プログラマが主に少女漫画を語る

表紙＆巻頭カラーは「パーフェクトワールド」。


Kiss(キス)2020年10月号

次が最終巻だそうです。

『#パーフェクトワールド』11巻、発売しました。https://t.co/XfMPpGJ7MW

やっとここまで来れたなあ、と思いながら描きました。是枝くんのお話も描けてよかったです。
次が最終巻となります。

取材協力者の皆様、関係者の皆様、読者の皆様、いつも本当にありがとうございます！
よろしければぜひ pic.twitter.com/FufmgFhdJ8

— 有賀リエ / Rie Aruga (@aru_rie) August 14, 2020

これまでの感想は
⇒漫画・本 Kiss(キス)

◎作品感想
◆パーフェクトワールド/有賀リエ
特別養子縁組で子どもを迎えて3年。

お子さんを落としたぐらいでうろたえてはいけない。
しかし、大変ですね。

もうすぐ終わりですが、
実の親じゃないというのを明かすところまでは、やるのかな。

◆東京アリスgirly/稚野鳥子
最後のページで「おわり」とありますが、
また始まりそうな気もします。

◆モトカレマニア/瀧波ユカリ
マコチ、さくらさんに励まされ、
最適解を求める旅へ。

うじうじしてると本人的には楽だけど、
他人から見ると「で？　だから何？」なんだよな。
自分でやってる時はわからない。
こうして漫画で読んで、初めて醜態をさらしているとわかる。

改めて見ると、ユリカはなぜこんな男に執着していたのか。

◆ホタルノヒカリBABY/ひうらさとる
SNS・ネットでの付き合い方、
批判のいなし方。

IT企業社長のモデルは、「けんすう」さんですね。

◆志のぶの宝石匣/二ノ宮知子
山梨編、前編。
甲府＝宝石の町らしい。
ヘェーヘェーヘェー

武田信玄も水晶を眺めたりしたのだろうか？

◆おひとり様物語/谷川史子
バツイチアラフォー、元夫と偶然の再会。
田舎ならともかく、都会で偶然会うってあるのかな……。

◆涙雨とセレナーデ/河内遙
連続掲載も今月号でおしまい。
次回は12月号掲載なので、また隔月ペースですね。
河内先生、フィーヤンで新連載始まりましたし。

ヒナと菊之進、孝章様と貞光、雛子と武虎、
三者のストーリーが進行。

「デエトのおつもりでエスコートなさって」って、
前回銃をつきつけられた相手によく言えますね。
雛子、若さゆえの大胆！

孝章様は、貞光に依頼し横浜の新居探し中。
ヒナとの愛の巣……じゃなくて、
本郷貿易横浜支社？　で働くから、
そこに通うための家ですね。

でもさあ、家の掃除とか必要なんだから、
ヒナ雇えばいいと思うんですよね(まだ言ってる)。
女中。

で、女中に手を付けるのは、
若旦那のたしなみじゃないですか
(金持ちへの偏見)。

そして、ヒナは菊之進と座長の昔使っていた屋敷へ。
オーバーオールの少年姿も似合ってます。

人脈のある菊之進。
もどきとはいえ、ブンヤ(聞屋)にもツテがあるとは。

屋敷の開かずの扉が見つからないって、
フィクションだと、壁に偽装して隠したりしますが、さて……。

その他、印象的なセリフ。

ヒナ「……えっと …草津の …湯治場に…」

明治の頃から草津温泉って有名なの？　とググりました。
江戸時代から有名らしい。

名湯草津温泉－草津温泉の歴史
> 温泉の開湯時期は説により色々ですが、１４００年代以降草津温泉を訪れる人は(中略)八代吉宗公、俳人・小林一茶、東海道中膝栗毛の十返舎一九～

菊之進「(電話は)本郷家は駄目だ」

つまり北峯家はOK、と。
菊、なんだかんだいってヒナには甘い。

◆ながたんと青と－いちかの料理帖－/磯谷友紀
料理コンテスト、終了。
コンテスト自体は優秀賞でしたが、
いちかさんの流行風邪で倒れてしまう。

うどん作ったりして、
周さんこの時代の男にしては自分でなんでもやるし、
気が利いてる。

明らかにお互い愛情がわいてますが、
なかなか進展しません。

次回は、料理コンテストの補足があるかな。
なんで優秀賞かの説明が全然なかったし。

周さんのセリフに出てくる幇間(ほうかん)とは、
宴席やお座敷で、芸者さんと一緒にその場を盛り上げる男性のことです。

◆御手洗家、炎上する/藤沢もやし
真希子が、家を取り囲まれても
息子を気遣ってるのが意外。
特にダメな希一をかなり世話焼いてる。

親子の関係は、簡単には断てない。

希一が倒れそうなところに杏子か駆けつけるのは、ザ・少女漫画。
フツーとは性別が逆だけど。
ただ、あんな告白がうまくいくのだろうか？
この人は私がいないとダメ的な展開？

それにつけても、親父さんは打たれ弱いですね。
病院の経営者でたくさん雇用してるんだろうから、
そんな人が簡単に休んだらダメです。

◆わたしのお嫁くん/柴なつみ
山本くんをねぎらう一日。
今日は、会話の間や情感といいますか、
描写が少女漫画みたいでした。

でも、ふだんのシュールギャグも好きです。
むしろそっちが楽しみで読んでますから。

とりあえず、山本くんは絡み上戸なんだな。

◆美しいこと/木原音瀬・犬井ナオ
一線を越える2人。
男の腕力を考えると、気持ちいいどころか痛そうだ。

◆やんごとなき一族/こやまゆかり
大介さんが若いツバメに(;^ω^)

◆おとなになっても/志村貴子
「恵利は まだ立ち直ってないのに」
渉の母のよくわからないセリフ。
綾乃さんから見て義理の妹なだけで、
引きこもりの義妹に関して、何か責任を負うわけでなし。

◆カカフカカ/石田拓実
ついにシェアハウス解散宣言。
ずーっと前からそんな話だったけど、
ハセさんついに期限切りましたね。

で、本行から意外過ぎる同棲提案。
おかしい、彼らしくない(;^ω^)
このまま丸く収まるはずもなく、一山ありそうです。

寺田さん、元彼と付き合うのか？
それはないよな。

◆すてきなパーティーフリーク 番外編/ふみさき
世界各地のティーパーティー。
情報量がめちゃめちゃ多くてとても読めないですが、
作者さんの情熱は伝わりました。

◆メイクはただの魔法じゃないの/六多いくみ
就活メイクテクニック。

◆幸子、生きてます/柘植文
「30過ぎの処女の会」
メンツが濃すぎる(-_-;)

負のオーラの吹き溜まりみたいだけど、
これはこれで慣れると居心地がいい……のか！？

碁を打ってる男も、たぶん童貞だと思う。
妙に理屈っぽいから。

◆兄弟犬/ともえ
ダックス兄弟の防災訓練。
ワンコにファイヤーマンズキャリーは無理だ(-_-;)

◆おいおいピータン!!/伊藤理佐
わかりやす指示をくれる生き霊。

◆神は細部に宿るのよ/久世番子
緑のバングル＝養生テープ事件、
ググると常盤貴子さんのことらしい。


◎次号
表紙
「東京タラレバ娘 シーズン2」

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