2012,08,15, Wednesday
別冊マーガレット2012年9月号掲載の、青空エール42話の感想です。
<前号の嘘あらすじ・ドラゴンボール風>
瀬名「その音の高低がわかる機械で、よーく俺のピッチを見てろ…」
水島「くっくっく…チューナーを見るまでもない。おそらくFぐらいまでは上がるはずだ」
瀬名「はあああ…あ…あ…!!!」
つばさ「げ、G…!?…As…A、バ、バカな…まさか……まだ上昇している…!!」
水島「ま…ま…まだ上がっていく……!! そ…そんな…ハイB♭!!」
つばさ「こ、こんなことが…こんなことが…!!」
水島「し…信じられん…… こ…これが新1年生の出せる音域なのか……!」
瀬名「はっきり言っておく、瞬間的に出せる高音はまだまだこんなもんじゃねぇ」
まともなあらすじはカテゴリからご覧ください。
1ページ目下半分の登場人物&あらすじにて、新1年生のフルネームが判明。
瀬名俊行(としゆき)
佐竹真珠(まじゅ)
山根のん
なぜ、彼らにフルネームがあって香織先輩やマルコにないままなんだろう……もう、物語から退場するまでわからない気がしてきた。
前号、1年の佐竹・山根とつばさの会話シーンから再開。
2人に、瀬名が『辞めようかな』と話していたと聞いたつばさは、自分のせいだと判断。
説得するべく杉村先生から住所を聞き出し、自宅へ向かいます。
この時点で先生は介入しないらしい。
きっと、毎年何人かはすぐに辞めていくんでしょう。いちいち相手はできないということか。
瀬名君、玄関口にて
「オレには合わないっていうか… 白翔…思ってたのと違うっていうか…
何でも頭ごなしに言われるのが………」
その言い分は経験者として多いにわかる……。
が、誰もが通る道です。全国を目指す厳しい部なら尚更。
この言動からするに、中学時代はかなり好き放題にやってたんでしょう。
つばさは「みんな 瀬名くんに期待してるから………!!」と説得するものの、
「でも…… 教えてくれるの先輩なんスよね?」とつれない返事。
やはり自分より演奏で劣る人に指導されたくない様子。
翌日、山田はつばさにいつものジュース療法。
「飲んで元気出せ」とわかりやすい。
つばさは「こういう優しさが足りなかったのかな」と反省しますが、
ジュース一本おごったところで瀬名のプライドが軟化するとは思えない。
部室では、事情を聞いた3年生の香織先輩、今井先輩から詰問されます。
水島は「小野さんの指導は問題なかったよ」とフォロー。
「でも下手な奴に言われんのがムカツくんでしょ? つまり瀬名は小野がいるから嫌なんでしょ?
そーゆーことじゃん?」
100%いつも通りですね香織先輩。予想通りすぎて安心しました。
3年として、一緒に問題に対処する気ゼロ。
やっぱり、優しいのは彼氏の前だけだったようだ。
「瀬名くんは 私が辞めれば来るのかな」
後ろ向きになりかけている。
「誰が辞めろって言ったの? 辞める必要ないし 瀬名の事は小野さんが責任感じることでもない」
水島よく言った。それでこそパーリー。
しかし、これがつばさが水島にときめくきっかけにならないことを祈る。
というか、水島こそが瀬名を説得するべきじゃないの? なぜやらないんだろう。
つばさが1回行っちゃったから任せたのか?
つばさ、瀬名を二度目の訪問。
「こっちの都合とか関係なく そうやって来られても困るんスけど」と態度が変わりません。
部活では、1年二人を組み入れた練習が開始。
6月の定期演奏会に向けて、「オリンピカ」「リトル・マーメイド・メドレー」をやります。
佐竹と山根は3rdを担当。
瀬名は姿を見せません。
<解説タイム>
「リトル・マーメイド・メドレー」は、ディズニー映画の名作「リトル・マーメイド」の楽曲のメドレーです。
吹奏楽では、ディズニーの他、ジブリなど著名な映画のメドレーを結構演奏します。
なぜかというと、聴衆が知っている可能性が高いから。
メロディを知っていれば、吹奏楽バージョンも楽しんで聴いてもらえます。
吹奏楽のために作られた名曲は沢山ありますが、一般の知名度は皆無。
そうすると聴いても楽しくないばかりか、「眠らないように頑張る」事になりかねない。
そのため、演奏会にはポップスや映画音楽の吹奏楽アレンジ曲をよく混ぜます。
「オリンピカ」……正式には祝典序曲「オリンピカ」。
ジャン・ヴァン=デル=ロースト(以前出てきた「アルセナール」の作者でもある)が1992年に作曲。
長野市民吹奏楽団の創立20周年記念委嘱作品なんだそうです。
タイトルは98年開催の長野冬季五輪をイメージしているものと思います。
参考:市販のCD音源「オリンピカ」についてる解説
10分強と、吹奏楽1曲にしては長め。
長めなのにだれさせない構成はさすがヴァン=デル=ロースト。聴き入ってしまうな。
特に7分30秒あたりの主役楽器の重なりが、いい。
このような長い曲は吹奏楽コンクールでは使えない為(理由:制限時間12分以内に2曲演奏しないといけない)、
定期演奏会で披露するんでしょうね。
解説終了。
つばさは作戦変更。
その日の練習をノートに書いて、瀬名宅のポストに入れることに。
結構な寄り道になるらしく、日中つばさは眠たそう。
そんな様子が1週間ほど経過(つばさは最低5回手紙を書いている)。
それをナイスガイ山田が放っておくはずもなく、ある日
「今日はオレが行ってくるから家帰って寝てろ!!」と無理やりに手紙を奪取。
山田がポストに手紙を入れようとすると、玄関のドアを開けた瀬名と鉢合わせ。
たまたまという感じでもない。
一応、気になって投函の時間帯になるとチェックしているのか……。
「オレ 来てって頼んでないし…」
「その…… 小野先輩 大丈夫なんですか?」
人、それをツンデレという。
杉村先生といい、この漫画は多いな……。
山田から「もう一押しでいけるんじゃね」というメールをもらったつばさは、
「がんばってみるよ 一押しでだめなら二押し 二押しでだめなら三押し」と前向き。
前向きすぎて、諦める事に慣れきったダメ大人にはまぶしいっすね……。
今度は、手紙に父母会から差し入れのジュースをつけました。
なんか、ジュースがエリクサー(万能回復アイテムの意)みたいな扱いになってる。
翌日、瀬名くんがこっそりペットの練習部屋へ。
休憩を見計らって入ろうとしますが、そこへ香織先輩と今井先輩が。
「あの1年さー 根性なかったよねー 正直上手いから焦ったけど 小野がいやで来ないとか うける」
「ライバル減って小野もラッキーじゃん メンバーなれるかもしれないよ」
それをしっかり隠れて聞いてしまう瀬名。
今月の先輩は、すがすがしいくらいダメダメ路線を突っ走ってますね。
瀬名、駆け寄るつばさを見て、
「辞めます オレが辞めたほーがライバル減ってうれしいんじゃないスか」
と捨て台詞ぎみに言って、去るのでした。
ほんとは、練習しに来たんじゃないかな。
「なんで? 辞めたほーがライバル減ってうれしいとか 意味わかんない」
ピュアなつばさには理解できない。
納得できないつばさは、山田の自転車を借りて追いかけます。
サドルがものすごい高そうだから、調節したんだろうな。
瀬名に辞める理由を問いただすと、
「3年生がオレの悪口言ってたんで やだなって 先輩もオレがいないほーがいいんでしょ?」
ガラスのハートだな。まあ15歳だし無理もない。
香織先輩も悪いが、練習に来てればそもそも何も言われなかったわけで。
「私が厳しくしたとか… そんなんであきらめるの!?
ほんとに!? すごい上手なのに!?」
「そこまでして やる意味感じないんスよ」
この冷めた一言に、つばさがどうしたかというと……。
「……じゃあちょーだいよ 才能ちょーだいよ…… 才能あったらいいのにって……
毎日思ってんのに……… もったいない……… やんないならちょーだいよ……
どれだけ水島や香織先輩あたりに「下手くそ」呼ばわりされているか、よくわかりますね。
もういいよ!! もう言わない!! さよなら!!」
怒りながら泣いてます。一話につき複数回泣く主人公ですが、この場面はこれまでとはちょっと違う。
ダメな自分に泣くんじゃなくて、ストレートに感情をほとばしらせた結果、泣いている。
1巻から読むと随分変わったと思う。
このへん文章ではわからないので、本誌読んでください。
山田にカギを返して、「……もう あきらめよーかと……」と白旗を上げかけますが、
「……やっぱり もう一回行ってみようかな……」
さすが、森先輩を連れ戻しただけある。
翌日、「おはようございます」と当たり前のように瀬名が練習に。
「やりますよ 先輩 そこまでオレを必要としてるんスね
あそこまで言われたらやむをえないですよね」
三顧の礼を尽くした結果、どこまでも偉そうな後輩が復帰しました。以下次号。
最後の「私の大事な 後輩」ってところの瀬名の視線が微妙に怪・し・い。
水島と絡んだ色恋沙汰になりませんように。
<ちょっとした感想>
瀬名への手紙の中に「今日は腹筋30×10回」とあって、ほんと全国レベルの吹奏楽部は楽じゃないなと思いました。
そんなこと繰り返すと、女子でもすごいことになるんじゃなかろうか。
<考察 3年生じゃなく2年生のつばさが瀬名の指導を任された理由>
佐竹と山根は香織先輩、桜沢先輩が指導しているのだから、残る2人の3年がなぜ瀬名を指導しないのか、という疑問。
ストーリーの都合上……というのは置いといて、水島は3年になった時のことを考えてるんでしょう。
自分がパーリー会議などで不在の場合、ただ一人の同級生のつばさが練習を仕切らないといけない。
3年でいきなりやるのは無理なので、今から少しずつやらせているのではないかと。
もう一つは、3年生に少しでも練習させるため。
水島からみると下手な3年には少しでも練習してもらい、コンクールに備えてもらう。
つばさは、今年のコンクールメンバーはどう頑張っても無理なので1年生の面倒を見させる。
こういう残酷な計算が働いているのかもしれません。
もしかすると、単純に「同中だから話しやすいだろう」と思っただけかも。
<俺物語一行感想>
「友情の嘘」がとっさにつけるって、女の子はすげえなー。
<今月の河原先生>
13時と3時とか15時と7時とかをよく間違えますが、
今日は13時と14時を間違えました。しっかりしたいです。
<前号の嘘あらすじ・ドラゴンボール風>
瀬名「その音の高低がわかる機械で、よーく俺のピッチを見てろ…」
水島「くっくっく…チューナーを見るまでもない。おそらくFぐらいまでは上がるはずだ」
瀬名「はあああ…あ…あ…!!!」
つばさ「げ、G…!?…As…A、バ、バカな…まさか……まだ上昇している…!!」
水島「ま…ま…まだ上がっていく……!! そ…そんな…ハイB♭!!」
つばさ「こ、こんなことが…こんなことが…!!」
水島「し…信じられん…… こ…これが新1年生の出せる音域なのか……!」
瀬名「はっきり言っておく、瞬間的に出せる高音はまだまだこんなもんじゃねぇ」
まともなあらすじはカテゴリからご覧ください。
1ページ目下半分の登場人物&あらすじにて、新1年生のフルネームが判明。
瀬名俊行(としゆき)
佐竹真珠(まじゅ)
山根のん
なぜ、彼らにフルネームがあって香織先輩やマルコにないままなんだろう……もう、物語から退場するまでわからない気がしてきた。
前号、1年の佐竹・山根とつばさの会話シーンから再開。
2人に、瀬名が『辞めようかな』と話していたと聞いたつばさは、自分のせいだと判断。
説得するべく杉村先生から住所を聞き出し、自宅へ向かいます。
この時点で先生は介入しないらしい。
きっと、毎年何人かはすぐに辞めていくんでしょう。いちいち相手はできないということか。
瀬名君、玄関口にて
「オレには合わないっていうか… 白翔…思ってたのと違うっていうか…
何でも頭ごなしに言われるのが………」
その言い分は経験者として多いにわかる……。
が、誰もが通る道です。全国を目指す厳しい部なら尚更。
この言動からするに、中学時代はかなり好き放題にやってたんでしょう。
つばさは「みんな 瀬名くんに期待してるから………!!」と説得するものの、
「でも…… 教えてくれるの先輩なんスよね?」とつれない返事。
やはり自分より演奏で劣る人に指導されたくない様子。
翌日、山田はつばさにいつものジュース療法。
「飲んで元気出せ」とわかりやすい。
つばさは「こういう優しさが足りなかったのかな」と反省しますが、
ジュース一本おごったところで瀬名のプライドが軟化するとは思えない。
部室では、事情を聞いた3年生の香織先輩、今井先輩から詰問されます。
水島は「小野さんの指導は問題なかったよ」とフォロー。
「でも下手な奴に言われんのがムカツくんでしょ? つまり瀬名は小野がいるから嫌なんでしょ?
そーゆーことじゃん?」
100%いつも通りですね香織先輩。予想通りすぎて安心しました。
3年として、一緒に問題に対処する気ゼロ。
やっぱり、優しいのは彼氏の前だけだったようだ。
「瀬名くんは 私が辞めれば来るのかな」
後ろ向きになりかけている。
「誰が辞めろって言ったの? 辞める必要ないし 瀬名の事は小野さんが責任感じることでもない」
水島よく言った。それでこそパーリー。
しかし、これがつばさが水島にときめくきっかけにならないことを祈る。
というか、水島こそが瀬名を説得するべきじゃないの? なぜやらないんだろう。
つばさが1回行っちゃったから任せたのか?
つばさ、瀬名を二度目の訪問。
「こっちの都合とか関係なく そうやって来られても困るんスけど」と態度が変わりません。
部活では、1年二人を組み入れた練習が開始。
6月の定期演奏会に向けて、「オリンピカ」「リトル・マーメイド・メドレー」をやります。
佐竹と山根は3rdを担当。
瀬名は姿を見せません。
<解説タイム>
「リトル・マーメイド・メドレー」は、ディズニー映画の名作「リトル・マーメイド」の楽曲のメドレーです。
吹奏楽では、ディズニーの他、ジブリなど著名な映画のメドレーを結構演奏します。
なぜかというと、聴衆が知っている可能性が高いから。
メロディを知っていれば、吹奏楽バージョンも楽しんで聴いてもらえます。
吹奏楽のために作られた名曲は沢山ありますが、一般の知名度は皆無。
そうすると聴いても楽しくないばかりか、「眠らないように頑張る」事になりかねない。
そのため、演奏会にはポップスや映画音楽の吹奏楽アレンジ曲をよく混ぜます。
「オリンピカ」……正式には祝典序曲「オリンピカ」。
ジャン・ヴァン=デル=ロースト(以前出てきた「アルセナール」の作者でもある)が1992年に作曲。
長野市民吹奏楽団の創立20周年記念委嘱作品なんだそうです。
タイトルは98年開催の長野冬季五輪をイメージしているものと思います。
参考:市販のCD音源「オリンピカ」についてる解説
10分強と、吹奏楽1曲にしては長め。
長めなのにだれさせない構成はさすがヴァン=デル=ロースト。聴き入ってしまうな。
特に7分30秒あたりの主役楽器の重なりが、いい。
このような長い曲は吹奏楽コンクールでは使えない為(理由:制限時間12分以内に2曲演奏しないといけない)、
定期演奏会で披露するんでしょうね。
解説終了。
つばさは作戦変更。
その日の練習をノートに書いて、瀬名宅のポストに入れることに。
結構な寄り道になるらしく、日中つばさは眠たそう。
そんな様子が1週間ほど経過(つばさは最低5回手紙を書いている)。
それをナイスガイ山田が放っておくはずもなく、ある日
「今日はオレが行ってくるから家帰って寝てろ!!」と無理やりに手紙を奪取。
山田がポストに手紙を入れようとすると、玄関のドアを開けた瀬名と鉢合わせ。
たまたまという感じでもない。
一応、気になって投函の時間帯になるとチェックしているのか……。
「オレ 来てって頼んでないし…」
「その…… 小野先輩 大丈夫なんですか?」
人、それをツンデレという。
杉村先生といい、この漫画は多いな……。
山田から「もう一押しでいけるんじゃね」というメールをもらったつばさは、
「がんばってみるよ 一押しでだめなら二押し 二押しでだめなら三押し」と前向き。
前向きすぎて、諦める事に慣れきったダメ大人にはまぶしいっすね……。
今度は、手紙に父母会から差し入れのジュースをつけました。
なんか、ジュースがエリクサー(万能回復アイテムの意)みたいな扱いになってる。
翌日、瀬名くんがこっそりペットの練習部屋へ。
休憩を見計らって入ろうとしますが、そこへ香織先輩と今井先輩が。
「あの1年さー 根性なかったよねー 正直上手いから焦ったけど 小野がいやで来ないとか うける」
「ライバル減って小野もラッキーじゃん メンバーなれるかもしれないよ」
それをしっかり隠れて聞いてしまう瀬名。
今月の先輩は、すがすがしいくらいダメダメ路線を突っ走ってますね。
瀬名、駆け寄るつばさを見て、
「辞めます オレが辞めたほーがライバル減ってうれしいんじゃないスか」
と捨て台詞ぎみに言って、去るのでした。
ほんとは、練習しに来たんじゃないかな。
「なんで? 辞めたほーがライバル減ってうれしいとか 意味わかんない」
ピュアなつばさには理解できない。
納得できないつばさは、山田の自転車を借りて追いかけます。
サドルがものすごい高そうだから、調節したんだろうな。
瀬名に辞める理由を問いただすと、
「3年生がオレの悪口言ってたんで やだなって 先輩もオレがいないほーがいいんでしょ?」
ガラスのハートだな。まあ15歳だし無理もない。
香織先輩も悪いが、練習に来てればそもそも何も言われなかったわけで。
「私が厳しくしたとか… そんなんであきらめるの!?
ほんとに!? すごい上手なのに!?」
「そこまでして やる意味感じないんスよ」
この冷めた一言に、つばさがどうしたかというと……。
「……じゃあちょーだいよ 才能ちょーだいよ…… 才能あったらいいのにって……
毎日思ってんのに……… もったいない……… やんないならちょーだいよ……
どれだけ水島や香織先輩あたりに「下手くそ」呼ばわりされているか、よくわかりますね。
もういいよ!! もう言わない!! さよなら!!」
怒りながら泣いてます。一話につき複数回泣く主人公ですが、この場面はこれまでとはちょっと違う。
ダメな自分に泣くんじゃなくて、ストレートに感情をほとばしらせた結果、泣いている。
1巻から読むと随分変わったと思う。
このへん文章ではわからないので、本誌読んでください。
山田にカギを返して、「……もう あきらめよーかと……」と白旗を上げかけますが、
「……やっぱり もう一回行ってみようかな……」
さすが、森先輩を連れ戻しただけある。
翌日、「おはようございます」と当たり前のように瀬名が練習に。
「やりますよ 先輩 そこまでオレを必要としてるんスね
あそこまで言われたらやむをえないですよね」
三顧の礼を尽くした結果、どこまでも偉そうな後輩が復帰しました。以下次号。
最後の「私の大事な 後輩」ってところの瀬名の視線が微妙に怪・し・い。
水島と絡んだ色恋沙汰になりませんように。
<ちょっとした感想>
瀬名への手紙の中に「今日は腹筋30×10回」とあって、ほんと全国レベルの吹奏楽部は楽じゃないなと思いました。
そんなこと繰り返すと、女子でもすごいことになるんじゃなかろうか。
<考察 3年生じゃなく2年生のつばさが瀬名の指導を任された理由>
佐竹と山根は香織先輩、桜沢先輩が指導しているのだから、残る2人の3年がなぜ瀬名を指導しないのか、という疑問。
ストーリーの都合上……というのは置いといて、水島は3年になった時のことを考えてるんでしょう。
自分がパーリー会議などで不在の場合、ただ一人の同級生のつばさが練習を仕切らないといけない。
3年でいきなりやるのは無理なので、今から少しずつやらせているのではないかと。
もう一つは、3年生に少しでも練習させるため。
水島からみると下手な3年には少しでも練習してもらい、コンクールに備えてもらう。
つばさは、今年のコンクールメンバーはどう頑張っても無理なので1年生の面倒を見させる。
こういう残酷な計算が働いているのかもしれません。
もしかすると、単純に「同中だから話しやすいだろう」と思っただけかも。
<俺物語一行感想>
「友情の嘘」がとっさにつけるって、女の子はすげえなー。
<今月の河原先生>
13時と3時とか15時と7時とかをよく間違えますが、
今日は13時と14時を間違えました。しっかりしたいです。
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