スティーブン・ライニキー「激流の中へ」
久々に吹奏楽曲のCDを購入。
スティーブン・ライニキー(Steven Reineke)「激流の中へ(Into the Raging River)」。
演奏はワシントン・ウィンズ(The Washington Winds)、指揮はエドワード・ピーターセン(Edward Petersen)。



このライニキーという人は最近知ったのですが、吹奏楽界ではなかなか有名な人だそうで。
実際、曲を聴いてみると「これぞ吹奏楽!」という名曲ばかりが収められています。

感想は以下に。

<曲目>
1. ポートレイト・オブ・フリーダム(Portrait of Freedom)
2. 激流の中へ(Into the Raging River)
3. 火の鳥の飛翔(Rise of the Firebird)
4. メインストリート・セレブレイション(Main Street Celebration)
5. セドナ(Sedona)
6. 神々の運命(Fate of the Gods)
7. リヴァー・オヴ・ライフ(River of Life)
8. スワンズ島への旅(Swans Island Sojourn)
9. ザイオンの神殿にて(In the Temple Zion)
10. ホープタウンの休日(Hopetown Holiday)
11. ピラトゥス〜ドラゴンの山 (Pilatus: Montain of Dragons)

このライニキーという方、近年はアルフレッド・リードに匹敵する評価の持ち主だとか。
日本だと学生バンドが「セドナ」を演奏することが多いそうです。

「セドナ」以外にも、吹奏楽経験者のツボを刺激するいい曲が揃っています。

ツボとは説明が難しいのですが、
(1)高音と低音の重なりが聴いてて気持ちいい
(2)色んな楽器に見せ場がある
(3)急展開と緩い展開の切り換えがある
(4)初めと終わりがパワフル
というポイントを抑えているところですか。

自分が演奏したのは「ホープタウンの休日」。
合奏で吹いた瞬間に良い曲だと思いました。
自分のユーフォの音とそれ以外の楽器がかみ合って爽快なんです。
初めにドーンときて潮が引くように穏やかな部分に入るところも○。

悪い言い方をすれば、メロディが違うだけで作りが似ているので、11曲通して聴くと同じような曲ばかりに聴こえるかもしれません。

まあ、ささいなケチしかつけられない、いいアルバムです。

曲名に「神殿」「ドラゴン」「火の鳥」などファンタジックなフレーズが多いので、ライニキーさんはそういうのが好きなんでしょうか。
| 吹奏楽 | 10:47 | comments (0) | trackback (0) |
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