細川貂々「ねたみパンダ」
2009年9月、中経出版発行。
「ツレがうつになりまして。」で知られる、細川貂々さんの不条理?ショートコミック。

ねたみパンダ

「人をねたみたくなったらオレに言え
オレがかわりにそいつをねたんでやるっ」

そんな変わったパンダと、変わったお友達のお話。

細川貂々さん・望月昭さんご夫妻の関連作品の感想は、
カテゴリからご覧ください。

◎初出
2001年~2005年まで、少女漫画雑誌「クッキーBOX」に連載。
掲載時のタイトルは「フーフー猫(マオ)」。


◎登場人物
ねたみパンダ
幸せなヤツを見ると、ピコピコハンマーでぶちのめさずにはいられないパンダ。
貂々さん自身が、自称「マイナス思考クィーン」で世の中のいろんなことをねたんでおり、
パンダに代弁させよう、と考えて生まれたキャラクターらしい。

連載当時、作品は打ち切られるばかりで、唯一「低空飛行」で続いていたのが「ねたみパンダ」のみ。
生活の柱だったツレはウツでダウン。
それは妬みたくもなる。
この辺の経緯は「ツレがうつになりまして。」「イグアナの嫁」に詳しいです。

あこがれ猫
とりあえず、どんなことにもあこがれる猫。

マオ
ねたみパンダとあこがれ猫と暮らしている?人間の少女。
友達に彼氏ができてはねたみ、夏の海でカップルを見てはねたみ、
その怒りをねたみパンダに解消してもらっている。
「ツレ」さんいわく、マオの性格は貂々さんそのまま、らしい。


◎内容
特に意味もオチもないです。
「ひとをねたむのはやめましょう。そうすれば幸せになります」といった教訓もないです。
ただひたすら、パンダが非生産的にねたむだけ。

当時、ウツだったツレさんは、
「僕はダメダメなんだが、この人もしょーもないなぁ」
と呆れつつも癒されていたとか。

同じねたみ人間としては、こういうストレスの昇華方法もアリだな、なんて思いました。
漫画が書けなくても文章なら書けるし。
公開しなくても、日記にガリガリ書けばいい。
イライラした時は文章にすると落ち着く、とどこかの精神科医の本にもあった気がする。

ほんと漫画としてはしょーもないし、何のためにもならないですけど、
「ツレうつ。」でブレイクする前の貂々さんに興味がある方は、一読してみてはいかがでしょうか。
| 漫画・本::細川貂々/望月昭 | 16:49 | comments (0) | trackback (0) |
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