2018,03,05, Monday
ロンプラ、連載再開。
マーガレット 2018年 3/20 号 [雑誌]
私、特別ロンプラが好き・面白いというわけじゃないですが、
今のマーガの華はロンプラで、
お休みだとなんとなく物足りないな、と思う。
やまもり先生の色気ある絵柄がね、
あるとないでは、やっぱり雑誌として違う。
最大のネックは、ヒーローがけっこう大人なところ。
だからこそいいとも言えますが……。
これまでの感想は
⇒漫画・本 マーガレット
◎作品の感想
◆空色レモンと迷い猫/里中実華
表紙&巻頭カラー。
夜行バスで東京往復旅行。
尾道へ戻った渚と大和。
背中バキバキだと思うね。
渚、涼くんへのふんぎりをつけるべくカメラを捨てる。
傷心の渚を一人にしたくない大和は、
わざと連れまわして気をまぎらわせる。
大和は明らかに渚を意識してますが、
安易に「好き」と言わないあたり、さすが少女漫画のヒーローだと思います。
本心を打ち明けてはいけない。
ヒーローのモノローグを使う先生もいるけど、
私は使わず、ヒロインと読者を振り回す方が好き。
さりげなく尾道のフェリーを紹介してるあたりも、
地方漫画としてグッド。
里中先生はいい……。
◆ショートケーキケーキ/森下suu
「千秋と協力して、理久の生みの母親を探す」
「理久とすきをみてイチャイチャする」
「『両方』やらなくちゃあいけないってのが
ヒロインのつらいところだな」
これぐらいのバランスがいいかもしれない。
でもまあ、うまいこと千秋のポジションを確保したな、と思う。
普通ならヒーロー争いに負けてフェードアウトするところ。
寮生活だからできない、というのもあるか。
理久のお母さんは天の高校のOG(退学?)らしいですが、
それなら卒業者名簿に載ってるんじゃない、と思います。
今はそんなの閲覧できないのか、退学してるから名簿にないのか。
◆春は短し恋せよ男子。/椎葉ナナ
男子4人組の新連載。
別マ読者としては「虹色デイズ」を思い出さざるを得ない。
1話は、4人組のうち1人にフォーカス。
女子嫌い、男子同士が気楽。
うん、わかる。とても。
昔は、女性は「よくわからない人たち」で、
敬遠したい感じだった。遊ぶって発想がなかった。
椎葉先生は初めて聞きますがうまいですね。
◆椿町ロンリープラネット/やまもり三香
暁先生とふみ、ホテルの一夜のお楽しみタイムは、ありませんでした。
先生やる気満々なのにね。
マーガレットだしやっちゃっていいんじゃない? と思いますが、
後にとっておく、ということでしょうか。
先生が「ふみと会って初めて孤独なことに気づいた云々」と語ってますが、
「初めて」ってフレーズは、恋愛漫画でおいしいなあ、と思います。
さすが天然ジゴロ、暁。
畝田さんは今回で退場ですね。たぶん。
横からのカットを見ると、ふみさん結構ある。
先生が毎晩ガマンして一人寝してると考えますとねえ、
男として涙を禁じえません!
◆愛が死ぬのは君のせい/桃森ミヨシ×鉄骨サロ
一墨の中の人?のセリフ、
「自分は何者なのか、説明できるのか」というのは鋭いですね。
自分のことはわかっていそうでわかっていない。
それはさておき、ヒロイン愛生の一墨への一途さがいい。
前作は迷わせる感じだったので、今回は一直線な性格なのかも。
◆アナグラアメリ/佐藤ざくり
帝斗とあめり、2週間やりとりしてない。
若いと無限にも思える長さだと思う。
世堂がまた、絶妙なバランスなんですね。
傷心のあめりに電話してくる。
大丈夫じゃないことを察して、踏み込んでくる。
でも、「あめりが好きなのは帝斗」とわかっている。
彼の中でアメリはお友達で、異性ではないんですね。
ゆえに帝斗と張り合うつもりがまったくない。
読者的には邪魔な当て馬なんだけど、憎めない男。
◆僕に花のメランコリー/小森みっこ
弓弦の母親違いの兄・未来の回想。
小学生の素直じゃない描写がうまい。
マーガは、やたらと血のつながってない兄弟ネタの作品が多くなった。
SCC
メランコリー
こわれた王子くん
もちろん、意図したわけじゃないと思いますが。
登場しないけど、弓弦と未来の父ちゃんはいけない人です。
こういうのはフィクションの中だけにしといて欲しいもんですが、
そうもいかないのが世の中の不思議なところであり……。
◆矢神くんは、今日もイジワル。/藍川さき
某夢の国デートの続き。
うっかりキャラクターを似せないように慎重に描いてるのだろうと、
先生の苦労がうかがえる。
ペアルックTシャツをしぶしぶ着る楓。
耳当てにくらべればハードルは低いか。
◆アナログドロップ/あいだ夏波
亜紅、虎治郎にぞっこん惚れてしまう。
となると、1983年でのミッション失敗=亜紅死亡。
当然、何らかの方法で回避するんでしょう。
次回は山場ですね。
◆神様のえこひいき/小村あゆみ
弥白とケンタのいちゃいちゃタイム。
結構やることやっちゃう。
弥白は元カノにも優しくしちゃういいヤツで、
優先順位を間違えてしまいかけますが、
踏みとどまりました。
ふざけてても、この作品はまじめなメッセージを発している
そんな気がします。
神様と狐は、今回はさすがに静かです。
静かに見えて、内面ではいろいろはかどってるのかもしれない
(なにが?)。
◆バツイチJK/足立原光莉×小野友里恵
ヒロインの暴走ぶりがすごい。
いきなりヒーローとなし崩しに同居します。
「子供は何人ほしい?」
それ聞かれてノリノリで答える高校生がいたらすごいわ。
短期連載だからこそのスピード感ですね。
このまま突っ走ってください。
◆メイちゃんの執事DX/宮城理子
Sランク執事たちの万能ぶりもすごいけど、
一番すごいのは、
その執事の皆さんをいつの間にかたらし込むメイなのかもしれない。
これが主人公補正……!
◆神宮寺の密約(みそかごと)/須田かのん
腹違いの兄弟ネタが続いてるので、
もしやこの漫画もそうかも、と思ってしまう。
だって金持ちだよ。セレブだよ。
◆瞬間グラデーション/ひろちひろ
御徒町のデッサン時間。
誰も邪魔の入らない、ゆっくりとした時間がいいですね。
ヒロインの心理描写や表情が、とても色っぽいです。
◆きみはこわれた王子くん/雪森さくら
やっぱり、イケメン2人のどっちにするの、って話が受けるのかな。
Jewelryみたいな純情一途な漫画、好きなんだけど。
◆Jewelry-はねと小鳥の素晴らしき日々-/岩ちか
最終回。お疲れ様でした。
学園祭で、永遠の愛を誓ってエンド。
最後までラブラブ赤面漫画でした。
小鳥、3年までキスしてなかった。
すごい。
◆円谷さん家/あだち
編集タナカの頭髪をかけた東京マラソン!
結果が気になります。
(おたより部ネタ)
◆うしろにS子さん/森ゆきえ
S子さんがガラスに手がべったりついてるの、なんか違和感。
霊だからすり抜けられるんでは?
……漫画だからいいや。
理不尽な仕打ちを受け続けるA君がおもしろ、いや可哀想。
◆あざらし七変化/にとりささみ
クリオネは、なんであんな捕食するような進化をしたんだろう。
◆残念男子図鑑/しまあかね
スゴク勉強になります。
高校生男子諸君は、ウンチクを披露するより
デート中の彼女をよく見てあげてください。
◎その他
ふつうの恋子ちゃん
彼氏サマにはあらがえない
セイフクの女王様
マーガレット恋愛部
はお休みです。
次号は碧井ハル先生の「いけないこと、しよ?」開始。
以前聴覚障害の読み切り描かれてた方ですね。
実力派の方だと思うので、楽しみです。
マーガレット 2018年 3/20 号 [雑誌]
私、特別ロンプラが好き・面白いというわけじゃないですが、
今のマーガの華はロンプラで、
お休みだとなんとなく物足りないな、と思う。
やまもり先生の色気ある絵柄がね、
あるとないでは、やっぱり雑誌として違う。
最大のネックは、ヒーローがけっこう大人なところ。
だからこそいいとも言えますが……。
これまでの感想は
⇒漫画・本 マーガレット
◎作品の感想
◆空色レモンと迷い猫/里中実華
表紙&巻頭カラー。
夜行バスで東京往復旅行。
尾道へ戻った渚と大和。
背中バキバキだと思うね。
渚、涼くんへのふんぎりをつけるべくカメラを捨てる。
傷心の渚を一人にしたくない大和は、
わざと連れまわして気をまぎらわせる。
大和は明らかに渚を意識してますが、
安易に「好き」と言わないあたり、さすが少女漫画のヒーローだと思います。
本心を打ち明けてはいけない。
ヒーローのモノローグを使う先生もいるけど、
私は使わず、ヒロインと読者を振り回す方が好き。
さりげなく尾道のフェリーを紹介してるあたりも、
地方漫画としてグッド。
里中先生はいい……。
◆ショートケーキケーキ/森下suu
「千秋と協力して、理久の生みの母親を探す」
「理久とすきをみてイチャイチャする」
「『両方』やらなくちゃあいけないってのが
ヒロインのつらいところだな」
これぐらいのバランスがいいかもしれない。
でもまあ、うまいこと千秋のポジションを確保したな、と思う。
普通ならヒーロー争いに負けてフェードアウトするところ。
寮生活だからできない、というのもあるか。
理久のお母さんは天の高校のOG(退学?)らしいですが、
それなら卒業者名簿に載ってるんじゃない、と思います。
今はそんなの閲覧できないのか、退学してるから名簿にないのか。
◆春は短し恋せよ男子。/椎葉ナナ
男子4人組の新連載。
別マ読者としては「虹色デイズ」を思い出さざるを得ない。
1話は、4人組のうち1人にフォーカス。
女子嫌い、男子同士が気楽。
うん、わかる。とても。
昔は、女性は「よくわからない人たち」で、
敬遠したい感じだった。遊ぶって発想がなかった。
椎葉先生は初めて聞きますがうまいですね。
◆椿町ロンリープラネット/やまもり三香
暁先生とふみ、ホテルの一夜のお楽しみタイムは、ありませんでした。
先生やる気満々なのにね。
マーガレットだしやっちゃっていいんじゃない? と思いますが、
後にとっておく、ということでしょうか。
先生が「ふみと会って初めて孤独なことに気づいた云々」と語ってますが、
「初めて」ってフレーズは、恋愛漫画でおいしいなあ、と思います。
さすが天然ジゴロ、暁。
畝田さんは今回で退場ですね。たぶん。
横からのカットを見ると、ふみさん結構ある。
先生が毎晩ガマンして一人寝してると考えますとねえ、
男として涙を禁じえません!
◆愛が死ぬのは君のせい/桃森ミヨシ×鉄骨サロ
一墨の中の人?のセリフ、
「自分は何者なのか、説明できるのか」というのは鋭いですね。
自分のことはわかっていそうでわかっていない。
それはさておき、ヒロイン愛生の一墨への一途さがいい。
前作は迷わせる感じだったので、今回は一直線な性格なのかも。
◆アナグラアメリ/佐藤ざくり
帝斗とあめり、2週間やりとりしてない。
若いと無限にも思える長さだと思う。
世堂がまた、絶妙なバランスなんですね。
傷心のあめりに電話してくる。
大丈夫じゃないことを察して、踏み込んでくる。
でも、「あめりが好きなのは帝斗」とわかっている。
彼の中でアメリはお友達で、異性ではないんですね。
ゆえに帝斗と張り合うつもりがまったくない。
読者的には邪魔な当て馬なんだけど、憎めない男。
◆僕に花のメランコリー/小森みっこ
弓弦の母親違いの兄・未来の回想。
小学生の素直じゃない描写がうまい。
マーガは、やたらと血のつながってない兄弟ネタの作品が多くなった。
SCC
メランコリー
こわれた王子くん
もちろん、意図したわけじゃないと思いますが。
登場しないけど、弓弦と未来の父ちゃんはいけない人です。
こういうのはフィクションの中だけにしといて欲しいもんですが、
そうもいかないのが世の中の不思議なところであり……。
◆矢神くんは、今日もイジワル。/藍川さき
某夢の国デートの続き。
うっかりキャラクターを似せないように慎重に描いてるのだろうと、
先生の苦労がうかがえる。
ペアルックTシャツをしぶしぶ着る楓。
耳当てにくらべればハードルは低いか。
◆アナログドロップ/あいだ夏波
亜紅、虎治郎にぞっこん惚れてしまう。
となると、1983年でのミッション失敗=亜紅死亡。
当然、何らかの方法で回避するんでしょう。
次回は山場ですね。
◆神様のえこひいき/小村あゆみ
弥白とケンタのいちゃいちゃタイム。
結構やることやっちゃう。
弥白は元カノにも優しくしちゃういいヤツで、
優先順位を間違えてしまいかけますが、
踏みとどまりました。
ふざけてても、この作品はまじめなメッセージを発している
そんな気がします。
神様と狐は、今回はさすがに静かです。
静かに見えて、内面ではいろいろはかどってるのかもしれない
(なにが?)。
◆バツイチJK/足立原光莉×小野友里恵
ヒロインの暴走ぶりがすごい。
いきなりヒーローとなし崩しに同居します。
「子供は何人ほしい?」
それ聞かれてノリノリで答える高校生がいたらすごいわ。
短期連載だからこそのスピード感ですね。
このまま突っ走ってください。
◆メイちゃんの執事DX/宮城理子
Sランク執事たちの万能ぶりもすごいけど、
一番すごいのは、
その執事の皆さんをいつの間にかたらし込むメイなのかもしれない。
これが主人公補正……!
◆神宮寺の密約(みそかごと)/須田かのん
腹違いの兄弟ネタが続いてるので、
もしやこの漫画もそうかも、と思ってしまう。
だって金持ちだよ。セレブだよ。
◆瞬間グラデーション/ひろちひろ
御徒町のデッサン時間。
誰も邪魔の入らない、ゆっくりとした時間がいいですね。
ヒロインの心理描写や表情が、とても色っぽいです。
◆きみはこわれた王子くん/雪森さくら
やっぱり、イケメン2人のどっちにするの、って話が受けるのかな。
Jewelryみたいな純情一途な漫画、好きなんだけど。
◆Jewelry-はねと小鳥の素晴らしき日々-/岩ちか
最終回。お疲れ様でした。
学園祭で、永遠の愛を誓ってエンド。
最後までラブラブ赤面漫画でした。
小鳥、3年までキスしてなかった。
すごい。
◆円谷さん家/あだち
編集タナカの頭髪をかけた東京マラソン!
結果が気になります。
(おたより部ネタ)
◆うしろにS子さん/森ゆきえ
S子さんがガラスに手がべったりついてるの、なんか違和感。
霊だからすり抜けられるんでは?
……漫画だからいいや。
理不尽な仕打ちを受け続けるA君がおもしろ、いや可哀想。
◆あざらし七変化/にとりささみ
クリオネは、なんであんな捕食するような進化をしたんだろう。
◆残念男子図鑑/しまあかね
スゴク勉強になります。
高校生男子諸君は、ウンチクを披露するより
デート中の彼女をよく見てあげてください。
◎その他
ふつうの恋子ちゃん
彼氏サマにはあらがえない
セイフクの女王様
マーガレット恋愛部
はお休みです。
次号は碧井ハル先生の「いけないこと、しよ?」開始。
以前聴覚障害の読み切り描かれてた方ですね。
実力派の方だと思うので、楽しみです。
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