岡山帰省+香川・愛媛旅行記
8月13日から帰省し、14日・15日と家族で四国(香川・愛媛)に行ってました。
せっかくなのでまとめます。

私、両親・弟・妹という構成。

移動はすべて車だったのだが、運転はすべて父親任せ、
プランや宿泊先確保は弟任せ、
俺は食って寝るだけというVIP待遇。
なんというぐうたら30代。

13日
ただ新幹線で帰っただけ。


14日午前中

岡山から瀬戸大橋を経由し、香川へ。

テレビでも紹介されたおすすめのうどん屋「山越うどん」に向かったが、
待ち時間1時間半というすさまじい行列に断念。
ヨソのこととはいえ、強烈な日差しの中で待つ人たちがちょっと心配になった。
特に小さい子供は大丈夫だっただろうか。

代わりに向かったのが骨付き鶏の「一鶴」丸亀本店。
丸亀市はもともと骨付き鶏が有名らしいが、その中で評価が高い店らしい。
JR丸亀駅から歩いて行けるという立地もグッド。

脂っこくスパイシーな鶏肉はたしかにうまかった。
ただ本当に脂っこいので人を選ぶかもしれない。

肉は固めの親鳥とやわらかめの雛鳥の2種類。
最初は雛鳥をおすすめしたい。親鳥は顎がつかれる。
あとメシは充実してないので、他のうどん屋なりですませる必要あり。


14日午後
腹ごなしに猪熊弦一郎美術館へ。これも丸亀駅そばにある。
メインよりも、特別展示の「大竹伸朗展」のがインパクトがあった。

闇鍋のようにいろいろなものを一か所にぶち込むのが作風らしく(違っていたらすいません)、
特にガラクタの集合体のような小屋は強烈。
白昼夢のような世界であった。

写真:美術館入口にあるオブジェ


14日夕方
温泉で有名な道後に到着。
「椿館」というホテルに一泊する。

普段楽団で一緒に演奏している方が、たまたま家族でここに来ていたらしい。
しかも同日。
すごい偶然なのだが、自分は全く気付かず。

ともかく食事前に温泉へ。
「椿館」にも大浴場はあるのだが、「道後温泉本館」という昔からある温泉にまず行くものらしい。
「道後温泉本館」は木造の趣のある造り。
数百円で入れる安さだが、お盆ということもありすごい混みよう。
海外からのお客さんもいる(刺青入れた女性とかいたらしい……向こうではファッションだからな~)。

浴場もさほど広くないので、芋の洗い場みたいになってしまう。
ということで、ゆっくりつかりたいなら各ホテルについている浴場をおすすめる。


15日朝
「椿館」すぐ近くの丘の上にある、秋山好古(日露戦争で活躍した陸軍軍人)のお墓に参る。
最近だとNHKドラマ「坂の上の雲」で有名な方である。

本来のお墓は鎌倉にあるのだが、松山ゆかりの人物なので分骨して作ったらしい。

お墓は鷺谷墓地という一般の墓地の中にあり、一瞬歩き回ってよいものか戸惑う。
が、案内版なども出ているので一応入ってもよさそう。


お盆ということもあり、お参りした後は早々に退散した。

墓自体はごく普通の作りで、一般のものと変わりない。
墓地には他にも旧帝国軍人の方の墓があるのだが、そちらの方が立派で目立つぐらい。

生活は質素だったという故人をしのばせる。
「男は単純明快でなければならん」という、「坂の上の雲」のセリフもありましたね。

ということでかなり探しにくいので、行かれる方はご注意。
一応、墓石の左に「永仰遺光」という墓碑が隣に立ってるのだが、それとて目立つものではない。

リンク先の写真を参考にして、背に林があるお墓を探すと早いかもしれない。
秋山好古の墓 - 「坂の上の雲」ゆかりの地 ~雲の下の風景~


15日午前中
「椿館」を出発し、近所の宝厳寺へ。
ここは一遍上人ゆかりの大変重要なお寺だそうですが、数日前に火災で全焼してしまい、無事なのは入口周辺のみ。
原因は漏電ではないか、との事(ホテルの従業員さん)。

ニュースソース
「地域のシンボルが…」 宝厳寺全焼 肩落とす住民ら 愛媛

罰当たりと思いつつも境内を外周から撮らせてもらいました。すみません。
さすがに記念撮影まではしてないが、一緒か……。


最初は立ち入り禁止のテープが外周に貼られていたのだが、
私の家族含め何名かがうろうろしているうちにはがされた。
入ろうと思えばいくらでも隙間があったからね。

再建の際には一口募金させてもらおうと思う。


続けて松山市内にある石手寺に参る。
ここは四国八十八か所、いわゆるお遍路の札所のひとつ。
それなりに参拝者でにぎわっていた。

寺そのものより印象的だったのが、入って左手にある「パゴダ(仏塔の意)」。
太平洋戦争にて、愛媛からビルマ方面へ出征し、戦死した英霊5500人を弔っているとのこと。
愛媛ビルマ会が建設したそうで、実に立派な建物だった。


こちらは鎮魂の石碑。


訪問した際、たまたま管理している方も15日ということでいらっしゃったので、
少しお話させていただいた。
御年95歳、「愛媛ビルマ会の生き残りはもう自分だけ」との事。
戦争当時はMG(機関銃連隊)に所属。

年の割に喋り方はしっかりしており、正座もできる。
昔はひと月に1回必ず来ていたそうだが、最近は難しくなったそうだ。
いつまでもお元気でいて欲しい。


15日午後
松山のとべ動物園へ。

大人450円、子供100円という破格の安さ。
にも関わらずメジャーからマイナーな動物までかぶりつきの近さで見られる、素晴らしい動物園。
お子さんがおられる家庭にはぜひおすすめしたい。

動物は覚えているだけでも、

・フラミンゴ
・バイソン
・バク
・カバ
・ホワイトタイガー
・シロクマ(ピース、という名前でこの動物園のアイドル)
・ヒグマ
・レッサーパンダ
・ライオン
・アフリカゾウ(国内で親子のゾウが見られるのはここだけらしい)
・ヒョウ
・ニホンザル
・マントヒヒ
・ノマウマ(漢字だと野間馬。希少な国産の馬)
・ラクダ
・カンガルー
・ヒクイドリ
・ペンギン
・アシカ

とまあ、たくさん。じっくり見ていけば余裕で2時間はかかる。

時間帯によっては「餌やりタイム」があり、食事しているところをガラス越しに見られる。

「また行きたい動物園ランキング」で旭川動物園に次ぐ評判も納得。

ただシロクマのピースは現在てんかんの治療中で、あまり動き回らない。
無理せず長生きして欲しい。

写真は、専用プールで泳ぐペンギンとなぜか混じって居心地悪そうなサギ(?)


15日夕方
松山から岡山へ移動。
頑張るのは運転する親父だけ。
私と兄弟は車載のDVDプレーヤーで「SNOW WHITE」(※)を鑑賞したりしてました。

※2010年映画。白雪姫に独自解釈を加えた映画で、映像美が秀逸


16日
岡山メルパで「風立ちぬ」を鑑賞。
詳しい感想はこちら

新幹線の発車まで時間があったので、漫画喫茶で雑誌を読む。
目当ては別冊マーガレット(青空エールの感想を書くため)なのだが、なんと置いていなかった。
「花とゆめ」のバックナンバー4冊も置くくらいなら、
別マとかLaLaの最新号置いた方がいいんじゃないかと思いますよ……その辺どうですかコミックバスターさん。


以上です。
| 雑記 | 07:48 | comments (0) | trackback (0) |
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