マーガレットNo13(2018年6月20日号)感想
表紙は「メイちゃんの執事DX」。
モチーフは、不思議の国のアリスですね。


マーガレット 2018年 6/20 号 [雑誌]


「メイちゃん~」は無印合わせて既刊31巻(20+11)。
「花男」の37巻を超えるかもしれない。
そんな熱心に読んではいないですが、これはすごいですよ。

これまでの感想は
漫画・本 マーガレット

◎作品感想
◆メイちゃんの執事DX 宮城理子
カーテンに隠れてた「陛下」は、エリザベス女王? なんでしょうか。

◆「メイちゃんの執事DX」で学ぶ お嬢様English
9か国語をしゃべるって……Sランク執事は外交官もできそう。

◆矢神くんは、今日もイジワル。 藍川さき
澪(環と楓の幼なじみ)、とある事情で彼氏がいると友達に思わせたいので、
楓を一日レンタルする。

当然、雫(ヒロイン)からすれば面白くないわけで。

これは澪さんのワガママですね。
フリしてもらうなら、どこの馬の骨でもいいわけでしょう。
幼なじみだから頼みやすい&イケメン、ってことなんだろうな。

ここから、澪→楓の展開にもっていくんでしょうね。

◆つまさきだちのアリス 吉田夢美
アリス、悠太郎のバスケ試合を観戦し、
もろ保護者のようにふるまう。
これは悠太郎からすると恥ずかしい。

悠太郎が汗をユニフォームでぬぐうところが、
萌えポイントなんだろうな。多分。
あれをするとユニがまくれて腹チラします。

◆椿町ロンリープラネット やまもり三香
ふみの「一緒に寝たい」という提案、
先生は「したいに決まってるけど今はまだダメ」。

オトナのヒーローは、やっぱりこうでないとね。
すぐに寝るのは大人向け雑誌でいい。

暁先生も20代、実際のところ欲求が溜まっているはずでして、
毎日なかなか辛いものがあると、お察しいたします。

ラスト、マグロ漁船に乗ってるふみのお父さんが登場。
先生とひと悶着ありそう。

もしかすると終わりに向けて畳むのかもしれない。
でも、人気の作品だし、まだまだ続けるでしょう。

◆ふつうの恋子ちゃん ななじ眺
剣くんが愛子(恋子姉)とコッソリ会ってたのは、
恋子ちゃんの誕生日のお祝いメッセージ動画を撮るためだった。

それを密会と勘違いされた剣くん、
さすがにちょっとむくれてしまう。
でも帰り道はちゃんと恋子宅までエスコートする。
さすが、さすがです剣くん。

2人にとっては危機かもしれませんが、
こういうジェラシーも「若さ」を感じて、実にいいですね。

恋子宅からは、ちょうど一杯やってた長瀬(既婚だが嫁とこじれ中)と
話相手の愛子さんが出てくるところ。

まずい場面を見られた愛子さん、またなぐり書きタッチで暴走。
オーバーヒートしたロボットみたいになってます。
「ぷしゅー」って煙が出てます。

なんだかんだいって、うろたえてる愛子姉さんは可愛い。
そして長瀬を意識しているのは確実。
かといって、マーガレットで20代の火遊びをどこまで描くのか?
ななじ先生のさじ加減に期待。

◆アナグラアメリ 佐藤ざくり
あめりを巡り、帝斗と世堂の静かなバトルが始まる。
ヒロインを巡る2人のイケメン、これまた少女漫画の王道です。

「自分が帝斗に勝てるのはクレーンゲームくらい」と、
妙に謙虚な世堂くん。
「俺は嫌なヤツ」って自分で言っちゃう帝斗もおかしい。
でも、表裏があるよりいいかもしれない。

ぱっと見は帝斗が圧倒的有利ではありますが、
さてどうなりますか。

◆ショートケーキケーキ 森下suu
理久、天を押し倒して、服脱がしかけて……止める。
理久の過去話になったせいで、ソノ気がなくなったみたいです。

まあ、「かわいそう」なんて憐みの眼で見られるのは嫌ですよね。
立ち入って欲しくもないはず。
かといって、理久の育ちを聞かされれば、
誰だって「かわいそう」と思ってしまう。

泣いてしまった天から選手交代した千秋、
なんと「今週末俺の実家に泊まりに来なよ」と爆弾発言。

ヒロインとヒーローのお泊まりがまだなのに……。
おかしい。
こういうおかしいところが、この漫画の味ですね。

ちょっとアッチ系っぽくはあるけど、
「男の友情」の範囲内だと思います。うん。

◆僕に花のメランコリー 小森みっこ
弓弦の実母の墓参り。
高速バスにゆられて、一泊二日。
カップル2人のお泊まり旅行、何も起きないはずがなく……。

「洋服圧縮袋」なんてあるんですね。
花のセリフを読んで、改めて女性は物入りなんだなと思いました。
さすがのイケメン弓弦も、そのへんは疎いらしい。

オフショルの花さん、
「(露出の多い服は)好きで着てるだけです」
河原和音先生の「素敵な彼氏」でも、
「オシャレは相手のためじゃなく自分のためにするんだよ」って言ってましたね。

しかし、肌の露出は、気になるのも確かでしてね。
弓弦が一言いうのもわかるのです。

◆空色レモンと迷い猫 里中実華
涼くん、年越しを渚と2人きりで過ごしたい、と提案。
攻めまくります。
それは、さすがに親が認めづらいという気もしますが。

クリスマスは大和と2人きりだったのに。
大和が完全に道化です。お気の毒。

渚は、涼くんとのデート中に心臓ぶっ飛びそうでしたが、
一方で、昔の涼くんと今の涼くんは違う、
4年間の空白、気持ちのズレを感じてもいる。

里中先生は、いいですよ。
派手さや華はないけど、若者の揺れる気持ちをうまく描いていると思う。

さて、大晦日はどうなるでしょうか。

◆僕だって、キスしたい。 細堀ゆかり
主人公(男)が奥手、ヒロインが経験豊富な格差ラブコメ。

ヒーローからの初キスはほっぺ。
うん、頑張った。

◆愛が死ぬのは君のせい 桃森ミヨシ×鉄骨サロ
愛生の交通事故は「なかったこと」になった。

それと引き換え?に、一墨の中にいるワルツは、今回表に出てこず。
つまり素の一墨。

そして、愛生は一墨に、きっぱりフラれてしまう。

これは、変則的な三角関係なんでしょうか。
複雑です。
昔ならこういうのは好きでしたが、
今は話が整理しづらく、のめり込みにくい

そして、愛生を道路に突き飛ばした金髪イケメンは、
愛生の学校の保健室に勤務していた。
よく就職できたな……。

◆いけないこと、しよ? 碧井ハル
見開きを大胆に2度使用。
とりあえず主役の男女がくっついて、
次から嫉妬に燃える新キャラ♂が出てきそうです。

副生徒会長かな。

◆みにあまる彼氏 ほしの瑞希
いろはをカラオケ店まで尾行した日下部くん、
たまたま同じ店にいた元カノに、
余計な事をしゃべらないよう脅す。

割と怖いです。
壁ドン(威圧)してます。

元カノがよくある嫌な女だったのが残念。
ちょっと捻りが欲しいけど、サブキャラだから仕方ないか。

ほしの先生のヒロインのお友達は、毎回面白いですね。

◆バツイチJK 足立原光莉×小野友里恵
ひな実父、コケにされて退場。
まあ、当然の結果です。

この漫画は、ヒロインのきっぷの良さと
話の歯切れ良さがいいですね。

◆セイフクの女王様 花松あやか
学校の勉強とSMの勉強を同列に並べるなwww

男子が女子のタイツ(ニーソックス)を履くという、新手のプレイ。
破けそうな気がするけど、伸縮がすごいのだろうか。

◆彼氏サマにはあらがえない 須賀千夏
最終回。
なんだかんだ、ラブラブなところを見せて終了。

もうちょっと過激でもよかった気もします。
SMやってる漫画もあるくらいだし……。
マーガのセーフ・アウトの基準も中々難しい。

◆神宮寺の密約 須田かのん
最終回。

神宮寺家のパーティをめちゃくちゃにし、
ヒロインが言いたいこと言って終了。

ヒーローのどっちともくっつかない、
ちょっと珍しいラスト。
でも、ヒドイ人たちしかいなかったので、当然の結果といえる。

お金持ちにギャフンと言わせるのは良かったですが、
もう一ひねりあると尚よかった。
ケーキの中から出てくるとか。

お疲れ様でした。

◆円谷さん家 あだち
タナカ、金髪を元に戻す(お便りコーナーの話)。

◆うしろにS子さん 森ゆきえ
A田くん、T村さんの結界のおかげで10時間睡眠。
普通にうらやましい。

そもそもT村さんが何者なんだ。

◆マーガレット恋愛部 あだち
上原さん(彼氏もち)が婚活バスツアーでフラれた男性、お気の毒。
そもそも、上原さんがイベントに参加するのはまずくないか?
編集部に、あだちさんと同年代の女性が他にいないのかしら。

新たに合コンしたSEグループは好感触だったものの、
向こうから返事を保留される。
が、一週間後にグループ作成OKの返事。
おせぇ!


◎その他
「春は短し恋せよ男子。」
「瞬間グラデーション」
「乙女の放課後」
はお休み。

次号、「春は短し恋せよ男子。」が表紙&巻頭カラー。
「覚悟はいいかそこの女子。」実写化、椎葉先生の撮影現場ルポまんがあります。
| 漫画・本::マーガレット | 08:07 | comments (0) | trackback (0) |
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