2018,03,10, Saturday
表紙は「鼻下長紳士」です。
今回で最終回。
FEEL YOUNG(フィールヤング) 2018年 04 月号
これまでの感想は
⇒漫画・本 FEEL YOUNG(フィール・ヤング)
◎作品感想
◆鼻下長紳士回顧録/安野モヨコ
「才能とは
何か特別なことではなく
ただ ひたすら継続して書いていくことだと
自分を掘り下げ続けても絶望しない能力だと気づいたのだ」
ベテランの先生はいいセリフを描くなー、と思う。
これまでの話はほとんどわからないけど、
上のセリフだけで、読んで良かったと思うからね。
最終回、お疲れ様でした。
◆ボンクラボンボンハウス/ねむようこ
聖大が前回に引き続き甘い! 甘すぎる。
ベッドで迫りはするけど、彼女(一樹)の意思は尊重して最後までしない。
起きたらトーストと目玉焼きの朝ごはん……
完璧すぎる。
完璧すぎるゆえに、やっぱり最終的な相手ではない気がします。
◆違国日記/ヤマシタトモコ
笠町(槇生の元カレ)、槇生宅訪問。
興味津々の朝。このへんはお年頃。
笠町がいい男なんです。
いい男というか、できた人というか。
槇生さんと同世代とすれば35,6なんでしょうが、
朝のような中学生にも対等に接する。名刺も渡しちゃう。
上から目線の説教や教訓なんかも言わない。
「大人はきみらが思うより繊細なんだよ」
「おれは大人っていうか 彼女たちより聞き分けよくてつまんない奴なんだな」
できた人ですが、それゆえに槙生さんと別れたのか、
そんなことも思いました。
米と肉とブロッコリーの弁当、
私にもできそう。
槇生さんは、姉(朝の母)についてアンタッチャブル。
兄弟姉妹って、一番コンプレックスを抱きやすいからなぁ。
◆ネオナオンユニバース/大川ぶくぶ
400万はまあ厳しいな。
◆アヤメくんののんびり肉食日誌/町麻衣
私ねえ、初めて町先生をすごいと思いました。
桐生と仁英がエロス。そうとしか言えない。
挑発からの誘い受け
押し倒しキス
タバコの間接キス
最後は「私のこと好きなくせに」からの馬乗り
これが大人の駆け引きなんでしょうか。すごすぎ。
ただ、クリスマスで燃え上がった後はどうなるんだろう、
という気もする。
冷めたら元通りかも。
◆そろえてちょうだい?/いくえみ綾
スコティッシュは遺伝性疾患があるんだ。
難儀な品種なんだな……。
◆世界は寒い/高野雀
単行本1巻発売。
内容もいいですが、川谷康久さんの装丁もすごくいいです。
古賀のヒゲの元カレ、いいとこあるじゃないか。
毎回、左右の端っこにある「登場人物紹介」が、
メインキャラの苗字だけなんですね。
不親切なんだけど、作品の「寒さ」を産むのに一役買っている。
◆女王リターンズ!~ボンデージをもう一度!~/六反りょう
お子様が宇宙人なのがシュールでたまりません。
私、毎日デスクワークで腰痛持ちなので、
今回のぎっくり腰のくだりは身に沁みました。
◆いいね! 光源氏くん/えすとえむ
続編です。
タイムスリップしてきたのは、光源氏ではなく、頭中将。
泣きぼくろがセクシー。
◆TOKYO異邦人/じゃんぽ~る西
1996年、カレンさん初来日。
・ヤマンバギャル
・シノラー
めちゃ懐かしい。
ルーズソックスもこの頃だっけ……。
◆からっぽダンスR/阿弥陀しずく
久我は目つき怖いけどイケメンです。
「嫁に早く会いたいから(帰る)」、こんなセリフが素面で出るなんて。
◆はぐちさん/くらっぺ
ショートと4コマの2本立て。
はぐちさん達は警察の取り調べ受けたりしないのか……ヤボかな。
◆君はゴースト/染谷みのる
佐倉が刺されたのは演技で、
ナイフはオモチャでした。
筋書きを考えたのは佐倉。
小説家、という設定がちゃんと活かされてて良かったです。
事件が落着して、次回は最終回。
メインの2人がくっついて終わりなのか、
ヒネリがあるのか、楽しみにしてます。
◆リクエストをよろしく/河内遥
チーコとソータ、
ブレイクできないアイドルと芸人の初タッグ新番組の開始。
作品の山場に来た感じありますね。
この漫画、ラジオの現場と視聴者の、
見えないつながりを描いてるのが好きです。
以前河内先生が
「神田莉緒香のKANDAFUL RADIO」というラジオ番組にゲスト出演されてました。
漫画を作るコツは、
「1つきっちりと描いてから次へ進むこと」とのことです。
蛍の光と別れのワルツの関係って、初耳です。
◆にれこスケッチ/鴨居まさね
ブラシ作りの工程が描かれてます。
「ボンクラ~」もそうですが、
私は、こういうモノづくりのディテールが好き。
◆EVER GREEN UTOPIA 前編/松崎夏未
共学化する女子校が舞台。
ちょっと読みづらい。メイン2人がどっちも黒髪だったから。
◆きみが心に棲みついたS/天堂きりん
星名の黒い影法師が、時々コナンの犯人役みたいに見えます。
殺人を犯したのはやっぱり星名で、
星名母は彼をかばって懲役を食らった、ようです。
今回は、母親と飯田さん相手に本性むき出しにします。
「俺の人生絶好調だよ」、モンスター星名全開。
ただ、今回の行動で、
飯田さんというもう一人の怪物が目覚めてしまった気がする。
星名は制御しきれると思ってるかもしれませんが、
飯田さんは何するかわかりませんね。
それこそブッ刺されてもおかしくない。
それとも、星名は自分の命や社会的身分すら、どうでもいいのかもしれない。
◆婚姻届に判を捺しただけですが/有生青春
偽装結婚もの。
百瀬柊は義理の姉にずっと恋してる=童貞疑惑。
個人的に童貞というのはオイシイ素材ですが
(都陽子先生の「カレは女とシたことない」面白かった)、
お遊びか、プロの女性で経験あるでしょう……さすがに。
今回で最終回。
FEEL YOUNG(フィールヤング) 2018年 04 月号
これまでの感想は
⇒漫画・本 FEEL YOUNG(フィール・ヤング)
◎作品感想
◆鼻下長紳士回顧録/安野モヨコ
「才能とは
何か特別なことではなく
ただ ひたすら継続して書いていくことだと
自分を掘り下げ続けても絶望しない能力だと気づいたのだ」
ベテランの先生はいいセリフを描くなー、と思う。
これまでの話はほとんどわからないけど、
上のセリフだけで、読んで良かったと思うからね。
最終回、お疲れ様でした。
◆ボンクラボンボンハウス/ねむようこ
聖大が前回に引き続き甘い! 甘すぎる。
ベッドで迫りはするけど、彼女(一樹)の意思は尊重して最後までしない。
起きたらトーストと目玉焼きの朝ごはん……
完璧すぎる。
完璧すぎるゆえに、やっぱり最終的な相手ではない気がします。
◆違国日記/ヤマシタトモコ
笠町(槇生の元カレ)、槇生宅訪問。
興味津々の朝。このへんはお年頃。
笠町がいい男なんです。
いい男というか、できた人というか。
槇生さんと同世代とすれば35,6なんでしょうが、
朝のような中学生にも対等に接する。名刺も渡しちゃう。
上から目線の説教や教訓なんかも言わない。
「大人はきみらが思うより繊細なんだよ」
「おれは大人っていうか 彼女たちより聞き分けよくてつまんない奴なんだな」
できた人ですが、それゆえに槙生さんと別れたのか、
そんなことも思いました。
米と肉とブロッコリーの弁当、
私にもできそう。
槇生さんは、姉(朝の母)についてアンタッチャブル。
兄弟姉妹って、一番コンプレックスを抱きやすいからなぁ。
◆ネオナオンユニバース/大川ぶくぶ
400万はまあ厳しいな。
◆アヤメくんののんびり肉食日誌/町麻衣
私ねえ、初めて町先生をすごいと思いました。
桐生と仁英がエロス。そうとしか言えない。
挑発からの誘い受け
押し倒しキス
タバコの間接キス
最後は「私のこと好きなくせに」からの馬乗り
これが大人の駆け引きなんでしょうか。すごすぎ。
ただ、クリスマスで燃え上がった後はどうなるんだろう、
という気もする。
冷めたら元通りかも。
◆そろえてちょうだい?/いくえみ綾
スコティッシュは遺伝性疾患があるんだ。
難儀な品種なんだな……。
◆世界は寒い/高野雀
単行本1巻発売。
内容もいいですが、川谷康久さんの装丁もすごくいいです。
古賀のヒゲの元カレ、いいとこあるじゃないか。
毎回、左右の端っこにある「登場人物紹介」が、
メインキャラの苗字だけなんですね。
不親切なんだけど、作品の「寒さ」を産むのに一役買っている。
◆女王リターンズ!~ボンデージをもう一度!~/六反りょう
お子様が宇宙人なのがシュールでたまりません。
私、毎日デスクワークで腰痛持ちなので、
今回のぎっくり腰のくだりは身に沁みました。
◆いいね! 光源氏くん/えすとえむ
続編です。
タイムスリップしてきたのは、光源氏ではなく、頭中将。
泣きぼくろがセクシー。
◆TOKYO異邦人/じゃんぽ~る西
1996年、カレンさん初来日。
・ヤマンバギャル
・シノラー
めちゃ懐かしい。
ルーズソックスもこの頃だっけ……。
◆からっぽダンスR/阿弥陀しずく
久我は目つき怖いけどイケメンです。
「嫁に早く会いたいから(帰る)」、こんなセリフが素面で出るなんて。
◆はぐちさん/くらっぺ
ショートと4コマの2本立て。
はぐちさん達は警察の取り調べ受けたりしないのか……ヤボかな。
◆君はゴースト/染谷みのる
佐倉が刺されたのは演技で、
ナイフはオモチャでした。
筋書きを考えたのは佐倉。
小説家、という設定がちゃんと活かされてて良かったです。
事件が落着して、次回は最終回。
メインの2人がくっついて終わりなのか、
ヒネリがあるのか、楽しみにしてます。
◆リクエストをよろしく/河内遥
チーコとソータ、
ブレイクできないアイドルと芸人の初タッグ新番組の開始。
作品の山場に来た感じありますね。
この漫画、ラジオの現場と視聴者の、
見えないつながりを描いてるのが好きです。
以前河内先生が
「神田莉緒香のKANDAFUL RADIO」というラジオ番組にゲスト出演されてました。
漫画を作るコツは、
「1つきっちりと描いてから次へ進むこと」とのことです。
蛍の光と別れのワルツの関係って、初耳です。
◆にれこスケッチ/鴨居まさね
ブラシ作りの工程が描かれてます。
「ボンクラ~」もそうですが、
私は、こういうモノづくりのディテールが好き。
◆EVER GREEN UTOPIA 前編/松崎夏未
共学化する女子校が舞台。
ちょっと読みづらい。メイン2人がどっちも黒髪だったから。
◆きみが心に棲みついたS/天堂きりん
星名の黒い影法師が、時々コナンの犯人役みたいに見えます。
殺人を犯したのはやっぱり星名で、
星名母は彼をかばって懲役を食らった、ようです。
今回は、母親と飯田さん相手に本性むき出しにします。
「俺の人生絶好調だよ」、モンスター星名全開。
ただ、今回の行動で、
飯田さんというもう一人の怪物が目覚めてしまった気がする。
星名は制御しきれると思ってるかもしれませんが、
飯田さんは何するかわかりませんね。
それこそブッ刺されてもおかしくない。
それとも、星名は自分の命や社会的身分すら、どうでもいいのかもしれない。
◆婚姻届に判を捺しただけですが/有生青春
偽装結婚もの。
百瀬柊は義理の姉にずっと恋してる=童貞疑惑。
個人的に童貞というのはオイシイ素材ですが
(都陽子先生の「カレは女とシたことない」面白かった)、
お遊びか、プロの女性で経験あるでしょう……さすがに。
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