2011,09,23, Friday
藤本ひとみさんの「幕末銃姫伝」を読了。
作者は「ブルボンの封印」「逆光のメディチ」等の西洋歴史小説で知られる方で、幕末ものは珍しい。
以下、感想。
主人公は山本八重。
幕末の会津藩出身の女性で、戊辰戦争時には銃を取って政府軍と戦った女傑。
その後、同志社大を創設する新島襄の妻となる人物です。
2013年大河ドラマの主人公だそうで。
この本は幼年期から戊辰戦争終結までで終わっており、いわば半生だけという大胆なカット。
当然新島襄の登場はなし。
その分、ハイライトになる会津若松城での篭城戦は読み応えがあります。
しかし、そこにたどり着くまでが非常に長い。
戦争以前は八重が歴史的なイベントに関わる事ができないため、盛り上がりのない場面がひたすら続きます。
つまらなくはないんですが、1〜8回まで得点シーンのないプロ野球みたいで山場がない。
京都守護の一員である兄・覚馬の視点を交えてメリハリをつけてはいますが、正直退屈な感じ。
幕末が好きな方でないと終盤まで辛抱できないかもしれません。
作者は「ブルボンの封印」「逆光のメディチ」等の西洋歴史小説で知られる方で、幕末ものは珍しい。
以下、感想。
主人公は山本八重。
幕末の会津藩出身の女性で、戊辰戦争時には銃を取って政府軍と戦った女傑。
その後、同志社大を創設する新島襄の妻となる人物です。
2013年大河ドラマの主人公だそうで。
この本は幼年期から戊辰戦争終結までで終わっており、いわば半生だけという大胆なカット。
当然新島襄の登場はなし。
その分、ハイライトになる会津若松城での篭城戦は読み応えがあります。
しかし、そこにたどり着くまでが非常に長い。
戦争以前は八重が歴史的なイベントに関わる事ができないため、盛り上がりのない場面がひたすら続きます。
つまらなくはないんですが、1〜8回まで得点シーンのないプロ野球みたいで山場がない。
京都守護の一員である兄・覚馬の視点を交えてメリハリをつけてはいますが、正直退屈な感じ。
幕末が好きな方でないと終盤まで辛抱できないかもしれません。
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