2015,07,11, Saturday
2010年9月、主婦の友社発行。
著者は兵庫県出身。フリーのイラストレーター。
こんな会社、辞めてやる!! 転職6回、すべて失敗。 Kindle版
7つの会社を経て、東京で独立できるまでの道のりを
面白おかしく書いた痛快コミックエッセイ。
少しでも笑ってもらえたらと思って描きました。
とあるので、憂うつな気分をふっ飛ばしたい時に読むのが良いかと思います。
「転職に失敗しないためには」等、教訓めいたことは書いてません。
お気楽に読む本です。
◎著者の道のり
1978年生まれ
美術系専門学校卒業、就職氷河期まっただ中でかろうじて内定獲得
↓
【1社目】
使えない新人で毎日のように怒られる
似たようなキャバクラの求人広告をひたすら作らされる
1年で退職
↓
【2社目】
文字の校正を延々やる仕事
1日5時間半、居眠りOK、サボりOKというゆるい会社
ぬるま湯すぎるので退職
↓
【3社目】
弁当買い出しや原稿届けに丸一日パシらされる
一日で辞める
↓
【4社目】
デザインの下請け企業で、ようやく仕事ができるようになる
しかし、頼れる上司は入社1ヵ月で退職
残った社長はデザインのことが全くわからず、実態は金貸屋だと判明
会社を信じられなくなり、辞める
↓
【5社目】
豪快だが優しく、尊敬できる先輩と出会う
自身最長の3年間勤務
だが労働環境は過酷で、マンネリ化を感じ、退職
↓
【6社目】
自社ビルをもつ大企業の制作部に就職
多数派の営業部と対立しながら、ひたすら企画書を作る
最も制作を目の敵にする次長のいびりに耐え兼ね、
制作全員まとめて退職
↓
【7社目】
上京し、チラシデザインの会社に入社
余暇を利用しイラストを書きため、独立する計画をたてる
が、意志の弱さから作品は書きためられず
作品づくりに専念するため、いちかばちか退職
↓
【独立】
孤独と戦いつつ、作品を書きため売り込みに行く
が、しばらく手ごたえなし
ある日、これまでの会社の出来事や面白い人々をイラストにして、作品に加えてみることに
すると、初めて仕事の依頼が来る
それから少しずつ 本当に少しずつ 仕事が来るようになった……
この時30歳
◎まとめ
漫画のラストに集約されているように思います。
もっと早く若いうちに上京していれば……
と、後悔したこともあった……
しかし今では、あの頃があったから今の私があるのだと
あの頃出会った人たちに感謝している
とても遠回りをしてきたようで
必然の道だったのだと 今は思える(123-124p)
人生、回り道のようでも、無駄じゃない、のかも。
「人生とは一冊のマンガだ」とは水木しげる先生の言葉です。
「ただのマンガだと思えば、気が楽になる」という意味らしいです。
会社でストレス溜まってる方は、気楽に読んでみてはいかがでしょうか。
◎余談
最後に「アマゾンとかで1円で売られてても
教えないでいただけたらうれしいです。」とありますが、現在1円です。
5年前の本は、たいがい1円になりますけどね。
著者は兵庫県出身。フリーのイラストレーター。
こんな会社、辞めてやる!! 転職6回、すべて失敗。 Kindle版
7つの会社を経て、東京で独立できるまでの道のりを
面白おかしく書いた痛快コミックエッセイ。
少しでも笑ってもらえたらと思って描きました。
とあるので、憂うつな気分をふっ飛ばしたい時に読むのが良いかと思います。
「転職に失敗しないためには」等、教訓めいたことは書いてません。
お気楽に読む本です。
◎著者の道のり
1978年生まれ
美術系専門学校卒業、就職氷河期まっただ中でかろうじて内定獲得
↓
【1社目】
使えない新人で毎日のように怒られる
似たようなキャバクラの求人広告をひたすら作らされる
1年で退職
↓
【2社目】
文字の校正を延々やる仕事
1日5時間半、居眠りOK、サボりOKというゆるい会社
ぬるま湯すぎるので退職
↓
【3社目】
弁当買い出しや原稿届けに丸一日パシらされる
一日で辞める
↓
【4社目】
デザインの下請け企業で、ようやく仕事ができるようになる
しかし、頼れる上司は入社1ヵ月で退職
残った社長はデザインのことが全くわからず、実態は金貸屋だと判明
会社を信じられなくなり、辞める
↓
【5社目】
豪快だが優しく、尊敬できる先輩と出会う
自身最長の3年間勤務
だが労働環境は過酷で、マンネリ化を感じ、退職
↓
【6社目】
自社ビルをもつ大企業の制作部に就職
多数派の営業部と対立しながら、ひたすら企画書を作る
最も制作を目の敵にする次長のいびりに耐え兼ね、
制作全員まとめて退職
↓
【7社目】
上京し、チラシデザインの会社に入社
余暇を利用しイラストを書きため、独立する計画をたてる
が、意志の弱さから作品は書きためられず
作品づくりに専念するため、いちかばちか退職
↓
【独立】
孤独と戦いつつ、作品を書きため売り込みに行く
が、しばらく手ごたえなし
ある日、これまでの会社の出来事や面白い人々をイラストにして、作品に加えてみることに
すると、初めて仕事の依頼が来る
それから少しずつ 本当に少しずつ 仕事が来るようになった……
この時30歳
◎まとめ
漫画のラストに集約されているように思います。
もっと早く若いうちに上京していれば……
と、後悔したこともあった……
しかし今では、あの頃があったから今の私があるのだと
あの頃出会った人たちに感謝している
とても遠回りをしてきたようで
必然の道だったのだと 今は思える(123-124p)
人生、回り道のようでも、無駄じゃない、のかも。
「人生とは一冊のマンガだ」とは水木しげる先生の言葉です。
「ただのマンガだと思えば、気が楽になる」という意味らしいです。
会社でストレス溜まってる方は、気楽に読んでみてはいかがでしょうか。
◎余談
最後に「アマゾンとかで1円で売られてても
教えないでいただけたらうれしいです。」とありますが、現在1円です。
5年前の本は、たいがい1円になりますけどね。
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