KISS(キス)2019年5月号感想
表紙は志村貴子先生の新連載『おとなになっても』。
巻頭カラーは「パーフェクトワールド」。


Kiss(キス) 2019年 05 月号 [雑誌]


これまでの感想は
漫画・本 KISS(キス)

◎作品感想
◆有賀リエ「パーフェクトワールド」
夫婦の夜の生活が描かれます。

下世話かもしれないが、ずっと気になってました。
樹さんは「できる」のか、「できない」のか。

描写をみた限り、挿入できない。
脊髄損傷で勃起させられないから、ですね。

人工授精で、子どもを持つ選択をした2人。
有名どころだと、乙武さんもお子さんいらっしゃる。
どのへんまで踏み込んだ描写をするか、楽しみです。

◆ひうらさとる「ホタルノヒカリBABY」
はじめちゃんの予防注射の巻。

どんだけ理論武装したところで、痛いモンは痛い。
私も、小学生の頃病院を逃げ回ったことがある。

小児科の先生は、大変だと思う。
尊敬します。

◆志村貴子「おとなになっても」
小学校の女教師が好きになったのは、
バー?で働くツリ目の女性。
しかし、先生にはダンナがいたのです。

最初はセンセイの方が主役かと思ったら、
黒髪の女性の方らしい。
両方かもしれない。

テーマ的には、志村先生お得意のLGBTですね。
例えば「どうにかなる日々」「娘の家出」。

「こいいじ」が、むしろ異質だったのかもしれない。

とりあえず、来月も読んでみます。

◆こやまゆかり「やんごとなき一族」
娘の縁談を無理やり進めるオヤジさん。
こんな前時代的なことを本当にやってるのか、
先生の創作なのか、どっちでしょう。

◆海野つなみ「逃げる恥だが役に立つ」
津崎夫妻、出産に備えるの巻。

「めでたい」というより、
大きなイベントに備える、という感じです。

平匡さんが色々考えて動いてるのがいい。
前回のお説教が効いてますね。

百合さんは、なんかの病気?

◆石田拓実「カカフカカ」
脱衣所に閉じ込められる2人。

こういう時だけ積極的な本行。
「寺田さんは我慢してて
俺は(我慢)しないから」

こんなセリフ、生きてるうちに一回言ってみたいものだが、
口にしたらぶっ飛ばされるであろう。

ここ数か月、ハセさんなのか本行なのか
はっきりしない状況がずっと続いてます。
それでもなんだかんだ読ませるのが、
石田先生のすごいところです。

◆藤沢もやし「御手洗家、炎上する」
世間体を気にする&事なかれ主義パパンのせいで、
事態は悪い方向に。

イメージ気にするなら、
子連れの女性と再婚したことも、結構なマイナスの気もしますが。

◆瀧波ユカリ「モトカレマニア」
モノワカリのいい女を演じるユリカ。
これは都合のいい女フラグでは?

マコチも心の中では「ユリカが好き」なわけですが、
口に出さなければゲス男と同じ。

そもそも、30代後半の女性(さくら)と同居して
期待持たせてる時点で充分にゲスですが。

ふっきれれば楽なのだが、
それができてりゃ苦労はしないし、
漫画にもならない。

◆ももち麗子「大人の問題提起シリーズ さけび」
堂林さん、異動ですんだだけマシです。
今だったらどうだろうか。
あまり変わらないだろうか。

◆川端志季「世界で一番早い春」
3度目のタイムスリップで、
嵐が協力してくれることになりました。

先輩と、嵐のお兄さんを助けるまで、
タイムスリップを繰り返すんでしょうか。
だとすると、かなりハードです。

それに、本来死んでしまう人間を助けて、
メデタシメデタシで終わるとも思えません。

新キャラ、ゴリラ先生登場。
女性ですよね……多分。

◆小沢真理「アリスとアマリリス」
榎本さん、かわいそう。
次回、東京湾に沈められてないことを祈る。

◆アキヤマ香「長閑の庭」
最終回。
教授と愛を貫きました。

終盤しか読んでなかったのであまり感想浮かびません。
気が向いたら、最初から読んでみようと思います。

◆河内遥「涙雨とセレナーデ」
今回は、ヒナと孝章様はあまり目立たず。

菊之進・座長・チヨさんの天久一座、
それと雛子と武虎がメインです。

縁談の事が武虎にばれて、
大泣きする雛子。
前回に続いて、乙女の涙が美しい。

あんまりショックだったのか、
背中を丸めてどってんころりんしてしまいます。
普通は手をつくので、それもできないほど動揺していたらしい。

さて、武虎さんは変化あるでしょうか。
首飾りの方にご執心ですが。

それにしても、登場人物は多いし、
謎はたくさんある。

・タイムリープに法則はあるのか
・武虎は何者で、首飾りの事をどうして知ってるのか
・たーくんのパパと菊之進の姉の因縁

おまけに敷居が高い歴史もの。
隔月なのに、こんな複雑な話をよく続けてると思う。

河内先生がヒット作もあるベテランというのもありますが、
話が面白ければ、複雑でもついてくる人はいます。

先生と編集部のチャレンジ精神に乾杯。

今回のメモ。
座長とチヨさんはねんごろな関係。

◆磯谷友紀「ながたんと青と いちかの料理帖」
周さん、夫婦の夜の生活に挑む。
事務的に切り出すあたりが彼らしい。

思うに、周さんは初陣(よーするに童貞)である。
そこで、お酒の力を借りて、勢いで突っ走ろうとしたものと思われる。
が、失敗。

相手がすごい年上だからか、
リードしなきゃというプレッシャーがあるのか……。
頭の切れる人ですけど、この辺は普通の若い子ですね。

遊郭に行って練習するような人にも見えません。
金のムダって思ってそう。

伯母さんが連れてきたのは、養子候補?

◆柘植文「幸子、生きてます」
ボウリング告白大会。
五百円玉貯金、何ともレトロな。

◆伊藤理佐「おいおいピータン!!」
奥さんのマグにめんつゆを入れてはいけない(戒め)。

◆久世番子「神は細部に宿るのよ」
すみません、セクシーな服だとじろじろ見ちゃって。

◆ともえ「兄弟犬」
今回は飼い主が結構出てきます。
そう、結局自分ちの犬が一番かわいい。

◆六多いくみ「メイクはただの魔法じゃないの」
チークの話。


◎次号
連載再開
二ノ宮知子「七つ屋 志のぶの宝石箱」

表紙&巻頭カラー
東村アキコ「東京タラレバ娘シーズン2」

次の漫画はお金がテーマと聞いてましたが、
それとは別なのだろうか?

くずしろ「笑顔のたえない職場です。」

アレンとドラン
コミンカビヨリ
おひとり様物語
は6月号

東京アリス girly
私のお嫁くん
は7月号
| 漫画・本::Kiss(キス) | 00:26 | comments (0) | trackback (0) |
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