2015,07,16, Thursday
以前、物理的に壊れてしまった外付けハードディスク「HGST Touro Desk Pro TV 0S03537 Black 4TB」。
処分する前に、自分で分解してみることにしました。
⇒HGST Touro Desk Pro TV 0S03537 Black(外付けHDD)修復奮闘記
HGST Touro Desk Pro TV Black 外付けハードディスク 4TB
理由。
ハードディスクの分解・解体を一度やってみたかった。それだけです。
あとは、念のためデータを読まれない状態まで破壊しておこうと思いました。
それでは、画像とともに解体作業を振り返ります。
◎ケースをバラす
ドライバーと根気があれば、何とかなる。
このモデルは、ケースをネジ止めしていない。
内部でツメとひっかける部分が完全にジョイントされていて、力ずくでこじ開けるしかない構造。
詳しいことは、
日立外付けHDD TOURO DESK 2TB 0S03301A(逸般向け) | nana1451@たぶん日記 - 楽天ブログ
に丁寧に書かれているので、そちらをどうぞ。
リンク先のモデルは2011年頃のもの。手持ちは2012年製なので、ほぼ同じでしょう。
スキマらしいスキマはないが、底面なら比較的マイナスドライバーをこじ入れやすい。
上記のように、ゴムの部分からドライバーを突っ込み、徐々に隙間を広げていく。
途中で「バキッ」と音がするが、これはジョイント部分のツメが割れた音。
1辺開くのに成功すれば、同じ要領であと3辺も切り開ける。
黒いフタを、完全に取り外した状態。
ツメの部分が破壊されていて、もう元に戻すことはできない。
HDD本体を、ケースから取り出す。
ケーブル一本でつながっているだけで、なんだかへその緒のようだ。
HDDのラベル。「MADE IN Thailand」、タイ製。
でも、「台北市」とも書いてありますね。
アジアの色んな人たちが、頑張って作ってくれたようです。
◎HDD本体をバラす
次は、HDDの解体にとりかかる。
とはいえ、外壁のようなプラケースと違い、HDDは金属のプレートでしっかり守られている。
とりあえず、できるところまで壊してみる。
ラベルを貼ってある方の反対側。基板や銀色のシールが確認できる。
電源やUSBケーブル差し込み部分を外す。
端子ではめ込まれているだけなので、無理矢理外す必要はない。
電源・ケーブルの差込口が見えやすい角度(左)。
さらに、プラスチックと基板に分解できる(右)。
今度は、HDD側の基板を破壊。
これはネジ止めした上にネジの山をつぶしているので、ベリベリはがすしかない。
基板をほぼはがした状態。
ちなみにオレンジ色の部分もはがせる。シールみたいに張りついてるだけなので。
◎HDD内部の破壊(不完全)
さて、いよいよHDD内部の破壊。
プラッタ(データを書き込むディスク)にダメージを与えれば、
完全にHDDとしてはダメになる。
が、結論からいうと、ドライバーと腕力だけでは無理。
金属板部分をひきはがそうとしてみるが、しっかりネジ止めされている。
ネジの山はつぶされているので、テコの原理ではがすしかない。
が、ケースの時とは違い、多少の力だとわずかなスキマしか作れない。
プラッタをスキマからのぞくぐらいまではできるが、
これ以上破壊するには、バールなど、もっと大がかりな工具がないとダメそう。
まあ、気が済むまで分解できたので、これで良しとする。
◎回収
都道府県によって異なるが、HDDは資源として回収してくれる。
というより、普通のごみとしては捨てられないと思う。
岡山市の場合、市に協力している電器店であれば、無料で引き取ってくれる。
小型家電の出し方|岡山市|くらしの情報|環境の
「小型家電リサイクル協力店」から、最寄りの店を探して行けばよい。
ちなみに、回収前に破壊する必要はない。
そのまま出せばOK。
付属品もまとめて引き取ってくれる。
「もしかすると、データが抜き取られて悪用されるかも」と不安な人は、業者に頼んでください。
例えば、岡山駅前のビックカメラですと、
(1)HDD本体の物理破壊 約900円
(2)ケースを含めた物理破壊 約1400円
でやってくれます。
(1)の場合、HDD本体をケースから取り出すところまでは自分でやらないといけない。ご注意。
お金でさっさと片付けたい人は、こちらがいいんではないでしょうか。
処分する前に、自分で分解してみることにしました。
⇒HGST Touro Desk Pro TV 0S03537 Black(外付けHDD)修復奮闘記
HGST Touro Desk Pro TV Black 外付けハードディスク 4TB
理由。
ハードディスクの分解・解体を一度やってみたかった。それだけです。
あとは、念のためデータを読まれない状態まで破壊しておこうと思いました。
それでは、画像とともに解体作業を振り返ります。
◎ケースをバラす
ドライバーと根気があれば、何とかなる。
このモデルは、ケースをネジ止めしていない。
内部でツメとひっかける部分が完全にジョイントされていて、力ずくでこじ開けるしかない構造。
詳しいことは、
日立外付けHDD TOURO DESK 2TB 0S03301A(逸般向け) | nana1451@たぶん日記 - 楽天ブログ
に丁寧に書かれているので、そちらをどうぞ。
リンク先のモデルは2011年頃のもの。手持ちは2012年製なので、ほぼ同じでしょう。
スキマらしいスキマはないが、底面なら比較的マイナスドライバーをこじ入れやすい。
上記のように、ゴムの部分からドライバーを突っ込み、徐々に隙間を広げていく。
途中で「バキッ」と音がするが、これはジョイント部分のツメが割れた音。
1辺開くのに成功すれば、同じ要領であと3辺も切り開ける。
黒いフタを、完全に取り外した状態。
ツメの部分が破壊されていて、もう元に戻すことはできない。
HDD本体を、ケースから取り出す。
ケーブル一本でつながっているだけで、なんだかへその緒のようだ。
HDDのラベル。「MADE IN Thailand」、タイ製。
でも、「台北市」とも書いてありますね。
アジアの色んな人たちが、頑張って作ってくれたようです。
◎HDD本体をバラす
次は、HDDの解体にとりかかる。
とはいえ、外壁のようなプラケースと違い、HDDは金属のプレートでしっかり守られている。
とりあえず、できるところまで壊してみる。
ラベルを貼ってある方の反対側。基板や銀色のシールが確認できる。
電源やUSBケーブル差し込み部分を外す。
端子ではめ込まれているだけなので、無理矢理外す必要はない。
電源・ケーブルの差込口が見えやすい角度(左)。
さらに、プラスチックと基板に分解できる(右)。
今度は、HDD側の基板を破壊。
これはネジ止めした上にネジの山をつぶしているので、ベリベリはがすしかない。
基板をほぼはがした状態。
ちなみにオレンジ色の部分もはがせる。シールみたいに張りついてるだけなので。
◎HDD内部の破壊(不完全)
さて、いよいよHDD内部の破壊。
プラッタ(データを書き込むディスク)にダメージを与えれば、
完全にHDDとしてはダメになる。
が、結論からいうと、ドライバーと腕力だけでは無理。
金属板部分をひきはがそうとしてみるが、しっかりネジ止めされている。
ネジの山はつぶされているので、テコの原理ではがすしかない。
が、ケースの時とは違い、多少の力だとわずかなスキマしか作れない。
プラッタをスキマからのぞくぐらいまではできるが、
これ以上破壊するには、バールなど、もっと大がかりな工具がないとダメそう。
まあ、気が済むまで分解できたので、これで良しとする。
◎回収
都道府県によって異なるが、HDDは資源として回収してくれる。
というより、普通のごみとしては捨てられないと思う。
岡山市の場合、市に協力している電器店であれば、無料で引き取ってくれる。
小型家電の出し方|岡山市|くらしの情報|環境の
「小型家電リサイクル協力店」から、最寄りの店を探して行けばよい。
ちなみに、回収前に破壊する必要はない。
そのまま出せばOK。
付属品もまとめて引き取ってくれる。
「もしかすると、データが抜き取られて悪用されるかも」と不安な人は、業者に頼んでください。
例えば、岡山駅前のビックカメラですと、
(1)HDD本体の物理破壊 約900円
(2)ケースを含めた物理破壊 約1400円
でやってくれます。
(1)の場合、HDD本体をケースから取り出すところまでは自分でやらないといけない。ご注意。
お金でさっさと片付けたい人は、こちらがいいんではないでしょうか。
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