2009,05,06, Wednesday
5月16日から始まる春季関東大会に、千葉明徳が初出場します。どんな相手と戦ったのかはわかりませんが、激戦の千葉を勝ち抜いての出場は価値あるものです。
さて、本題に入りましょう。
千葉県はなぜか関東大会を経験した学校が多い県です。1948年秋に出場した千葉高校(現・県立千葉)を皮切りに、千葉明徳を含めて44チームもあるのです。
といっても他の県と比較しないとわかりませんね。
2009年春までに、各県が関東大会を経験したチームの数は以下の通りです。
茨城:45
埼玉:44
千葉:44
東京:30
栃木:29
群馬:29
神奈川:28
山梨:27
※注 現存している高校のみをカウント
茨城、千葉、埼玉の学校数の多さが目立ちますね。他の1都4県が30以下なのに比べると、この差は顕著です。
原因は何でしょうか。思うに「中堅チームが多いこと」にあると思います。
どの県でも甲子園を狙える(=地区大会出場できる)レベルにある高校が複数あり、それが上位層を形成しているものですが、時にはその層を突き抜ける中堅チームがあります。
千葉、埼玉、茨城は、そういった中堅チームが比較的多いのではないでしょうか。現に2008年秋の関東でも、茨城は水戸桜ノ牧、埼玉は川口青陵という新顔が登場しています。
逆に3県以外のチームは、県の上位に残れるチームがある程度限定されているのでしょう。特に東京は高野連加盟校が約250ありながら、関東大会経験校は30ですから、上位はほぼ固められていることになります(甲子園経験校も32、但し他県に移転した立教新座と慶応除く)。
もちろん、これはいい悪いとは別の話です。
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