プログラマが主に少女漫画を語る

吾峠先生、お疲れ様でした。
傑作をきっちり完結させてくださり、
ありがとうという言葉しかありません。


鬼滅の刃 23 (ジャンプコミックスDIGITAL)

以下は妄想・ヨタ話です。
感想ではありません。

23巻の内容に思いっきり触れてます。
人によっては不愉快、いわゆる「地雷」の可能性があります。

ご承知の上、お読みください。

◎冨岡義勇さん結婚問題
205話の現代に登場した冨岡義一は、
おまけページで「義勇の子孫」と明言されている。
転生した人物ではない。

つまり、義勇さんは結婚していた。

あのコミュ障柱と言われていた義勇さんが。
痣が発動し、25歳までに死ぬであろう義勇さんが、である。

お相手となれそめを考えてみたい。

(1)お見合い
産屋敷家や鬼殺隊士のツテか、
各地の藤の家の娘さんか、
以前鬼から助けた家の娘さんと
お見合い結婚したのではないか。

つまり自由恋愛ではない。

夢はないけど、私はこの説を推す。
大正時代ですし。

義勇さん、コミュ障以前に自由恋愛のハードルがかなり高い。

1つ、片腕というハンディ。
2つ、まともな職についた経験なし。特技は時代遅れの剣術だけ。
3つ、「痣」25歳までに早死にする可能性がある。

片腕ということもあり、
日常生活を支える人物がいた方がいい、
という配慮もあったと思う。

早死にするのがわかってるのに結婚するのか？　という疑問もあるけど、
これは「家のため」かも。

家系・血筋を残す、先祖代々の墓や土地を守る、
この意識は、現代人より高かったはず。

炭治郎とねずこも、最後は我が家に戻ってましたし。

義勇さんも地元(東京府豊多摩郡野方村＝現・中野区野方)に戻り、
両親や姉のいる冨岡家の墓を守り、
数年間穏やかな暮らしをしたものと思う。

(2)自由恋愛
上にも書いたけど、なかなか難しい。

ありそうなのは、「外伝」に出てきた八重さんかな。


鬼滅の刃 外伝 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版

※この外伝、スピンオフですがかなり面白い
　平野稜二先生の画風がアリならおススメ
　煉獄外伝、煉獄さんはもちろん、鬼がやけに格好いい

もしくは、剣術道場を開いて、
弟子の娘さん、とか。

片腕でも、並の人間よりははるかに強いはずなので。

ただ、痣というタイムリミットがあるので、
やはり時間のかかる自由恋愛は考えにくい。

(3)うっかりハメはずした
義勇さんも男ですから。

ゆきずりの女性と一夜のあやまち。
もうすぐ死ぬので、生存本能が高まった結果のむにゃむにゃ。
ハメをはずすというかハメるというか……すいません。

ただ、その結果できた子どもが「冨岡」姓を名乗るかは疑問。

(4)なんやかんやで痣を克服した
医学の進歩か、継国縁壱が書き残した文書でもって
痣を克服、長生きした。
これはこれでアリ。

(5)twitterで面白いと思った説
産屋敷家の娘さん2人(くいな・かなた)のうちどちらかと結婚した説。

産屋敷家から嫁をもらった結果不死川実弥と冨岡義勇に子孫がいると考えるとそこそこ納得がいく　彼らの人生の全てをわかった上でその家系が絶えないようにとの配慮なら子を残す大義があるので…2人が若くして亡くなることも当然承知の上、幼妻なら長生きして子ども育てられるしね 資産的にも問題ないし

— 笑止 (@show_shi_) December 3, 2020

これ、非常に面白いしありそうだと思うんですが、
問題は年齢ですね。

くいな・かなたは8歳。
結納はともかく子作りは無理。

15歳になるまで待つとしたら7年後で、
義勇さん痣で死んでる可能性がある。


◎炭彦の「おばあちゃん」
205話、現代編の炭彦からみて、
炭治郎とカナヲは曾々じいちゃん・曾々ばあちゃん。

間にいるのが、
炭彦に昔話をしてくれた「おばあちゃん」。

炭治郎・カナヲ(高祖父母)
｜
[不明](曾祖父母)
｜
おばあちゃん(祖父母)
｜
[不明](父母)
｜
炭彦

このおばあちゃん、あんまり炭治郎・カナヲには似てない。
どっちかというとヒサさん(藤の家のおばあちゃん)に似てる。

炭治郎とカナヲ、年をとったらあんな感じになるのかもしれないけど。

「竈門」姓が現代まで残っていることを考えると、
炭彦は直系、つまり男系の子孫なのだと思う。

おばあちゃんは炭治郎とカナヲの孫にあたる男性と結婚した人物で、
つまり、直接の血縁関係はなくて、姻戚関係なんじゃないだろうか。

正直、血縁があろうがなかろうが、
男系子孫だろうが女系子孫だろうが、
どっちでもいい話ではありますけれども。

途中で婿養子とったかもしれないしね。

ここまで書いといてなんですが、
現代編は「本編のキャラクターたちができなかった平穏な生活」を描いたもので、
あまり厳密に血のつながりを考えるものではない気もします。

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