2018,12,30, Sunday
表紙は「アレンとドラン」。
Kiss(キス) 2019年 02 月号 [雑誌]
「七つ屋 志のぶの宝石匣」
「彼と彼女のヒストリごはん」
は、休載です。
これまでの感想は
⇒漫画・本 KISS(キス)
◎作品感想
『アレンとドラン』麻生みこと
今回から、隔月号連載だそうです。
江戸川さんの新恋人は、パーフェクトお嬢様だった。
隣の隣の部屋に越してくるとか、まじ白鳥麗子。
しかもイヤミが通じない。
が、あっという間に破局。
「私だけを見てくれない」から。
ヒロインは、こんな手ごわい江戸川さんをどう口説き落とすんでしょうか。
元カレが押しかけてきたときは、
話をじっくり聞いてあげればいいのね。
(どこで役立つんだそんな知識)
『アリスとアマリリス』小沢真理
アリス、あっという間に中3。
ココは3歳。
キャッシング男(黄田)は、いまだにアリスママにご執心らしく、
元お手伝い宅を監視したりしている。
あんなすぐバレる監視はダメだろ。
黒服に黒塗り高級車て。
まあ、漫画だからね。
今回は理一くんに尽きますね。
アリスをわざと「覚えてない」フリして、
危険から遠ざけました。
これこそ愛ですよ。
『東京アリスgirly』稚野鳥子
IQがやたら高いイケメン(凛くん)、少女漫画あるある。
正直、説得力を感じる描写が伴うことはあまりない……。
『モトカレマニア』瀧波ユカリ
マコチと同居してる、柔軟剤のオンナ、初登場。
丸の内さくら(38)、小説家。
これまた中学生の頃の初恋を引きずってる、
かなーりこじらせた女性です。
それをネタに一発ヒットさせた。すごい。
そしてSNSの扱いも巧みで、
マコチのFacebookから一瞬でユリカを特定。
ある意味、気が合うんじゃないか、この二人。
「テープあるよ 3倍速でとったやつ」
回想のこのセリフに時代を感じますね。
3倍録画したテープは、画質が粗くて粗くて。
さて、マコチと丸の内さんに男女関係はあるのだろうか。
一緒のベッドで寝てるんだし、ないわけがない、のだが。
何かしらありそうな気がする。
ところで、メソ担(イイ女メソッド担当)が出てくるたびに、
「すごいよ! マサルさん」のメソ……を思い出して、笑っている私です。
『大人の問題提起シリーズ さけび』ももち麗子
堂林さん、思わぬ反撃にあって退却する。
声を腕力でどうになると思ってるのは、要するに虚勢です。
一旦くじかれると脆いもんです。
『東京タラレバ娘 リターンズ』東村アキコ
3話できっちりまとめました。
東村先生はすごいです。
ただのマヌケにしか見えなかった元カレ連中にきっちり見せ場を作って、
「結婚っていいな」って感じに締めくくるんだから。
ウェディングプランナーの男もイケメン。
でも残念、神父を目指してるので結婚できません
(カトリックですね。牧師はプロテスタント)。
オチまでちゃんとつけるんだから、
先生にはかないません。
『タラレBar』東村アキコ
タラレバさんも言ってるけど、
今回の相談者さんはすぐに休んだ方がいいです。
なんなら、親戚何人か死んだことにしてもいい。
「私がいないと会社orプロジェクトが回らない」って思うことはあるけど、
いなけりゃいないでどうにかなります。
『ホタルノヒカリBABY』ひうらさとる
素敵女子ママ、優華さんの一日。
こーいうできるママさん、すごい。
すごい、けど……個人のブログなんで言わせてほしい。
窮屈そう。息がつまる。
息子さんにも、ものすごいエネルギーと愛情注いでそうだけど、
それが、息子さんが嬉しいかというと、どうだろうね。
ある程度の年齢になると、うっとうしがるからね……親の心子知らず。
初デート記念日覚えてたダンナさん、さすがです。
『ながたんと青と -いちかの料理帖-』磯谷友紀
嵐山にお出かけ編。
お母さんの策略で、いち日さんと周さんの二人きり旅行に。
「教科書みたいなしゃべり方」と言われる周さん。
そら、関西で東京弁使ってたらね。言われますわ。
豪雨で予定外のお泊りになり、
なんだかんだで意識する周さん。
「子どもだけ作る」とか言っちゃういち日さん。
19歳と34歳、できんことはないと思います。
こういうのはお互い意識してドギマギするうちが楽しいんで、
今のうちだけですね。
料理:エビの鬼殻焼き。
『おひとり様物語』谷川史子
フィンランドの手作りクリスマスツリーがつなぐ縁。
アフロヘアーにメガネ……片桐仁さんを思い出す。
『カカフカカ』石田拓実
なかなか状況が動きません。
コミックスで読んだらなんともないのかもしれないが、
ここ数か月、ハッキリ事態が進まない。
長谷さんと一線を越えるでもなし、
シェアハウスを引き払うでもなし。
いっそ、亜希さんとあかりさんだけで住んだらどうでしょうか。
オトコ二人が、一長一短なんで。
『やんごとなき一族』こやまゆかり
愛人がいるのは、そりゃ勝手ですが、
死んだ後のゴタゴタが不可避なことを考えると、どうかなァ。
お義父さん、偉そう&愛人って、
金持ちの嫌なところ煮詰めたような人だな。
『コミンカビヨリ』高須賀由枝
「恋愛対象=抱きたいかどうか」
うん、わかりやすい。
すべてではないが重要なもののひとつ、だと思う。
『くちうつす』天沢アキ
谷村さんパパは、性欲が解消されたから書けなくなった、のだろうか。
たしかに、何かしら不満なり欲望がないと、
文章は書けない気もいたします。
『美談になんてならない』青木万里子
読み切り。
第25回「KissWAVE」シルバー賞受賞作。
こんなガツンとくる読み切りは久しぶりです。
タイトル通り、美しい話じゃない。みっともない話。
主人公は同棲してた彼女に、罪滅ぼしでお金を渡しましたが、
自己満足でしかなかった。
でも、それでいいと思う。
ケジメをつけるのが大事だと思う。
元サヤに戻すという、安易なハッピーエンドにしなかった作者さんは、
素晴らしいです。
『神は細部に宿るのよ』久世番子
ボアフリースの話。
洗濯できる。これ重要。
『おいおいピータン!!』伊藤理佐
クリスマスに再会して、カップルに。
地元ならではです。
『幸子、生きてます』柘植 文
幸子、課金する。動物園に。
それを路上の詩人のお兄さんに話す。
「(心に)カゼをひいてませんか?」って、
路上に座り込んでるお兄さんの方がひきそうだけど。
『兄弟犬』ともえ
この漫画のワンちゃんは、表情豊かで本当にかわいい。
犬用のおせちもあるんですね。
"What the fluff challenge"
(ワンちゃんにシーツを使ったトリックを仕掛けて、
その反応を楽しむ遊び)
これ、犬からしたら悪趣味だなぁと思いました。
録画してSNSでシェアまでされちゃあね。
私もね、実家で犬飼ってた頃、似たようなことはやったんで、
人の事は言えませんけど。
しかし、兄弟犬はだまされてばかりではなかった。
賢い。
『メイクはただの魔法じゃないの』六多いくみ
仕込みハイライトの話。
『七つ屋 志のぶの宝石匣 プチ番外編』二ノ宮知子
2ページの番外編。
二ノ宮先生はまだ治療中。
先生は、どうぞお大事に。
『Kiss2019 四季を楽しむ三角カレンダー』
作品リスト
1,2月 パーフェクトワールド
3,4月 七つ屋 志のぶ
5,6月 おひとりさま
7,8月 ホタルノヒカリ
9,10月 アリス
11,12月 やんごとなき
シール 兄弟犬、タラレバ
◎次号
表紙&巻頭カラー
海野つなみ「逃げるは恥だが役に立つ」
カラー
「カカフカカ」
「世界で一番早い春」
志真てら子「曖昧なカンケイ 番外編」
フレッシュ読み切り
是清 紋「A子とA男の金曜日」
他、3月号登場予定
「パーフェクトワールド」
「涙雨とセレナーデ」
「御手洗家、炎上する」
「長閑の庭」
Kiss(キス) 2019年 02 月号 [雑誌]
「七つ屋 志のぶの宝石匣」
「彼と彼女のヒストリごはん」
は、休載です。
これまでの感想は
⇒漫画・本 KISS(キス)
◎作品感想
『アレンとドラン』麻生みこと
今回から、隔月号連載だそうです。
江戸川さんの新恋人は、パーフェクトお嬢様だった。
隣の隣の部屋に越してくるとか、まじ白鳥麗子。
しかもイヤミが通じない。
が、あっという間に破局。
「私だけを見てくれない」から。
ヒロインは、こんな手ごわい江戸川さんをどう口説き落とすんでしょうか。
元カレが押しかけてきたときは、
話をじっくり聞いてあげればいいのね。
(どこで役立つんだそんな知識)
『アリスとアマリリス』小沢真理
アリス、あっという間に中3。
ココは3歳。
キャッシング男(黄田)は、いまだにアリスママにご執心らしく、
元お手伝い宅を監視したりしている。
あんなすぐバレる監視はダメだろ。
黒服に黒塗り高級車て。
まあ、漫画だからね。
今回は理一くんに尽きますね。
アリスをわざと「覚えてない」フリして、
危険から遠ざけました。
これこそ愛ですよ。
『東京アリスgirly』稚野鳥子
IQがやたら高いイケメン(凛くん)、少女漫画あるある。
正直、説得力を感じる描写が伴うことはあまりない……。
『モトカレマニア』瀧波ユカリ
マコチと同居してる、柔軟剤のオンナ、初登場。
丸の内さくら(38)、小説家。
これまた中学生の頃の初恋を引きずってる、
かなーりこじらせた女性です。
それをネタに一発ヒットさせた。すごい。
そしてSNSの扱いも巧みで、
マコチのFacebookから一瞬でユリカを特定。
ある意味、気が合うんじゃないか、この二人。
「テープあるよ 3倍速でとったやつ」
回想のこのセリフに時代を感じますね。
3倍録画したテープは、画質が粗くて粗くて。
さて、マコチと丸の内さんに男女関係はあるのだろうか。
一緒のベッドで寝てるんだし、ないわけがない、のだが。
何かしらありそうな気がする。
ところで、メソ担(イイ女メソッド担当)が出てくるたびに、
「すごいよ! マサルさん」のメソ……を思い出して、笑っている私です。
『大人の問題提起シリーズ さけび』ももち麗子
堂林さん、思わぬ反撃にあって退却する。
声を腕力でどうになると思ってるのは、要するに虚勢です。
一旦くじかれると脆いもんです。
『東京タラレバ娘 リターンズ』東村アキコ
3話できっちりまとめました。
東村先生はすごいです。
ただのマヌケにしか見えなかった元カレ連中にきっちり見せ場を作って、
「結婚っていいな」って感じに締めくくるんだから。
ウェディングプランナーの男もイケメン。
でも残念、神父を目指してるので結婚できません
(カトリックですね。牧師はプロテスタント)。
オチまでちゃんとつけるんだから、
先生にはかないません。
『タラレBar』東村アキコ
タラレバさんも言ってるけど、
今回の相談者さんはすぐに休んだ方がいいです。
なんなら、親戚何人か死んだことにしてもいい。
「私がいないと会社orプロジェクトが回らない」って思うことはあるけど、
いなけりゃいないでどうにかなります。
『ホタルノヒカリBABY』ひうらさとる
素敵女子ママ、優華さんの一日。
こーいうできるママさん、すごい。
すごい、けど……個人のブログなんで言わせてほしい。
窮屈そう。息がつまる。
息子さんにも、ものすごいエネルギーと愛情注いでそうだけど、
それが、息子さんが嬉しいかというと、どうだろうね。
ある程度の年齢になると、うっとうしがるからね……親の心子知らず。
初デート記念日覚えてたダンナさん、さすがです。
『ながたんと青と -いちかの料理帖-』磯谷友紀
嵐山にお出かけ編。
お母さんの策略で、いち日さんと周さんの二人きり旅行に。
「教科書みたいなしゃべり方」と言われる周さん。
そら、関西で東京弁使ってたらね。言われますわ。
豪雨で予定外のお泊りになり、
なんだかんだで意識する周さん。
「子どもだけ作る」とか言っちゃういち日さん。
19歳と34歳、できんことはないと思います。
こういうのはお互い意識してドギマギするうちが楽しいんで、
今のうちだけですね。
料理:エビの鬼殻焼き。
『おひとり様物語』谷川史子
フィンランドの手作りクリスマスツリーがつなぐ縁。
アフロヘアーにメガネ……片桐仁さんを思い出す。
『カカフカカ』石田拓実
なかなか状況が動きません。
コミックスで読んだらなんともないのかもしれないが、
ここ数か月、ハッキリ事態が進まない。
長谷さんと一線を越えるでもなし、
シェアハウスを引き払うでもなし。
いっそ、亜希さんとあかりさんだけで住んだらどうでしょうか。
オトコ二人が、一長一短なんで。
『やんごとなき一族』こやまゆかり
愛人がいるのは、そりゃ勝手ですが、
死んだ後のゴタゴタが不可避なことを考えると、どうかなァ。
お義父さん、偉そう&愛人って、
金持ちの嫌なところ煮詰めたような人だな。
『コミンカビヨリ』高須賀由枝
「恋愛対象=抱きたいかどうか」
うん、わかりやすい。
すべてではないが重要なもののひとつ、だと思う。
『くちうつす』天沢アキ
谷村さんパパは、性欲が解消されたから書けなくなった、のだろうか。
たしかに、何かしら不満なり欲望がないと、
文章は書けない気もいたします。
『美談になんてならない』青木万里子
読み切り。
第25回「KissWAVE」シルバー賞受賞作。
こんなガツンとくる読み切りは久しぶりです。
タイトル通り、美しい話じゃない。みっともない話。
主人公は同棲してた彼女に、罪滅ぼしでお金を渡しましたが、
自己満足でしかなかった。
でも、それでいいと思う。
ケジメをつけるのが大事だと思う。
元サヤに戻すという、安易なハッピーエンドにしなかった作者さんは、
素晴らしいです。
『神は細部に宿るのよ』久世番子
ボアフリースの話。
洗濯できる。これ重要。
『おいおいピータン!!』伊藤理佐
クリスマスに再会して、カップルに。
地元ならではです。
『幸子、生きてます』柘植 文
幸子、課金する。動物園に。
それを路上の詩人のお兄さんに話す。
「(心に)カゼをひいてませんか?」って、
路上に座り込んでるお兄さんの方がひきそうだけど。
『兄弟犬』ともえ
この漫画のワンちゃんは、表情豊かで本当にかわいい。
犬用のおせちもあるんですね。
"What the fluff challenge"
(ワンちゃんにシーツを使ったトリックを仕掛けて、
その反応を楽しむ遊び)
これ、犬からしたら悪趣味だなぁと思いました。
録画してSNSでシェアまでされちゃあね。
私もね、実家で犬飼ってた頃、似たようなことはやったんで、
人の事は言えませんけど。
しかし、兄弟犬はだまされてばかりではなかった。
賢い。
『メイクはただの魔法じゃないの』六多いくみ
仕込みハイライトの話。
『七つ屋 志のぶの宝石匣 プチ番外編』二ノ宮知子
2ページの番外編。
二ノ宮先生はまだ治療中。
先生は、どうぞお大事に。
『Kiss2019 四季を楽しむ三角カレンダー』
作品リスト
1,2月 パーフェクトワールド
3,4月 七つ屋 志のぶ
5,6月 おひとりさま
7,8月 ホタルノヒカリ
9,10月 アリス
11,12月 やんごとなき
シール 兄弟犬、タラレバ
◎次号
表紙&巻頭カラー
海野つなみ「逃げるは恥だが役に立つ」
カラー
「カカフカカ」
「世界で一番早い春」
志真てら子「曖昧なカンケイ 番外編」
フレッシュ読み切り
是清 紋「A子とA男の金曜日」
他、3月号登場予定
「パーフェクトワールド」
「涙雨とセレナーデ」
「御手洗家、炎上する」
「長閑の庭」
コメント
コメントする
コメント受付を停止します。海外からスパム投稿が多いため。
この記事のトラックバックURL
http://kodawari.sakura.ne.jp/blogn/tb.php/2136
トラックバック
Tweet |
TOP PAGE △