Kiss(キス)2020年9月号感想
表紙は「私の町の千葉くんは。」。
巻頭カラーは「アレンとドラン」。


Kiss(キス)2020年8月号


これまでの感想は
漫画・本 Kiss(キス)

◎作品感想
◆アレンとドラン~その信徒と隣人/麻生みこと
彼氏(=三島くん)ができたと誤解されたリンダさん、
タイラー先生と普通に話せるようになる。

なら、彼氏の話をホントにしちゃえ。
いいのかそれ。
可哀想なのは三島くん。
とばっちりもいいところ。

Nulu=Huluですね。動画配信サービス。
私、「笑点」を観るために契約してます。

◆わたしのお嫁くん/柴なつみ
キス1つでめちゃ動揺するはやみん。
中学生か。
山本くん大ショック。

で、そこへ乗り込んでくる山本ブラザーズ。
揃いもそろって「嫁」力が異常に高い。
なんだこの兄弟。

さらに「本妻のおやつ勝負」で盛り上がる。
なんだこの漫画。
山本くん、とりあえず俺にもアップルパイ作って。
あと毎日みそ汁も作って。

◆私の町の千葉くんは。/おかもととかさ
劇中でも言われてるけど、
マチ先生そんなに結婚したけりゃ自分から切り出せばいいのに。

リアルでも思うけど、
生き方に多様性を求める風潮の中で、
「プロポーズは男から」というのがスタンダードなのは解せない。
したい方から言えばよくない?

◆御手洗家、炎上する/藤沢もやし
皐月さん(杏子ママ)が喋りまくる。
この人も充分怖い人でした。

病室の前に立ってるシーン、ホラーと言っても差し支えない。

◆東京タラレバ娘 シーズン2/東村アキコ
三人娘がゲスト出演。

「僕の夢の応援はありがたいけど
ママも夢を持ってね
僕の夢がママの夢にならないように」

よしお11号くんはほんとに小学生なの?

◆モトカレマニア/瀧波ユカリ
着ぐるみの中で嫉妬の炎を燃やすマコチ。
たぶん、水野くんといい感じになったところで、
辛抱たまらず着ぐるみを脱ぐんだろうな。

◆七つ屋 志のぶの宝石匣/二ノ宮知子
ネギのトン……トン……がシュールでした。

パット ドゥ フリュイ、見た目はいいけど
味は今一つ合いませんでした。

◆無能の鷹/はんざき朝未
会社の公式SNS活用編。

この漫画、腹の探り合いがムダに多すぎる。
そこが面白いんですけどね。

◆おとなになっても/志村貴子
弁護士の先生、男性か女性かわからない。
「滋(しげる)」って名前の女優さんもいるし。

◆東京アリスgirly/稚野鳥子
ハイブリッドカーの充電切れ、
JAFではダメなのかな。

◆涙雨とセレナーデ/河内遙
プロットは2つ。
・武虎、本郷家にて雛子を尋問する
・ヒナは菊之進と横浜へ

招かれた武虎、孝章様が席を外したタイミングを見計らって、
ヒナのスマホを雛子に見せて「君の秘密を僕は知っている」と言う。
「何もかもお見通しでしたのね」
と、涙があふれる雛子。

さらに「(目的を)云え! 云わねば……容赦はしない…!」
拳銃を突きつける武虎。
そんなもの、どこでどうやって入手した。

それはさておき、
ここからの涙ながらの雛子の語りがとても美しいのです。
是非読んでください。
恋する乙女の涙の、なんと清らかで美しいことか。

でも、主張するべきは主張し、
ヒナのことはペラペラしゃべらず、
むしろエサにして武虎と会う機会を作ろうとする。

さて、どうする武虎。
はるか未来人である彼は、雛子の一世一代の告白を受け止めるんでしょうか。

一方、ヒナと菊之進は、横浜行きの列車の中。
菊之進は天菊の格好をしてて、胸があるように見える。
詰め物してるんだろうけど、明治の頃は何を使ってたのだろう。

ヒナはカフェを10日もサボることになるけど、
今度はさすがにクビなのでは。

「キヨーケンてもうある?」ってセリフありますが、
崎陽軒は1908年(明治41年)創業。
劇中は明治40年のはずなので、
あと一年待たねばならない。

◆ながたんと青と-いちかの料理帖-/磯谷友紀
町子伯母さんに認めてもらうため、
料理コンテストに出場するいちか達。

伯母さんの回想シーン。
女性に選択権のない時代だったんだな、と。

周さんのハグ、ごちそうさまです(#^.^#)
「なんか少し熱かった」というのは、
病気か、働きすぎか、それとも。

◆やんごとなき一族/こやまゆかり
裏アカチェックて。
美保子さん、えげつないというか、ヒマというか。

◆美しいこと/木原音瀬・犬井ナオ
女装をカミングアウトしてうまくいく……はずもなく。

◆世界で一番早い春/川端志季
漫画雑誌の全作品まるごと模写!
雪嶋先輩、すごすぎ。
川端先生も、かつて別マを全模写したのだろうか。

なんだかんだ雪嶋先輩といい感じの真幌さんですが、
またリセットされるかもしれないんだよな。

◆ただの魔法じゃないの/六多いくみ
眉メイクテクニック。

◆幸子、生きてます/柘植文
台所の棒をハンドクリームで落ちなくしたら、
落ちてた日々が懐かしい、そんな話。
いや、落ちない方がいいと思う。

今時、スカーフが似合う人なんているのかな。

◆兄弟犬/ともえ
自由研究でもてあそばれる兄弟。
今回の小学生、魔太郎に似ている。

◆おいおいピータン!!/伊藤理佐
天井のシミなどを色んなモノに錯覚する話。
ナゾの連帯感。

◆神は細部に宿るのよ/久世番子
ペチコートとアンダースコートは同じもの。
へェーへェーへェー

夏の透けパンはぜひご用心していただきたいです。
我々もつい目がいっちゃうので。
いや、いかないようにしますけれども。

◆トラップ~危険な元カレ~/ruu
Palcyより出張掲載。電子版のみ。
彼氏と結婚目前で幸せなはずが、
元カレからSM調教を受けていた頃の写真が送り付けられ……。
リベンジポルノがテーマの作品。

「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」もそうだけど、
こういうのって刺さる人には刺さるんだなと思う。

松岡さんが一枚噛んでそう。


◎次号
表紙&巻頭カラー
「パーフェクトワールド」

巻中カラー
「ながたんと青と」
「美しいこと」

ハツキス連載作の番外編
「素敵なパーティーフリーク」
ふみさき
| 漫画・本::Kiss(キス) | 10:50 | comments (0) | trackback (0) |
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