細川貂々「ツレと私のコドモ時代くらべ」
2010年9月、文藝春秋発行。
「ツレがうつになりまして。」シリーズで知られる、細川貂々さんのコミックエッセイ。


ツレと私のコドモ時代くらべ


埼玉県の田舎育ちの貂々さんと、
幼少期をロンドン・パリで過ごした帰国子女のツレさん。
二人の子ども時代のあれこれを比べた本です。

細川貂々さん・望月昭さんご夫妻の関連作品の感想は、
カテゴリからご覧ください。

◎初出
「本の話」2008年7月号~2010年4月号の連載記事に、
書き下ろしの夫婦対談・コラムを加えたもの。


◎内容
貂々さん・ツレさんご夫妻が、
どんな場所で育ったか、身の回りにどんなものがあったか、などを比べて振り返ります。

お二人と同世代(ツレさん1964年生まれ、貂々さん1969年生まれ)の方には、
懐かしいものが色々あるかもしれません。

ピンクレディー、ペンパルとの文通(ペンフレンドのこと?)、ダイヤル式電話、口さけ女、などなど。

世代が全然違う私ですが、口さけ女は知ってるな。
ポマードって三回唱えるのも聞いたことがある。
週刊少年ジャンプの「地獄先生ぬ~べ~」で読んだ覚えもある。

ダイヤル式の黒電話も、小中学生までは使ってましたよ。


◎帰国子女の憂鬱
興味深いのは、ロンドンに3年、パリに3年いたツレさんの体験ですね。

貂々さん「じゃあ英語やフランス語がペラペラなの?」
ツレさん「みんな同じ質問するけどさあ
コドモの頃3年ずつしかいないのに ペラペラなわけないだろ
(6-7p)

フランスからの帰国子女の人が訊かれて困ること、が他にも書いてあります。

第5位 ワインにくわしい?
第4位 シャンソンをよく聴いたの?
第3位 オシャレなコドモ時代だったでしょう?
第2位 フランス料理を食べて育ったの?
第1位 英語がしゃべれるの?

「相手の想像範囲を超えていること」に関して「あれこれと詮索される」というのは居心地が悪い。
だから僕にとって「ヨーロッパで暮らしたコドモ時代はどんな風でしたか? きっと素敵だったんでしょうね」と言われるのは苦手なことだった。
(138p)

帰国子女の方に、安易に上記のような質問はしない方が良さそうですね。
気をつけましょ。

ちなみに、海外出張を何度か経験した私の父曰く、
「フランスで英語を話すとバカにされる」らしい。

イギリスとフランスは海峡を挟んでずーっと昔からドンパチやってる間柄なので
(ノルマン征服とか、百年戦争とかね)、
英語は、フランスでも通じるが好まれない言語……らしい。


◎給食の牛乳
1964年生まれのツレさんは牛乳びん。
1969年生まれの貂々さんは三角パック。

198x年生まれの私は牛乳びんでした。
パックからびんへ戻ったのか、地域によって違うのか。
| 漫画・本::細川貂々/望月昭 | 15:19 | comments (0) | trackback (0) |
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