2018,03,04, Sunday
公開初日の3/3、観てきました。
8時台の上映のせいか空いてました。
たぶん、ほとんどは小瀧さんか高杉さんファンの若い女性です。
さしづめ私は、黒島さんか川栄さんファンのおっさんに見えたことと思う。
もともと原作漫画は読んでましたが、
それも2,3年前でうろ覚え。
⇒いくえみ綾「プリンシパル」感想
映画はめっちゃ楽しみだったわけではなく、
時間あったのでブログのネタになるかな、というぐらいの気持ちで観ました。
ですんで、冷めてる文章だと思いますがご容赦を。
いくえみ先生の作品の感想は、下記からどうぞ。
漫画・本 いくえみ綾
◎全体の感想
原作の再現度は80%ぐらいです。
大事な場面、名場面はおさえてたと思います。
タイプの違うイケメン2人にかまわれる高校生活という、
少女漫画の王道をゆくストーリー。
でもそれだけでは終わらず、
同級生とのイザコザや、親世代の恋愛を混ぜた
いくえみ先生の生活感ある描写が、
映画にも活かされていると思う。
大きく違う点。
(1)糸真がバレエやってという設定を追加
2度、札幌市街地をのぞむ丘でバレエするシーンがある。
これはタイトルの意味を強調するのと、
糸真の願望を印象づける、の2つの意味があると思う。
「人生の主役になりたい」というのが、
糸真の願いですから。
あとイケメン2人に挟まれてどうしても地味なので、
単独で映える場面がないとね。
(2)和央と弓さんの後半の話はカット
具体的には、キスを隠し撮りされてさあ大変、のあたり。
映画の尺の都合もあるし、
キスシーンの有無は高杉さんファンにとって重大なので、
削ったのでしょう。
他、印象に残ったのが、
札幌市街地を丘(山?)から遠景で眺めるシーン。
夏の北海道しか行ったことないので、
雪景色がとてもきれいで、良かったです。
◎キャスト別感想
◆黒島結菜(住友糸真役)
足軽の唯之助、現代にタイプスリップして女子高生に!(役者ネタ)。
黒島さんは充分に美少女なんですが、
いい意味で地味な演技ができている。
華はイケメン2人なので、
糸真はあくまでも平凡、等身大の女子高生でないといけない。
でも、それだけでもダメで、
時には大胆に行動しないといけない。
うまいこと両立させてたと思います。
「あたしはどこへも行けないんだ!」
「あたしも女ってことだ バーカ」
原作の名セリフが再現されてて良かったです。
◆小瀧望(舘林弦)
イケメン1号。
鑑賞後、ファンと思われる若い女性が泣いてました。
ラストで糸真とマジキスしてるシーンがショックだったみたいです。
「2回もやっててもう無理……」って。
そこまで入れ込める情熱がうらやましい。
ちなみに、上記の女性のお友達さんは
「晴歌ともチューしてたね」
「練習ではもっとやってるよね」と、
傷口に塩を塗り込んでました。
役者さん自体は、過不足なく演じられてたと思います。
ぶっきらぼうだけど、なんだかんだ気になる子には優しくしちゃう、
そんな素直じゃない思春期男子がよく出てました。
ただ弦のロンゲって、実写にするとイマイチだな……。
時代かな。
◆高杉真宙(桜井和央)
イケメン2号。
難しい役をこなされてました。
和央は一言でいうと王子様タイプの男子ですが、
時に激しく親友(弦)とぶつかったり、
時にはとても涙もろく
(自分がいなければ弦が支えを失う、と気づく場面)、
意外に感情のふり幅が大きい。
そして、弓さんには一途なアプローチをする情熱。
つかみどころのない「いくえみ男子」が再現できてたと思います。
◆川栄李奈(国重晴歌)
阿湖姫が、現代のしたたかでカワイイ女子高生に!
(懲りずにアシガールネタ)。
憎まれ役なんだけど憎めない感じは
うまく出せてました。
「いつからだバーカ!」が好き。
あれ動きがあっていいです。
残念なのは、北海道弁ネタがカットされてるところですね。
「しいたけって バッカみてえ」
(しいたけ=糸真の「したっけ」の聞き間違え)
「あいつは 自立しないばダメだ」
(あいつ=弦のこと
このセリフも糸真に「自立イナバウアー」と聞き間違えられる)
しかし冬場でもミニスカに生足って、すごいねJK。
……と思ったけど、スカート丈は糸真も同じくらいだった。
ニーソックスは履いてたけど。
◆谷村美月(舘林弓)
原作のバツイチ設定から「お見合い中」に変更。
まあ、話が重たくなるしね。
恋愛に対してかなり冷めている人だったが、
それもなくなりました。
マイルドになった反面、影は薄くなった。
まあ主役は糸真だから仕方ないけど。
◆市川知宏(金沢雄大)
本作の「大変お疲れ様でしたで賞」。
いわゆる当て馬。
晴歌の紹介でお試しで糸真とデート。
彼は本気になるものの、
糸真が実際に好きなのは弦で、
夏休みのキャンプ中に、それを見せつけられてしまう。
邪魔者扱いされる、かわいそうな役。
男として情けないところを見せないといけないし、
退場も後味が悪い。
同じ男として同情を禁じ得ない。
難しい上に嫌な役。
でもいい感じに、イマイチな三枚目役が出せてました。
市川さん、お疲れ様です。
……ほんとお疲れ様です!
◆鈴木砂羽(三浦真智)
糸真のお母さん。夫とは離婚しバツ3だか4。
ゴーイングマイウェイな愛に生きる人。
食いっぷりがいい。
ジンギスカン食べたくなる。
◆白石美帆(桜井由香里)
和央のお母さん。
特に何ってことはないけど、落ち着いてて良かったです。
◆森崎博之(住友泰弘)
糸真の父親。
奥さんとは別れていて、劇中で和央の母と再婚。
元ヨメと和央ママに挟まれて困ってる場面が印象的でした。
◆スミレ
和央の飼ってる犬。
かわいい。再現度100%。
8時台の上映のせいか空いてました。
たぶん、ほとんどは小瀧さんか高杉さんファンの若い女性です。
さしづめ私は、黒島さんか川栄さんファンのおっさんに見えたことと思う。
もともと原作漫画は読んでましたが、
それも2,3年前でうろ覚え。
⇒いくえみ綾「プリンシパル」感想
映画はめっちゃ楽しみだったわけではなく、
時間あったのでブログのネタになるかな、というぐらいの気持ちで観ました。
ですんで、冷めてる文章だと思いますがご容赦を。
いくえみ先生の作品の感想は、下記からどうぞ。
漫画・本 いくえみ綾
◎全体の感想
原作の再現度は80%ぐらいです。
大事な場面、名場面はおさえてたと思います。
タイプの違うイケメン2人にかまわれる高校生活という、
少女漫画の王道をゆくストーリー。
でもそれだけでは終わらず、
同級生とのイザコザや、親世代の恋愛を混ぜた
いくえみ先生の生活感ある描写が、
映画にも活かされていると思う。
大きく違う点。
(1)糸真がバレエやってという設定を追加
2度、札幌市街地をのぞむ丘でバレエするシーンがある。
これはタイトルの意味を強調するのと、
糸真の願望を印象づける、の2つの意味があると思う。
「人生の主役になりたい」というのが、
糸真の願いですから。
あとイケメン2人に挟まれてどうしても地味なので、
単独で映える場面がないとね。
(2)和央と弓さんの後半の話はカット
具体的には、キスを隠し撮りされてさあ大変、のあたり。
映画の尺の都合もあるし、
キスシーンの有無は高杉さんファンにとって重大なので、
削ったのでしょう。
他、印象に残ったのが、
札幌市街地を丘(山?)から遠景で眺めるシーン。
夏の北海道しか行ったことないので、
雪景色がとてもきれいで、良かったです。
◎キャスト別感想
◆黒島結菜(住友糸真役)
足軽の唯之助、現代にタイプスリップして女子高生に!(役者ネタ)。
黒島さんは充分に美少女なんですが、
いい意味で地味な演技ができている。
華はイケメン2人なので、
糸真はあくまでも平凡、等身大の女子高生でないといけない。
でも、それだけでもダメで、
時には大胆に行動しないといけない。
うまいこと両立させてたと思います。
「あたしはどこへも行けないんだ!」
「あたしも女ってことだ バーカ」
原作の名セリフが再現されてて良かったです。
◆小瀧望(舘林弦)
イケメン1号。
鑑賞後、ファンと思われる若い女性が泣いてました。
ラストで糸真とマジキスしてるシーンがショックだったみたいです。
「2回もやっててもう無理……」って。
そこまで入れ込める情熱がうらやましい。
ちなみに、上記の女性のお友達さんは
「晴歌ともチューしてたね」
「練習ではもっとやってるよね」と、
傷口に塩を塗り込んでました。
役者さん自体は、過不足なく演じられてたと思います。
ぶっきらぼうだけど、なんだかんだ気になる子には優しくしちゃう、
そんな素直じゃない思春期男子がよく出てました。
ただ弦のロンゲって、実写にするとイマイチだな……。
時代かな。
◆高杉真宙(桜井和央)
イケメン2号。
難しい役をこなされてました。
和央は一言でいうと王子様タイプの男子ですが、
時に激しく親友(弦)とぶつかったり、
時にはとても涙もろく
(自分がいなければ弦が支えを失う、と気づく場面)、
意外に感情のふり幅が大きい。
そして、弓さんには一途なアプローチをする情熱。
つかみどころのない「いくえみ男子」が再現できてたと思います。
◆川栄李奈(国重晴歌)
阿湖姫が、現代のしたたかでカワイイ女子高生に!
(懲りずにアシガールネタ)。
憎まれ役なんだけど憎めない感じは
うまく出せてました。
「いつからだバーカ!」が好き。
あれ動きがあっていいです。
残念なのは、北海道弁ネタがカットされてるところですね。
「しいたけって バッカみてえ」
(しいたけ=糸真の「したっけ」の聞き間違え)
「あいつは 自立しないばダメだ」
(あいつ=弦のこと
このセリフも糸真に「自立イナバウアー」と聞き間違えられる)
しかし冬場でもミニスカに生足って、すごいねJK。
……と思ったけど、スカート丈は糸真も同じくらいだった。
ニーソックスは履いてたけど。
◆谷村美月(舘林弓)
原作のバツイチ設定から「お見合い中」に変更。
まあ、話が重たくなるしね。
恋愛に対してかなり冷めている人だったが、
それもなくなりました。
マイルドになった反面、影は薄くなった。
まあ主役は糸真だから仕方ないけど。
◆市川知宏(金沢雄大)
本作の「大変お疲れ様でしたで賞」。
いわゆる当て馬。
晴歌の紹介でお試しで糸真とデート。
彼は本気になるものの、
糸真が実際に好きなのは弦で、
夏休みのキャンプ中に、それを見せつけられてしまう。
邪魔者扱いされる、かわいそうな役。
男として情けないところを見せないといけないし、
退場も後味が悪い。
同じ男として同情を禁じ得ない。
難しい上に嫌な役。
でもいい感じに、イマイチな三枚目役が出せてました。
市川さん、お疲れ様です。
……ほんとお疲れ様です!
◆鈴木砂羽(三浦真智)
糸真のお母さん。夫とは離婚しバツ3だか4。
ゴーイングマイウェイな愛に生きる人。
食いっぷりがいい。
ジンギスカン食べたくなる。
◆白石美帆(桜井由香里)
和央のお母さん。
特に何ってことはないけど、落ち着いてて良かったです。
◆森崎博之(住友泰弘)
糸真の父親。
奥さんとは別れていて、劇中で和央の母と再婚。
元ヨメと和央ママに挟まれて困ってる場面が印象的でした。
◆スミレ
和央の飼ってる犬。
かわいい。再現度100%。
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