧倒しているかがわかりますね。
秋の関東も神奈川が通算128勝でトップ。他の6県の勝利数はまだ2桁ですから、ぶっちぎりと言っていいでしょう。


センバツには慶応が出ましたが、神奈川には強いチームがいくらでもあります。そこが関東で勝ちを稼げる理由でしょうね。


今回の記事は独自の集計をもとにしています。資料をネット上に置いておきますので、マニアな方は自分のものと付き合わせてみて下さい。資料:kanto.lzh


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関東大会出場経験校が多い県、少ない県

5月16日から始まる春季関東大会に、千葉明徳が初出場します。どんな相手と戦ったのかはわかりませんが、激戦の千葉を勝ち抜いての出場は価値あるものです。


さて、本題に入りましょう。


千葉県はなぜか関東大会を経験した学校が多い県です。1948年秋に出場した千葉高校(現・県立千葉)を皮切りに、千葉明徳を含めて44チームもあるのです。
といっても他の県と比較しないとわかりませんね。
2009年春までに、各県が関東大会を経験したチームの数は以下の通りです。


茨城:45
埼玉:44
千葉:44
東京:30
栃木:29
群馬:29
神奈川:28
山梨:27
※注 現存している高校のみをカウント


茨城、千葉、埼玉の学校数の多さが目立ちますね。他の1都4県が30以下なのに比べると、この差は顕著です。


原因は何でしょうか。思うに「中堅チームが多いこと」にあると思います。


どの県でも甲子園を狙える(=地区大会出場できる)レベルにある高校が複数あり、それが上位層を形成しているものですが、時にはその層を突き抜ける中堅チームがあります。


千葉、埼玉、茨城は、そういった中堅チームが比較的多いのではないでしょうか。現に2008年秋の関東でも、茨城は水戸桜ノ牧、埼玉は川口青陵という新顔が登場しています。


逆に3県以外のチームは、県の上位に残れるチームがある程度限定されているのでしょう。特に東京は高野連加盟校が約250ありながら、関東大会経験校は30ですから、上位はほぼ固められていることになります(甲子園経験校も32、但し他県に移転した立教新座と慶応除く)。


もちろん、これはいい悪いとは別の話です。



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