2015,04,23, Thursday
「10日でおぼえるJSP&サーブレット入門教室 第4版(山田祥寛/翔泳社)」を読んでみました。
詳細はWingsプロジェクトのページから確認できます。
◎目次
1.この本の対象となる方
2.この本の対象とならない方
3.学習の流れ
4.おすすめの学習方法
5.学習時の注意
1.この本の対象となる方
(1)JSP&サーブレットをこれから始めようという方
(2)HTMLの基本的なタグの知識がある方
他のサーバサイド技術(ASP.NETなど)を習得しており、
JSPの理解も深めたい、という方もよいでしょう。
・JSP&サーブレット、サーバサイド技術の概要
・環境構築
というところから始まり、
ステップを踏んでわかりやすく学べる構成になっています。
図解や欄外のヘルプも豊富ですので、詰まった際はそちらを参照しましょう。
図解の一例。switch文で注意すべきbreak命令について解説。
すでに基本をおさえている方は、
Chapter4のデータベース連携からがおすすめです。
MySQLを例にとり、JDBCを利用したDB接続について解説しています。
サーブレット、JavaBeans、JSTL、カスタムタグといった応用編はChapter5以降です。
2.この本の対象とならない方
IDE(統合開発環境)を使ったJSPのプログラミングを学びたい方。
全く触れられていないので、おすすめできません。
「1から書いて覚える」スタンスなので、記述はエディタで手打ちを前提としています。
3.学習の流れ
http://www.wings.msn.to/index.php/-/A-07/978-4-7981-4034-6/
から、サンプルコードをダウンロード。
まずは実習。
実際のサンプルコードは穴あきの構成になっており、
そこに上記画像のマーカー部分を記述します。
記述が終わったら、動作確認。
動かない場合は、記述例と比較し、間違いを探しましょう。
次に講義。
ルールやコードの意味について書かれているので、読んで学び取ります。
最後に練習問題。
学習内容をふまえた問題が出されるので、解いてみましょう。
全Chapterとも、このような流れで進みます。
4.おすすめの学習方法
(1)メモ帳以外のテキストエディタを使う
メモ帳はWindowsの標準エディタですが、誰でも使いやすいとは言えません。
行数表示や予約語(プログラムの重要語)を強調表示してくれるエディタをおすすめします。
私はNoEditorやサクラエディタを使っていますが、他にも良いエディタはあると思います。
(2)詰まったら解答コードと比較
上記のダウンロード内容には正解を記入済みのコードも含まれています。
うまく動作しない場合、自分の書いたものと比較してみましょう。
比較ソフトもいろいろありますが、私はWinMergeを使っています。
5.学習時の注意
(1)環境変数は正確に
冒頭の環境構築で環境変数を設定しますが、正確に記述しましょう。
特に
;(セミコロン)と:(コロン)の混同
/(スラッシュ)、%(パーセント)、¥(円マーク)の有無
に注意。
きちんと書かれていなければ、動作しません。
最初は問題なくても、データベース連携時に詰まることがあります。
その際はよく見直しましょう。
(2)アプリケーションの再ロードとTomcatの再起動を区別する
サーブレットを組んだ後は、アプリケーションの再ロード。
設定用XMLファイルを書き換えた後は、Apache Tomcatの再起動。
両者は違うので注意。
「web.xmlとこのアプリケーションを配備したJARファイルのどちらかでも解決できません」と
エラーメッセージが出た場合は、再起動せずに動作確認している可能性があります。
指示はその都度書いているのですが、
書きなれると読み飛ばすことがよくあります。
(3)Tomcatが起動しない
Javaのバージョンをアップデートした場合に起こる現象です。
詳しくは別ページにまとめましたので、そちらをどうぞ。
◎まとめ
表紙にあるように、
やってみる+理解する=だから身につく!
というスタンスの入門書です。
繰り返しになりますが、1から学びたい方に最適です。
過去に学んだけれども、あやふやに理解している方にもおすすめします。
詳細はWingsプロジェクトのページから確認できます。
◎目次
1.この本の対象となる方
2.この本の対象とならない方
3.学習の流れ
4.おすすめの学習方法
5.学習時の注意
1.この本の対象となる方
(1)JSP&サーブレットをこれから始めようという方
(2)HTMLの基本的なタグの知識がある方
他のサーバサイド技術(ASP.NETなど)を習得しており、
JSPの理解も深めたい、という方もよいでしょう。
・JSP&サーブレット、サーバサイド技術の概要
・環境構築
というところから始まり、
ステップを踏んでわかりやすく学べる構成になっています。
図解や欄外のヘルプも豊富ですので、詰まった際はそちらを参照しましょう。
図解の一例。switch文で注意すべきbreak命令について解説。
すでに基本をおさえている方は、
Chapter4のデータベース連携からがおすすめです。
MySQLを例にとり、JDBCを利用したDB接続について解説しています。
サーブレット、JavaBeans、JSTL、カスタムタグといった応用編はChapter5以降です。
2.この本の対象とならない方
IDE(統合開発環境)を使ったJSPのプログラミングを学びたい方。
全く触れられていないので、おすすめできません。
「1から書いて覚える」スタンスなので、記述はエディタで手打ちを前提としています。
3.学習の流れ
http://www.wings.msn.to/index.php/-/A-07/978-4-7981-4034-6/
から、サンプルコードをダウンロード。
まずは実習。
実際のサンプルコードは穴あきの構成になっており、
そこに上記画像のマーカー部分を記述します。
記述が終わったら、動作確認。
動かない場合は、記述例と比較し、間違いを探しましょう。
次に講義。
ルールやコードの意味について書かれているので、読んで学び取ります。
最後に練習問題。
学習内容をふまえた問題が出されるので、解いてみましょう。
全Chapterとも、このような流れで進みます。
4.おすすめの学習方法
(1)メモ帳以外のテキストエディタを使う
メモ帳はWindowsの標準エディタですが、誰でも使いやすいとは言えません。
行数表示や予約語(プログラムの重要語)を強調表示してくれるエディタをおすすめします。
私はNoEditorやサクラエディタを使っていますが、他にも良いエディタはあると思います。
(2)詰まったら解答コードと比較
上記のダウンロード内容には正解を記入済みのコードも含まれています。
うまく動作しない場合、自分の書いたものと比較してみましょう。
比較ソフトもいろいろありますが、私はWinMergeを使っています。
5.学習時の注意
(1)環境変数は正確に
冒頭の環境構築で環境変数を設定しますが、正確に記述しましょう。
特に
;(セミコロン)と:(コロン)の混同
/(スラッシュ)、%(パーセント)、¥(円マーク)の有無
に注意。
きちんと書かれていなければ、動作しません。
最初は問題なくても、データベース連携時に詰まることがあります。
その際はよく見直しましょう。
(2)アプリケーションの再ロードとTomcatの再起動を区別する
サーブレットを組んだ後は、アプリケーションの再ロード。
設定用XMLファイルを書き換えた後は、Apache Tomcatの再起動。
両者は違うので注意。
「web.xmlとこのアプリケーションを配備したJARファイルのどちらかでも解決できません」と
エラーメッセージが出た場合は、再起動せずに動作確認している可能性があります。
指示はその都度書いているのですが、
書きなれると読み飛ばすことがよくあります。
(3)Tomcatが起動しない
Javaのバージョンをアップデートした場合に起こる現象です。
詳しくは別ページにまとめましたので、そちらをどうぞ。
◎まとめ
表紙にあるように、
やってみる+理解する=だから身につく!
というスタンスの入門書です。
繰り返しになりますが、1から学びたい方に最適です。
過去に学んだけれども、あやふやに理解している方にもおすすめします。
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