河原和音「青空エール」65話感想(別冊マーガレット2014年9月号)
毎月13日おなじみ、青空エールの感想です。
書いてるのは12日ですけど。
なんでか知りませんが、Amazonで注文したらこの日届いたので、早速読ませてもらいました。



これまでのお話はカテゴリからご覧ください。

◎今月のあらすじ、の前に宣伝


青空エール(16)/Amazon


単行本16巻、8月25日発売です。

今月のカラーページで単行本の表紙も拝めるんですが、山田がかっけえ
照りつける太陽! 日焼けした肌! したたる汗! ほとばしる気合! という感じです。

坊主頭の高校球児(しかもヘルメットつき)を、普通ここまで凛々しく描けませんよ。
河原先生、さすがです(何様)。


◎今月のあらすじ(ネタバレ含む)

南北海道大会決勝、青雲第一vs白翔。

2回、白翔の攻撃。
先頭バッターは4番山田。左ひじ付近に当たるデッドボール。
その後、後続が倒れて無得点。
当然、つばさは平常心ではいられません。

直後、青雲が均衡を崩す。
城戸をとらえて一気に4点を入れます。

……?

スコアが

青雲 004
白翔 00

って、先月と先攻・後攻が逆になってますね

編集さーん……。

まあ、いいでしょう。
野球漫画じゃないんだから、先だろうが後だろうが些末な事です。
でも野球好きとしては、野球というスポーツが適当に扱われているようで悲しいぞ。

単行本で整合性とってくればいいですが。

つばさ、
「勝ってなんで言わなければよかった 大介くんが責任感じるよーなこと言わなければよかった」
と早くも後悔モード。

いや、あきらめるにゃまだ早いよ。
最近、高校野球で8点差をひっくり返した試合もあるし(石川大会の星稜-小松大谷戦。しかも9回の1イニングだけで!)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball_hslocal/2014/?a=ishikawa

当然、グラウンドで戦う男たちはあきらめない。
山田はいつも通り笑顔でチームを引っ張ります。

「あせってでかいの狙うなよ!!」
そう、これが大事。
点差をつけられるとどうしてもあせりますが、時間制限のない野球で急く必要は全くない。
といっても、実際ビハインドで平常心を保つのは相当難しいことでしょう。

3回裏、白翔の攻撃は無得点。
「まだ次の回があるよ」と自らを励ますつばさ。

青雲 004
白翔 000

ゲームが進行していく中で、つばさは今までの山田との思い出を振り返ります。
具体的には、1年夏のサヨナラ悪送球などですが……ここを読んでる人は良く知ってるだろうからカット。

今月は、大河ドラマでいう終盤の回想モードみたいな趣がありますね。
「楽をしてる」なんて皮肉じゃないですよ。
むしろいいんです。ここまで数年かけて丹念にエピソードを積み上げているから、
つばさのモノローグが活きてくる。読者に共感を与えるというか。

青雲 004 000 00
白翔 000 200 0

試合は2点差のまま進み、一気に終盤。
8回裏、白翔は2死満塁のチャンス。
ここで迎えるバッターは山田。

「Tpがあってよかったな 私 声小さいから
うまくきもちも いえないから」


そんなこともないと思うが……告白がド直球だったと思う。

「今 Tpがあってよかった」
そう、木管楽器じゃなくてよかった。屋外だと音聞こえないから(木管の方、すみません)。

つばさの演奏を背に、長打をかっとばす山田。
ランナーを3人まとめて帰して逆転!
こないだの満塁ホームランといい、いつの間にこんな打力がついたんだろう。

青雲 004 000 00
白翔 000 200 03

9回表、青雲も粘って2死一、二塁。
つばさの頭には1年夏のサヨナラエラーがよぎりますが……9回表だからいまいち緊迫感がない

が、あのときの山田ではありません。
三盗をこころみたランナーを見事なスローイングで刺し、ゲームセット!

青雲 004 000 000 = 4
白翔 000 200 03X = 5

たぶん実況、『白翔高校 17年ぶりの甲子園ー!!』
やっぱり17年ぶりなんだ。じゃあつばさの小さい頃に観た甲子園って、一体……。

ちょいちょい気になる箇所はあったものの、白翔が勝ちました。
つばさは大泣き。

試合後、久々な気がする杉村先生。
「(甲子園の)日程はコンクールとかぶらないので 全員で応援に行きましょう!!」

2014年を例にとると、

夏の甲子園 8/9~(台風のため実質8/11~になりました)

吹奏楽コンクール
札幌地区 8/4
北海道 9/4
全日本 10/26

で、実際かぶりません。

※吹奏楽コンクールは中学、大学、一般などいくつかの部門がありますが、ここでは高校の部の日程を書いてます
http://www.ajba.or.jp/competitionyosen2014.htm

人数が多い名門になると、応援専門とコンクール専門の部隊に分けたりもするとか……閑話休題。

落ち着いたつばさは、もうひとつの山田との約束を思い出します。

「でもまだ甲子園あるもんね
大介くん がんばらなきゃだよね
甲子園終わってからかなあ」

そんな遠慮せんでもいいのに。
いや、これはね、様式美なんですね。
告白は男から、が王道なんです(わかったようなことを言う30代独身男)。

で、その夜。
早速山田から「会いたい」とメールが。

制服から着替える間もなく、家の近所? で落ち合う二人。
考えてみると早朝もこんな感じだったな。

で、その後は……。
くどくど描くまでもなく皆さん想像できるかと思います。

とりあえず山田のセリフ抜粋すると
「彼女になってくれる? 気持ち変わってねーから」
「目 つぶって」
「やっぱやめるわ!! 甲子園終わってからにするわ!!」

ハイ、以上! もうこれ以上ディテールを描写すると俺の中の決定的な何かが切れるので、勘弁してください。

夏の甲子園に向けて、気持ちを新たにする二人でした。以下次号。


◎感想
山田、夜のリードは未経験の模様(親父ギャグ)。

本筋はそこじゃなくて、もちろん野球です。
先月号を見た感じ、負けさせることも考えていたのかと思いましたが、
ちゃんと勝ちました。

個人的には、これで良いと思います。
やっぱり若い人たちの読む物語ですから、ハッピーエンドでなくては。
この感想を書いてるのは、みずみずしさの欠片もない野郎ですがね。

さて、今後気になるのが、野球部がどこまで勝ち進むか、です。
優勝しても決勝は8/20だからコンクールには支障はないが、練習時間は着実に削られる。
おそらくそのへんを書くんじゃないかな、と思います。

実際、自分も高校時代に野球部の応援に行ってましたが、
コンクールの練習ができないとぼやく部員がいましたからね。
あと、応援で力任せの吹き方がしみついてしまい(音がでかければいいので)、技術が落ちるなんて話もあったな。

あとは、ここ最近顔も出てこない葛西さん達1年生の話でもあるかな。
それとも城戸が脇田の前でいいところを見せるか。
それで脇田が惚れるってのも考えにくい気がするけど。

多能? どうでもいいです(酷い)。

来月号は青空エールはお休みとの事。
代わりに読み切りがあるというわけでもなく、本当にお休みのようです。
皆さんご注意を。


◎今月の河原先生
新しい担当さんのスタンプセンスがさいこうすぎます


◎俺物語23話1行感想
回が進むごとに、顔面が適当になってる気がする。ヒーローがイケメンでないと何でもありだな。
| 漫画・本::河原和音「青空エール」 | 23:05 | comments (4) | trackback (0) |
コメント
無花果さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

試合そのものは、ハラハラする前に終わっちゃった感がありますね。
まあ、そこは野球漫画じゃないので、しょうがないかという気はします。
山田の見せ場は、しっかりページとってましたけど。

甲子園の試合は描くかどうか、気になりますね。
もしかすると選手宣誓の場面を描写するかも。


それでは、また。
| 惣一郎 | EMAIL | URL | 14/08/14 00:44 | IalSUzE2 |
惣一郎さん、こんばんは(_ _)無花果デス。
今月も13日かと思っていたんですが、まさかの12日…。少し気付くのが、遅かったです…(・_・;)
今月は…大介くん勝ってしまった~(≧∇≦)(°□°;)!! かっこいいの一言ですねっっ♪もうハラハラドキドキしながら、スクロールしてたんですが…。
でも少し残念だったのが、試合。先月といい、やっぱり残念でした(>_
| 無花果 | EMAIL | URL | 14/08/13 23:04 | DdN0Pa9I |
ときぞうさん、こんにちは。
毎月ありがとうございます。
どうも最近はページが表示されなかったり、されるまでに時間がかかることが多いです。
すみません。

私は明日、新幹線で帰省します。毎年のことですが、混雑してるでしょう。

お盆進行だから普段より早かったんですね。謎が解けました。σ(^^)

「17年ぶり」の謎、今後説明されることがあるんでしょうか。いやなさそう(反語)。
しれっと単行本で直ってるかも。

>第91回の南北海道代表って、札幌第一
青雲第一という名前も、そこから来ているんでしょうね。
前号からちょっと考えてましたが、あえてこの第91回にしたのは、連載前に取材した子たちに合わせたんじゃないかと思います。
第91回、つまり2009年夏に3年を迎えたと。

連載開始が2008年ですから、この二人、6年も読者をやきもきさせたわけですね。
長い長い。
ヨウも伊藤先生も2、3巻あたりで落ちてた(誤解を招く言い方)ことを考えると、
山田のストイックぶりが際立ちます。
少女マンガってそんなに読んでないですけど、かなり異例なのでは。

甲子園、せっかくなので1話割いて欲しいところです。
あの風景と雰囲気は特別ですから。


それでは、また再来月に。
| 惣一郎 | EMAIL | URL | 14/08/13 12:07 | Y945Kht2 |
惣一郎さん、おはようございます。ときぞうです。新千歳空港なう。

昨日「もしかするとお盆進行かも。」と、いつもの駅ビル内の書店に。

あったよ!冗談ではなく手を震わせて読みました。ここ数日「なんか気持ちがモヤモヤする。……青空エールだ!」と言うおよそ大人とは思えない暮らしぶりだったので。

「17年ぶり」って言うのは変わらなかったですね。つばさ家族が見ていたのは、N●K札幌放送局辺りが作った特番とでもします。私の中で(やけくそ気味な仮定)ちなみに第91回の南北海道代表\って、札幌第一なんですよねぇ。

試合展開は割とあっさりしてましたね。まぁスラダンやキャプ翼、天下一武道会並に長くても困るけど(笑)。

そして!は、は、晴れてつばさが大介の彼女に昇格(違)!長かった……日本中の読者を毎月悶絶させた二人がとうとう…………すみません……ちょっと泣いてきます……(物陰に退避)。

私「良かったねぇぇ二人とも〜〜。」
大 つ「…………」
私「あぁでも周りに人がいないかちゃんと確認するのよ! おばさんみたいな人が見てるかもしれんからね!」
大介「おばさん帰ってくれないスか?」

妄想劇場 終

来月はお休みですか。……まさか再開時の展開は「大介くんの夏は」的なつばさのモノローグでさらっと終わる、とかじゃないですよね……

久しぶりにスカッとした気持ちになりました(^_^)。二人の夏が1日でも長く続けばいいなー。

ではまた来月やって来ます。私はこれから夫の実家へ行ってきます。アウェイ戦だゼ!(サムズアップ)
| ときぞう@道央 | EMAIL | URL | 14/08/13 10:02 | APT6jZlU |
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