2018,10,28, Sunday
表紙は、タラレバ娘番外編。
Kiss(キス) 2018年 12 月号 [雑誌]
「七つ屋 志のぶの宝石匣」
「世界で一番早い春」
は、休載です。ご注意を。
これまでの感想は
⇒漫画・本 KISS(キス)
◎作品感想
◆『東京タラレバ娘 リターンズ』東村アキコ
完結から1年半、あの作品が帰ってきました。
3号連続だそうです。
倫子さんは結局、KEYと付き合わず。
清々しいほど変わってなく、
相変わらずイケメンを見て大はしゃぎ。
一方、マミちゃんの人生設計の手堅いこと!
大人しそうで、いい人そうなADの男性と結婚。
3人娘は「めっちゃフツー」とバカにしてましたが、
普通というのは、一番大事で、一番難しいことです。
その点に20代で気づけているマミちゃんはすごい。
尊敬する。
「恋愛やデートに貴重な時間を吸い取られずにすむんで
せいせいしてますよ」
人生のリソースは限られている。
どこに集中するかを割り切って考えられるマミちゃん、大物。
でもまあ、3人娘がしっかりしたら漫画にならないんで、
コレでいいんです。
後半は香さんの結婚式。
ブライズメイドって、小さい子がやるもんだと思ってましたが、
そうでないケースもあるのか。
ラストに出てきた2人組は、
映画みたく結婚式をブチ壊すんでしょうか。
そして、本当にKEYと倫子さんは終わったんでしょうか。
毒はあるけど、東村先生の漫画はやっぱり面白い。
◆『モトカレマニア』瀧波ユカリ
ユリカが脳内で大臣会議をする中、
マコチもまた脳内で会議していた。
何を言うべきかわからず黙ってしまう男と
それにいら立つ女、
両方の心理が面白いです。
……多少言葉に詰まるぐらい、勘弁していただけませんか。
少女漫画のイケメンって、
こういう場面できっちりキメ台詞を言うんですが、
マコチはそうでもないんですね。
◆『コミンカビヨリ』高須賀由枝
いちご狩りとばあちゃんの企み編。
佐村くん、別の人探せばいいのに。
◆『御手洗家、炎上する』藤沢もやし
御手洗弟、杏子の正体に疑惑をもち、尾行する。
それを機転と友達の協力で回避
(ニートの希一さんも協力してました)。
オフ会、十数年前だと、
たしかに「一部の変わった人たちの集まり」と思われても、おかしくないね。
◆『アリスとアマリリス』小沢真理
茜坂くん視点の回。
お家がでかいお屋敷で、親御さんはキャッシングの会社などを経営している。
どうみてもそのスジの人です。
茜坂くんは、下っ端の榎本さんと協力して、
アリスを借金取りの追跡から助けようとする
(追われるとしたら蒸発したアリスのパパじゃないかと思うのだが、
そこは気にしない方向で)。
そうとも知らず、アリスは
隣の席のイケメンといい雰囲気に。
◆『ホタルノヒカリBABY』ひうらさとる
赤ちゃんの初語(はじめてしゃべる言葉)をめぐる、
父母のドタバタ。
休日に早起きして弁当を作れる誠一さん。すごい。
◆『東京アリスgirly』稚野鳥子
欄外に
「作中で演じている『不思議の国のアリス』内のセリフにおいて、
読者の方に不快感を与えかねない表現がありますが~」
と注意書きがあるのですが、どこかわかりませんでした。
「狂ってる」って表現がNG?
◆『安らぎとその指先に』iko
読み切り。
癒しの美容師と、仕事ができる女性の話です。
時折ギャグタッチが挟まれるので、読みやすかった。
実際のところ、客商売してる異性といい感じになっても、
踏み出すのは度胸がいる。
うまくいった人はすごい。
◆『ながたんと青と -いちかの料理帖-』磯谷友紀
本日の料理は、「鶏フリカッセの親子丼」。
材料が多すぎるな。私にはできない。
周(あまね)さんの思惑がわかる回。
名家の三男坊も、それはそれで大変みたいです。
年の割に冷めた性格なのも、
親からぞんざいに扱われているゆえか。
今のところ、いち日さんに愛情はなさそうですが、
勤め先のシェフといち日さんが歩いてるのを見かけてしまい、
何やら思うところがある様子。
普通の漫画なら、嫉妬するでしょうが。
さて周さん、どうする。
◆『大人の問題提起シリーズ さけび』ももち麗子
結局、主人公は派遣先の会社をやめることになりました。
ああ無情。
部長が全面的に味方になってくれるはずもなく。
組合事務局にしても、派遣社員の言い分を聞くはずもなく。
ドラマみたいにセクハラ上司をやり込めることなんて、
できませんね。
続きが気になります。
◆『こいいじ』志村貴子
最終回1つ前!
ソータ、まめに「ちゃんとつきあおう」宣言。
春子さんの日記を読んで、ようやくふんぎりがついたらしい。
これからも山あり谷ありだと思います。
でも、美しく終わって良かったと思う。
まめのおひとり様エンドも想像しましたが、
やはり、恋愛漫画は好きな人と一緒になるのが一番です。
◆『おひとり様物語』谷川史子
40歳には、10代の若者はまぶしい。
◆『くちうつす』天沢アキ
「体の関係がないからこそ
どう戦えばいいかわからない」
安藤さんの苦悩が伝わります。
◆『水玉のシュクル』和田こま
ケーキ屋さんと、泣き上戸のシェフの話です。
サバランというのは、お酒が入ったお菓子なんでしょうか。
◆『幸子、生きてます』柘植 文
フキダシが欄外にはみ出してるせいで、
柘植先生のコメントが縮小されている。
タンゴ教室でのまさかの出会い。
まあ、あのバツ1はやめて正解だと思います。遊んでそうだし。
◆『神は細部に宿るのよ』久世番子
ローライズか、ハイウェストか。
ファッションの流行はめぐる。
キャミソールも、一昔前に流行してたのが
またはやってますしね。
◆『兄弟犬』ともえ
プンスカする弟犬がかわいい。
◆『おいおいピータン!!』伊藤理佐
「他の女の乳を揉んでる手」なんてわかるの?
◆『メイクはただの魔法じゃないの』六多いくみ
赤リップの話。
◎次号
こいいじ 最終回
東京タラレバ娘 リターンズ 表紙
ながたんと青と 巻頭カラー
アリスとアマリリス カラー
ホタルノヒカリBABY カラー
おかもととかさ「私の町の千葉くんは」読み切り
やんごとなき一族
パーフェクトワールド
カカフカカ
涙雨とセレナーデ
彼と彼女のヒストリごはん
長閑の庭
は1月号掲載
アレンとドラン
は2月号掲載
Kiss(キス) 2018年 12 月号 [雑誌]
「七つ屋 志のぶの宝石匣」
「世界で一番早い春」
は、休載です。ご注意を。
これまでの感想は
⇒漫画・本 KISS(キス)
◎作品感想
◆『東京タラレバ娘 リターンズ』東村アキコ
完結から1年半、あの作品が帰ってきました。
3号連続だそうです。
倫子さんは結局、KEYと付き合わず。
清々しいほど変わってなく、
相変わらずイケメンを見て大はしゃぎ。
一方、マミちゃんの人生設計の手堅いこと!
大人しそうで、いい人そうなADの男性と結婚。
3人娘は「めっちゃフツー」とバカにしてましたが、
普通というのは、一番大事で、一番難しいことです。
その点に20代で気づけているマミちゃんはすごい。
尊敬する。
「恋愛やデートに貴重な時間を吸い取られずにすむんで
せいせいしてますよ」
人生のリソースは限られている。
どこに集中するかを割り切って考えられるマミちゃん、大物。
でもまあ、3人娘がしっかりしたら漫画にならないんで、
コレでいいんです。
後半は香さんの結婚式。
ブライズメイドって、小さい子がやるもんだと思ってましたが、
そうでないケースもあるのか。
ラストに出てきた2人組は、
映画みたく結婚式をブチ壊すんでしょうか。
そして、本当にKEYと倫子さんは終わったんでしょうか。
毒はあるけど、東村先生の漫画はやっぱり面白い。
◆『モトカレマニア』瀧波ユカリ
ユリカが脳内で大臣会議をする中、
マコチもまた脳内で会議していた。
何を言うべきかわからず黙ってしまう男と
それにいら立つ女、
両方の心理が面白いです。
……多少言葉に詰まるぐらい、勘弁していただけませんか。
少女漫画のイケメンって、
こういう場面できっちりキメ台詞を言うんですが、
マコチはそうでもないんですね。
◆『コミンカビヨリ』高須賀由枝
いちご狩りとばあちゃんの企み編。
佐村くん、別の人探せばいいのに。
◆『御手洗家、炎上する』藤沢もやし
御手洗弟、杏子の正体に疑惑をもち、尾行する。
それを機転と友達の協力で回避
(ニートの希一さんも協力してました)。
オフ会、十数年前だと、
たしかに「一部の変わった人たちの集まり」と思われても、おかしくないね。
◆『アリスとアマリリス』小沢真理
茜坂くん視点の回。
お家がでかいお屋敷で、親御さんはキャッシングの会社などを経営している。
どうみてもそのスジの人です。
茜坂くんは、下っ端の榎本さんと協力して、
アリスを借金取りの追跡から助けようとする
(追われるとしたら蒸発したアリスのパパじゃないかと思うのだが、
そこは気にしない方向で)。
そうとも知らず、アリスは
隣の席のイケメンといい雰囲気に。
◆『ホタルノヒカリBABY』ひうらさとる
赤ちゃんの初語(はじめてしゃべる言葉)をめぐる、
父母のドタバタ。
休日に早起きして弁当を作れる誠一さん。すごい。
◆『東京アリスgirly』稚野鳥子
欄外に
「作中で演じている『不思議の国のアリス』内のセリフにおいて、
読者の方に不快感を与えかねない表現がありますが~」
と注意書きがあるのですが、どこかわかりませんでした。
「狂ってる」って表現がNG?
◆『安らぎとその指先に』iko
読み切り。
癒しの美容師と、仕事ができる女性の話です。
時折ギャグタッチが挟まれるので、読みやすかった。
実際のところ、客商売してる異性といい感じになっても、
踏み出すのは度胸がいる。
うまくいった人はすごい。
◆『ながたんと青と -いちかの料理帖-』磯谷友紀
本日の料理は、「鶏フリカッセの親子丼」。
材料が多すぎるな。私にはできない。
周(あまね)さんの思惑がわかる回。
名家の三男坊も、それはそれで大変みたいです。
年の割に冷めた性格なのも、
親からぞんざいに扱われているゆえか。
今のところ、いち日さんに愛情はなさそうですが、
勤め先のシェフといち日さんが歩いてるのを見かけてしまい、
何やら思うところがある様子。
普通の漫画なら、嫉妬するでしょうが。
さて周さん、どうする。
◆『大人の問題提起シリーズ さけび』ももち麗子
結局、主人公は派遣先の会社をやめることになりました。
ああ無情。
部長が全面的に味方になってくれるはずもなく。
組合事務局にしても、派遣社員の言い分を聞くはずもなく。
ドラマみたいにセクハラ上司をやり込めることなんて、
できませんね。
続きが気になります。
◆『こいいじ』志村貴子
最終回1つ前!
ソータ、まめに「ちゃんとつきあおう」宣言。
春子さんの日記を読んで、ようやくふんぎりがついたらしい。
これからも山あり谷ありだと思います。
でも、美しく終わって良かったと思う。
まめのおひとり様エンドも想像しましたが、
やはり、恋愛漫画は好きな人と一緒になるのが一番です。
◆『おひとり様物語』谷川史子
40歳には、10代の若者はまぶしい。
◆『くちうつす』天沢アキ
「体の関係がないからこそ
どう戦えばいいかわからない」
安藤さんの苦悩が伝わります。
◆『水玉のシュクル』和田こま
ケーキ屋さんと、泣き上戸のシェフの話です。
サバランというのは、お酒が入ったお菓子なんでしょうか。
◆『幸子、生きてます』柘植 文
フキダシが欄外にはみ出してるせいで、
柘植先生のコメントが縮小されている。
タンゴ教室でのまさかの出会い。
まあ、あのバツ1はやめて正解だと思います。遊んでそうだし。
◆『神は細部に宿るのよ』久世番子
ローライズか、ハイウェストか。
ファッションの流行はめぐる。
キャミソールも、一昔前に流行してたのが
またはやってますしね。
◆『兄弟犬』ともえ
プンスカする弟犬がかわいい。
◆『おいおいピータン!!』伊藤理佐
「他の女の乳を揉んでる手」なんてわかるの?
◆『メイクはただの魔法じゃないの』六多いくみ
赤リップの話。
◎次号
こいいじ 最終回
東京タラレバ娘 リターンズ 表紙
ながたんと青と 巻頭カラー
アリスとアマリリス カラー
ホタルノヒカリBABY カラー
おかもととかさ「私の町の千葉くんは」読み切り
やんごとなき一族
パーフェクトワールド
カカフカカ
涙雨とセレナーデ
彼と彼女のヒストリごはん
長閑の庭
は1月号掲載
アレンとドラン
は2月号掲載
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