2021,11,21, Sunday
表紙は「婚姻届に判を捺しただけですが」。
実写版キャストのお2人です。
巻頭カラーは「ジーンブライド」。
FEEL YOUNG(フィールヤング)2021年12月号
「ジーンブライド」はTogetterに1巻の感想をまとめるというPRをやってたのですが、
誹謗中傷コメントも集まったため、まとめページ削除はされました。
FEEL YOUNG編集部さん「ジーンブライドのPRまとめ」のコメント欄が喧々諤々でまとめを消してしまった模様 - Togetter
熱狂的な賛同を得られる作品だけど、
そういう作品は反感も買いやすい。
私がひっかかったのは、
具体的にはここ↓
諫早はこれまで男性のせいで
したい仕事が満足にできず、不快な思いも多々している。
身の危険を感じる経験すらある。
だからといって、取材に協力した正木に
「いいよね あんたらはあんたらの事だけ考えりゃいんだから」と皮肉をぶつけ、
同行を依頼した理由・これ以降同行しなくていい理由については説明もなく
「自分で調べろ」。
男性に嫌な思いしたからといって、
他の男性に当たり散らしていいのかな。
性別をひっくり返した作品を描いたら、
間違いなく批判されますよ。
とはいえ、パワーのある作品なのは間違いない。
そして、はっきり怒りを表明しなければいけない事もある。
それだけ鈍い・変わらない男性が多いのもたしか。
あまり編集部が過剰にプッシュしなくても、
届く人には届く作品だと思います。
これまでの感想は
⇒漫画・本 FEEL YOUNG(フィール・ヤング)
◎作品感想
◆『ジーンブライド』
1巻発売記念!
高野ひと深×ヤマシタトモコ スペシャル対談
随所に「怒り」がある。
◆『ずっと独身でいるつもり?』
映画撮影レポ おかざき真里
映画は、漫画とはかなり違う内容だそうです。
◆ジーンブライド/高野ひと深
諫早依知とソックリの中学生・諫早壱。
ずっと学園内部で育っているという。
タイトルに「GENE(遺伝子)」とあるからすぐ浮かぶのはクローンですが、
それは安直すぎる。
一方で女性の生きづらさも描いていて、
どういう作品になるんでしょうか。
◆違国日記/ヤマシタトモコ
朝、槙生さんに「いつのまにそんな大人になったの」と言われる。
子どもと大人の境界はどこにあるのか。
朝が学生時代の槙生を想像しているシーンがあるのが印象的。
大人は昔から大人だと思いがちだけど、
大人にも子ども時代ありますからね。
◆カノジョは今日もかたづかない/加納梨衣
あいなとあやかの接触。
怖い女……。
◆婚姻届に判を捺しただけですが/有生青春
滝本さんみたいなタイプは、まぶしい。
今回のラストで主役の2人は元サヤだなあと思いますが、
最後はどう着地するんだろう。
◆ゴールデンラズベリー/持田あき
前半、中学時代の塁の恋愛遍歴をわずか12ページで片づけるテンポの良さ。
隔月だから必ずインパクトを残そう、という意図を感じます。
そしてラストの塁、「必ずモノにします」の勇ましさよ。
32歳童貞男子ですよ。いいんですか。
北方はますます挙動不審になりそう。
◆ジェンダーレス男子に愛されています。/ためこう
推しの動画を見る時は、ソファに正座するもの、らしい。
◆あさっての皮算用/秀良子
櫻井~早く帰ってきてくれ~!
と、クリリンばりに叫びたい回。
◆RUSH/西村しのぶ
7年ぶりの連載再開。
既刊は未読なので、特に感想なし。
とりあえず次も読みます。
◆こっち向いてよ向井くん/ねむようこ
上司の「嫁さん見つけないと」発言に苦笑いの向井くん。
それをやんわりたしなめる同僚。
「私たち世代は
自分のためっていうより次の世代のために怒らないと」
なるほど……。
怒るってエネルギーいるから、
エネルギー使うくらいなら流す方を選ぶんだよね。
それじゃあいけないんだ。
◆おとうさん、いっしょに遊ぼ ~わんぱく日仏ファミリー!~/じゃんぽ~る西
3歳児は自転車に載せるのも一苦労。
お疲れ様です。
◆転がる女と恋の沼/芥文絵
奈美子の厄介なお父さん編、完結。
何が幸せかは親じゃなくて本人が決める、と。
紺の親は、話の通じない人らしい。
芥先生、しばらくお休みとのことです。
◆アヤメくんののんびり肉食日誌/町麻衣
研究室を選ぼう編。
斎藤教授に気を使いまくる純。
大学にもサラリーマンみたいな世界があるのかな。
◆そろえてちょうだい? ぷらす/いくえみ綾
ブンの寝床は押し入れ。
ドラえもん……。
◆からっぽダンスR/阿弥陀しずく
久々の掲載です。
久我さん、「現代社会の愛とは何ぞや」を説く。
以前のストーリー知らないけど、この人も愛が重めらしい。
◆はぐちさん/くらっぺ
冬支度。
コタツを出すか出さぬか。
◆大川ぶくぶのお日記させていただく。/大川ぶくぶ
ぶくぶ先生、保護猫譲渡会へ行く。
◆私たちが恋する理由/ma2
ヒールを履いて見下ろしたっていいじゃないか、
人間だもの。
◎次号
巻頭カラー
「違国日記」
表紙
「婚姻届に判を捺しただけですが」
読み切り
「おーい! カセ」
乃原美隆
新連載
「発達障害なわたしたち(仮)」
町田粥
実写版キャストのお2人です。
巻頭カラーは「ジーンブライド」。
FEEL YOUNG(フィールヤング)2021年12月号
「ジーンブライド」はTogetterに1巻の感想をまとめるというPRをやってたのですが、
誹謗中傷コメントも集まったため、まとめページ削除はされました。
FEEL YOUNG編集部さん「ジーンブライドのPRまとめ」のコメント欄が喧々諤々でまとめを消してしまった模様 - Togetter
熱狂的な賛同を得られる作品だけど、
そういう作品は反感も買いやすい。
私がひっかかったのは、
具体的にはここ↓
(5/8) pic.twitter.com/lzkBU2n0Jj
— 高野ひと深 11/8『ジーンブライド①』発売 (@tknht3) November 8, 2021
諫早はこれまで男性のせいで
したい仕事が満足にできず、不快な思いも多々している。
身の危険を感じる経験すらある。
だからといって、取材に協力した正木に
「いいよね あんたらはあんたらの事だけ考えりゃいんだから」と皮肉をぶつけ、
同行を依頼した理由・これ以降同行しなくていい理由については説明もなく
「自分で調べろ」。
男性に嫌な思いしたからといって、
他の男性に当たり散らしていいのかな。
性別をひっくり返した作品を描いたら、
間違いなく批判されますよ。
とはいえ、パワーのある作品なのは間違いない。
そして、はっきり怒りを表明しなければいけない事もある。
それだけ鈍い・変わらない男性が多いのもたしか。
あまり編集部が過剰にプッシュしなくても、
届く人には届く作品だと思います。
これまでの感想は
⇒漫画・本 FEEL YOUNG(フィール・ヤング)
◎作品感想
◆『ジーンブライド』
1巻発売記念!
高野ひと深×ヤマシタトモコ スペシャル対談
随所に「怒り」がある。
◆『ずっと独身でいるつもり?』
映画撮影レポ おかざき真里
映画は、漫画とはかなり違う内容だそうです。
◆ジーンブライド/高野ひと深
諫早依知とソックリの中学生・諫早壱。
ずっと学園内部で育っているという。
タイトルに「GENE(遺伝子)」とあるからすぐ浮かぶのはクローンですが、
それは安直すぎる。
一方で女性の生きづらさも描いていて、
どういう作品になるんでしょうか。
◆違国日記/ヤマシタトモコ
朝、槙生さんに「いつのまにそんな大人になったの」と言われる。
子どもと大人の境界はどこにあるのか。
朝が学生時代の槙生を想像しているシーンがあるのが印象的。
大人は昔から大人だと思いがちだけど、
大人にも子ども時代ありますからね。
◆カノジョは今日もかたづかない/加納梨衣
あいなとあやかの接触。
怖い女……。
◆婚姻届に判を捺しただけですが/有生青春
滝本さんみたいなタイプは、まぶしい。
今回のラストで主役の2人は元サヤだなあと思いますが、
最後はどう着地するんだろう。
◆ゴールデンラズベリー/持田あき
前半、中学時代の塁の恋愛遍歴をわずか12ページで片づけるテンポの良さ。
隔月だから必ずインパクトを残そう、という意図を感じます。
そしてラストの塁、「必ずモノにします」の勇ましさよ。
32歳童貞男子ですよ。いいんですか。
北方はますます挙動不審になりそう。
◆ジェンダーレス男子に愛されています。/ためこう
推しの動画を見る時は、ソファに正座するもの、らしい。
◆あさっての皮算用/秀良子
櫻井~早く帰ってきてくれ~!
と、クリリンばりに叫びたい回。
◆RUSH/西村しのぶ
7年ぶりの連載再開。
既刊は未読なので、特に感想なし。
とりあえず次も読みます。
◆こっち向いてよ向井くん/ねむようこ
上司の「嫁さん見つけないと」発言に苦笑いの向井くん。
それをやんわりたしなめる同僚。
「私たち世代は
自分のためっていうより次の世代のために怒らないと」
なるほど……。
怒るってエネルギーいるから、
エネルギー使うくらいなら流す方を選ぶんだよね。
それじゃあいけないんだ。
◆おとうさん、いっしょに遊ぼ ~わんぱく日仏ファミリー!~/じゃんぽ~る西
3歳児は自転車に載せるのも一苦労。
お疲れ様です。
◆転がる女と恋の沼/芥文絵
奈美子の厄介なお父さん編、完結。
何が幸せかは親じゃなくて本人が決める、と。
紺の親は、話の通じない人らしい。
芥先生、しばらくお休みとのことです。
本日発売FEEL YOUNG12月に『転がる女と恋の沼』載っています!
— 芥文絵 (@akuta_fumie) November 8, 2021
そして担当さんがお知らせしてくださいましたが、出産・育児のためしばらくお休みをいただきますお待たせしてしまい申し訳ありません待っていますのコメント、本当に嬉しかったですいつもありがとうございます…!
◆アヤメくんののんびり肉食日誌/町麻衣
研究室を選ぼう編。
斎藤教授に気を使いまくる純。
大学にもサラリーマンみたいな世界があるのかな。
◆そろえてちょうだい? ぷらす/いくえみ綾
ブンの寝床は押し入れ。
ドラえもん……。
◆からっぽダンスR/阿弥陀しずく
久々の掲載です。
久我さん、「現代社会の愛とは何ぞや」を説く。
以前のストーリー知らないけど、この人も愛が重めらしい。
◆はぐちさん/くらっぺ
冬支度。
コタツを出すか出さぬか。
◆大川ぶくぶのお日記させていただく。/大川ぶくぶ
ぶくぶ先生、保護猫譲渡会へ行く。
◆私たちが恋する理由/ma2
ヒールを履いて見下ろしたっていいじゃないか、
人間だもの。
◎次号
巻頭カラー
「違国日記」
表紙
「婚姻届に判を捺しただけですが」
読み切り
「おーい! カセ」
乃原美隆
新連載
「発達障害なわたしたち(仮)」
町田粥
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